このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題とする「誇大な宣伝や広告」とならないよう配慮しコンテンツを制作しておりますので、安心してお読みください。問題のある表現が見つかりましたら お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。`
回線速度の目安完全版|快適な通信のための3つの対策とは
モバイルWi-Fiは、外出先でもインターネットを快適に使えるようになる便利なアイテムです。モバイルWi-Fiの導入を検討している人も多いのではないでしょうか?
しかしモバイルWi-Fiの種類も増えており「どのモバイルWi-Fiを選んだらいいの?」「Ping値ってなに?」など、悩みを抱えている人もいますよね。
この記事では、回線速度の基礎知識や快適に通信できる速度の目安、回線速度を正確に測る方法などを紹介します。
この記事を読むと、自分にあったモバイルWi-Fiを探す参考になるでしょう。
この記事でわかること
・回線速度の基礎知識
・快適に通信できる速度の目安
・回線速度を正確に測る方法
・快適に使えるモバイルWi-Fiの種類
モバイルWi-Fiの回線速度の目安を知る前に|回線速度の基礎知識
回線速度について深く知らない人も少なくないでしょう。
回線速度の基礎知識について触れることで、回線速度の目安がよりわかりやすくなります。では詳しく見ていきましょう。
上り速度:アップロードスピード
上り速度とは、インターネット上にデータをあげる速度を指します。
インターネットにデータをアップロードする速さは、上り速度の高さに比例します。数値が高くなればより速度が上がりインターネットが使いやすくなります。データをアップロードする場面は、メールやLINEを送るときやテレワークでデータを送信するときです。
メールやLINEの送信は、少ない容量で済むことが多く、上り値の数値があまり大きくなくても、問題なくやりとりできます。
しかし、動画のアップロードや仕事で容量の大きいデータを送信する場合は、上り値の速度は意識しましょう。具体的な目安スピードは次章以降で詳しく紹介します。
下り速度:ダウンロードスピード
スマホやパソコンを使う際、受信速度の速さを表すのが下り速度です。
スマホやパソコンを使う中で、データを受信している場面は意外に多いです。例えば、YouTubeの動画を視聴するときやLINEのメッセージの受信などが考えられます。
メールやLINEなどのツールは、速度制限にかかっていなければ快適にインターネットを使えるので、回線速度がある程度低くても問題ありません。
しかし、動画視聴や容量の大きいデータを受信する場合、下り速度が速くないと満足に動画が見られない、データがいつまでも届かないことにもつながります。
インターネットを当たり前に使う現代で、下り速度が低いことでストレスを感じる人もいるでしょう。
インターネットをより快適に使いたい人は、候補にあげているモバイルWiFi下り速度を意識してみると、自分に合ったモバイルWi-Fiが見つかります。
Ping値:応答速度
Ping値は、数値が低いほど回線の応答速度が速くなり、通信環境が充実していることになります。
Ping値を表す数値は「ms(ミリ秒)」と表記されるので覚えておきましょう。
回線の速度が気になる人は、上り速度と下り速度をチェックするだけで問題なく回線を利用できます。しかし、趣味がゲームの人はPing値の確認をおすすめします。
Ping値が低いと、ゲームでラグが起きることも減るので、よりゲームを楽しめるようになるでしょう。
回線速度はどのくらい出ていれば適正値?|快適に通信できる速度の目安
回線速度の大体の目安を知っておくことで、モバイルWi-Fiを導入するときに、どれくらい快適に使えるかイメージしやすいでしょう。
「快適に使える数値はよくわからない」という人もいますよね。回線速度について詳しく見ていきましょう。
上り速度の目安:1Mbps〜10Mbps
上り速度を意識する場面は、メールやLINEのメッセージ、仕事のデータ送信するときが考えられます。メールやLINEのメッセージ送信は、上り速度が低くても問題なく送信できることが多く「1Mbps」あればやりとりに困ることは少ないでしょう。「10Mbps」あれば大体のデータ送信は行えます。
注意が必要なのは、動画をアップロードする場合や仕事で容量の大きいデータを送信するときです。
