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無制限モバイルWi-Fiは存在しない?|気を付けたい5つの注意点

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「モバイルWi-Fi を無制限で使いたい」、そう思っている人は多いのではないでしょうか。

確かに、データ容量を気にすることなくモバイルWi-Fiで動画やTVを楽しめたら嬉しいですね。

しかし、モバイルWi-Fiには何の制限もない完全無制限のプランは存在しません

それでも、利用する容量に合わせた適切なプランを選択すれば、実質無制限で使うことが可能です。

実質無制限で使えるおすすめのモバイルWi-Fiサービスや、モバイルWi-Fiを選ぶ時に気をつけたい注意点を解説します。

この記事を読んでわかること
・実質無制限で使えるモバイルWi-Fiのおすすめ
・実質無制限のモバイルWi-Fiを検討するときの注意点
  1. 無制限で使えるのはどれ?|実質無制限のモバイルWi-FiランキングTop10
  2. モバイルWi-Fiは無制限では使えない?|無制限プランが実は存在しない理由
  3. モバイルWi-Fiを実質無制限で使うために|知っておきたい容量別でできること
    1. 月7GB:LINE通話なら平均12時間/日まで可能
    2. 月10GB:ツイッターのタイムライン閲覧なら1日平均1.3時間まで可能
    3. 月50GB:YouTube(標準画質)の動画視聴が5時間/日まで可能
  4. 実質無制限モバイルWi-Fiを選ぶときの注意点|気をつけるべき5つのこと
    1. 通信速度はしっかりと出ているか
    2. 提供エリア内でのつながりやすさはどうか
    3. 速度制限はどの程度でかかるのか
    4. 最新端末を使うことはできるか
    5. 月額料金はイメージと合っているか
  5. 実質無制限で使えるおすすめWi-Fiはどれ?|お得に使えるモバイルWi-Fi5選
    1. Rakuten WiFi Pocket 2B:楽天回線エリア内なら完全無制限
    2. ドコモ モバイルWi-Fi:通信速度はトップクラス
    3. どこよりもWiFi:縛り無しでお得に使える
    4. カシモWiMAX:5G回線のコスパが高い
    5. MONSTER WIFI:大容量のコスパが高い
  6. 実質無制限のモバイルWi-Fiに関するよくある質問は?
    1. docomo回線でおすすめの無制限モバイルWi-Fiはどれ?
    2. Softbank回線でおすすめの無制限モバイルWi-Fiはどれ?
    3. 3ヶ月くらいの短期利用でおすすめの無制限モバイルWi-Fiは?
  7. 用途によっては低容量でも実質無制限でモバイルWi-Fiは利用可能

無制限で使えるのはどれ?|実質無制限のモバイルWi-FiランキングTop10

ランキング

実質無制限で使えるWi-Fiをランキング形式で紹介します。

TOPサービスデータ容量回線速度(下り最大/上り最大)実効速度(下り/上り)Ping値月額料金初期費用違約金
1どこよりもWiFi

実質無制限150Mbps/50Mbps18.21Mbps/12.54Mbps61.44ms900円〜3,300円9,500円

※縛りありプランのみ

2Rakuten WiFi Pocket 2B

エリア内無制限150Mbps/50Mbps21.02Mbps/15.8Mbps48.09ms0円〜実質0円10,780円
3カシモWiMAX

実質無制限2.7Gbps/183Mbps35.88Mbps/5.4Mbps60.87ms初月:1,408円

1ヶ月〜:4,455円

事務手数料:3,300円

端末代金:0円

0ヶ月目~12ヶ月:20,900円

13ヶ月~24ヶ月:15,400円

25か月目〜:10,450円

4MONSTER MOBILE

マンスリープラン:1月あたり20GB/50GB/100GB

デイリープラン1日あたり2GB/3GB/5GB

150Mbps/ 50Mbps30.07Mbps/16.52Mbps41.54ms2,090円〜事務手数料3,300円10,780円※縛りありプランのみ
5Docomo Pocket WiFi

1ヵ月あたり7GB/60GB/無制限4.2Gbps/218Mbps55.51Mbps/54.56Mbps38.88ms3,465

円〜

事務手数料3,300円

端末代金:35,640円

0円
6UQ WiMAX+5G

実質無制限2.7Gbps/183Mbps54.79Mbps/14.04Mbps76.98ms初月〜25ヶ月:4,268円

26ヶ月〜:4,818円

事務手数料:3,300円

端末代金:21,780円

1,100円
7BroadWiMAX

実質無制限2.7Gbps/183Mbps58.6Mbps/22.88Mbps96.53ms初月〜2ヶ月:2,090円

3〜36ヶ月:3,894円

37ヶ月〜:4,808円

事務手数料:3,300円

端末代金:21,780円

オプション

・安心サポートプラス:605円

・My Breoadサポート:998円

※オプション未