動画をインターネットにアップロードするには10Mbps以上、より高画質の動画をアップロードするにはそれ以上の上り速度が必要になるでしょう。容量の大きいデータを送信するときも同様です。
日常生活をおくる上では、1Mbps〜10Mbpsがあれば問題なく利用できると考えて良いでしょう。
下り速度の目安:1Mbps〜25Mbps
インターネットで検索する、動画を観る、SNSを閲覧する場合など、下り速度が1Mbps〜25Mbpsあればインターネットを使う上で、不便に感じることは少ないです。
25Mbps以上の下り速度が必要なのは、高画質の動画を観るときやゲームをする場合です。
100Mbpsあればラグが起きにくくなります。100Mbps以下でも、ゲームはできてもラグが増えたり画質の低下が起こる可能性があるので、ストレスなく高画質動画やゲームを楽しみたい人は、下り速度がどれくらいか日頃から気にしてみましょう。
1Mbps〜25Mbpsあれば日常生活で困ることはほとんどないので、多くの人は下り速度に神経質にならなくても大丈夫です。
Ping値の目安:50ms〜15ms
インターネットを快適に使えるPing値の目安は、50ms〜15msです。
SNSの利用やインターネットで検索などは、100ms〜50msあれば速度が遅く感じることがあっても問題なく利用できます。動画視聴やゲームをする場合は、50ms〜15msのPing値があれば、問題なく楽しめるでしょう。
注意が必要なのが、FPSなど細かなレスポンスが繰り返されるゲームをするときです。
Ping値が低いままFPSをすると、本来のスピード感を楽しめない、通信している人との間でラグが起きることが考えられます。
FPSなどのゲームをするときは、Ping値が15ms以下だとストレスを感じないでしょう。
ゲームをしていて「ラグが起きやすいな」感じる人は、契約しているWi-Fi機器のPing値をチェックしてください。
回線速度の目安はどうやって調べる?|正確に測れる測定方法
「回線速度の目安はわかったけど速度の測り方がわからない」という悩みを抱えている人もいるでしょう。
ここでは、回線速度を正確に測れる測定方法を紹介します。
ブロードバンドスピードテスト
ブロードバンドスピードテストは、情報の網羅性の高さが強みです。
ワンクリックで上り速度、下り速度、Ping値が測定でき、回線の速度が平均よりも速いのか遅いのかなど、細かい情報まで診断できます。
また、回線の速度を速くするためのアドバイスが提示されるのが大きなメリットです。アドバイスに通りに操作するだけで、現在の回線速度を速くでき、快適にインターネットを使えるようになるでしょう。
回線速度の診断時間も短いので、結果を早く知りたい人におすすめのサイトです。
回線速度はもちろん、速度を速くするアドバイスが欲しい人はぜひ利用してみてください。
RBB SPEED TEST
RBB SPEED TESTを利用すると、会社ごとの回線速度がわかります。
現在回線を利用している人におすすめできるのはもちろん、今後回線を導入するか検討している人におすすめできます。
「昨日」「直近1週間」「直近1ヵ月」など過去の日数で回線速度が分けられていることに加え、「5Gスマホ最速TOP10」「LTEスマホ最速TOP10」「Wi-Fiスマホ最速TOP10」と回線速度がランキング形式になっています。
ランキングなど過去のデータを参考に回線を選べるので、より自分にあった回線を選びやすくなるでしょう。
RBB SPEED TESTは現在の回線速度を測りたい人はもちろん、過去のデータをみたい人にもおすすめの回線速度測定サイトです。
回線の導入を悩んでいる人も、過去の回線速度を参考にしてみてはいかがでしょうか。
Speedtest by Ookla
Speedtest by Ooklaは、使いやすい回線速度測定サイトです。
サイト中央にある「GO」のボタンを押すと、上り値と下り値、Ping値など必要な情報を全て知れます。また、使用している回線会社の情報も網羅している非常に便利なサイトです。
さらに、アプリとしての性能も高いので、パソコンではなくスマホで回線速度を測りたい人にとってもおすすめできます。
しかし、サイト内全て英語表記なので英語が苦手の人の中には、使いにくさを感じる人もいるでしょう。ですが、利用方法は「GO」のボタンを押すだけなので、多くの人は問題なく利用できるでしょう。
パソコンとスマホのどちらからでも利用しやすいので、回線速度が気になる人は利用してみてはいかがでしょうか?
モバイルWi-Fiの回線速度を少しでも上げるために|今すぐできる3つの対策
モバイルWi-Fiを使っていて「回線速度を上げる方法はないかな」という疑問を抱えている人はいませんか?
少しでも回線速度が上がれば、モバイルWi-Fiをより快適に利用できるので回線速度を上げる方法を知りたい人は多いのではないでしょうか。
ここでは、回線速度を上げる方法を3つ紹介します。
端末の再起動を試みる
端末を再起動すると、モバイルWi-Fiの速度が上がる場合があります。
端末を長期間使い続けると、熱の蓄積により熱暴走が起きている可能性が考えられます。熱暴走が起きると、通信速度が落ちる、バッテリーの劣化や膨張に繋がるので少しでも早い対応が必要になるでしょう。
また、バッテリーの膨張により、端末の爆発や引火など大きな事故を引き起こす危険性があります。端末が原因の事故を防ぐためにも、異常を感じた場合は再起動することをおすすめします。
再起動により、熱暴走が落ち着くと回線速度が速くなることがあるので、回線速度が遅いと感じる人は端末を再起動してみましょう。
周波数帯を変えてみる
モバイルWi-Fiを含むWi-Fi機器には「2.4GHz」と「5.0GHz」の2種類の周波数帯があり、どちらにも接続可能です。2種類の周波数帯にはそれぞれ特徴があります。
速度が速く安定感があるのが「5,0GHz」で障害物に強く広範囲にWiFiを飛ばせるのが「2.4GHz」です。
周波数帯は場所や用途で使い分けられるのがメリットで、実際に使い分けている人もいるでしょう。
回線速度が遅いときは回線の混雑が考えられ、特に夜は回線を使う人が増加するので、回線の混雑が起こりやすくなります。
どちらかの回線が混んでいると感じた場合は、周波数帯を変えることで、回線速度が速くなり快適にインターネットを使えるようになるでしょう。
場所や用途で周波数帯を使い分け、回線の混雑を避けましょう。
クレードル経由で有線接続をする
クレードル経由で有線接続することで、回線速度が速くなる場合があります。
クレードルとは、モバイルWi-Fiをおく台座のようなものです。モバイルWi-Fiを充電しながら使えるようになり、クレードルの裏面にケーブルを差し込み、パソコンなどと接続することで有線接続もできるようになります。
自宅で回線を使う場合、家電や家具の影響で電波が悪くなることがあるのです。
例えば、モバイルWi-Fiを電子レンジの近くに置いているときや、大きな家具に囲まれた場所にモバイルWi-Fiを置いているときは、回線速度が遅くなることが多いです。クレードル経由の有線接続に切り替えることで、回線速度の改善が期待できます。
有線接続は無線接続に比べて回線速度が速く、安定感が高いので、回線速度が遅いときはクレードルを使用してみましょう。
回線速度が目安水準以上のモバイルWi-Fi3選|快適に使えるモバイルWi-Fiは?
どのモバイルWi-Fiが回線速度が速く、快適に使えるのか気になりますよね。
下記の比較表をご覧ください。
回線速度(上り・下り・Ping値) | 月額料金 | 対応エリア | 初期費用 | 違約金 | |
FUJI WiFi | 上り:9:04Mbps 下り:18.8Mbps Ping値:63.13ms | 3,410円〜5,995円 | 全国 | 契約事務手数料:3,300円 | なし |
THE Wi-Fi | 上り:50Mbps 下り:150Mbps Ping値:66.69 | 3,073円 | 全国 | 契約事務手数料:2,200円 | 10,780円(最低利用期間2年) |
楽天モバイル | 上り:50Mbps 下り:150Mbps Ping値:47.98ms | 3,278円 | 全国 | 無料 | なし |
比較表をご覧いただけたでしょうか?次は上記で記載したモバイルWi-Fi3選について、詳しく解説していきます。
FUJI WiFi:幅広いプランを選択可能
FUJI WiFiは、幅広いプランと違約金がかからないのが特徴です。
回線速度は特別速くはありませんが、30GB〜200GBまでのプランがあり、月額は3,410〜5,995円です。自分が使うであろう通信量を考えてプランを選択でき、月額料金も業界トップクラスの安さ。
特別速い回線速度が必要ない人にとっては、かなりお得に利用できるのではないでしょうか。
運営会社 | 株式会社レグルス |
回線速度(上り・下り・Ping値) | 上り:9:04Mbps 下り:18.8Mbps Ping値:63.13ms |
月額料金 | 3,410円〜5,995円 |
対応エリア | 全国 |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 |
違約金 | なし |
THE WiFi:毎月100GBの通信量が使用可能
THE WiFはau、docomo、Softbankの回線を利用するため、全国どこでも回線が繋がりやすく使いやすいでしょう。通信量は毎月100GB使えて、月額3,073円なのでかなりお得に利用できます。
ただし、2年間の最低利用期間があるので、2年以内に解約するときは多少損するのがデメリットです。
運営会社 | スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社 |
回線速度(上り・下り・Ping値) | 上り:50Mbps 下り:150Mbps Ping値:66.69 |
月額料金 | 3,073円 |
対応エリア | 全国 |
初期費用 | 契約事務手数料:2,200円 |
違約金 | 10,780円(最低利用期間2年) |
楽天モバイル:3ヵ月間無料で利用可能
初めて楽天モバイルのモバイルWiFiを契約した場合、3ヵ月間月額料金を無料で利用できます。
3ヵ月間の月額料金無料に加え、楽天回線のエリア内であれば、回線速度が速く通信量が無料で利用できるので、かなりお得に利用できるでしょう。
初期費用も違約金もかからない、メリットの多いモバイルWiFiになっています。
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
回線速度(上り・下り・Ping値) | 上り:50Mbps 下り:150Mbps Ping値:47.98ms |
月額料金 | 3,278円 |
対応エリア | 全国 |
初期費用 | 無料 |
違約金 | なし |
回線速度の目安に関するよくある質問は?
ここでは、回線速度の目安に関するよくある質問に順番に答えていきます。
質問の回答を参考にして、回線速度に関する疑問を解消しましょう。
IPV6のスピードテストはどうやればいいの?
IPV6の速度を測るには、Speedtest by Ooklaがおすすめです。
簡単に速度を計測でき、履歴も残るので過去のデータと照らし合わせながら利用できるでしょう。
回線速度の測定を限りなく正確にできるサイトはどこ?
回線速度を正確に測定する際、下記の2つのサイトを利用しましょう。
どちらのサイトも正確に測定でき、利用方法も簡単なので回線速度を測りたい人は利用してみてください。
速度測定はスマホで行っても正確にできる?
速度測定アプリを使用した場合、結果に差が出るときがあるため、データ全てを鵜呑みしないことをおすすめします。しかし、速度測定アプリの中でも正確と評判が良いものを紹介します。
速度の目安はあくまで目安|用途に合わせて最適な回線を選ぼう
いかがでしたでしょうか。
ここまで、回線速度の基礎知識や快適に通信できる速度の目安、回線速度を正確に測る方法などを紹介しました。
結論として、回線速度はあくまで目安として把握しておきましょう。それでも回線速度がかなり遅いときは、端末の再起動や周波数帯を変えるなどの対策を行い、速度が速くなるか検証してください。
この記事で比較したモバイルWi-Fiを参考に、自分の生活や用途にあったモバイルWiFi導入を検討してみてください。
この記事がモバイルWiFi導入を検討している人の参考になれば幸いです。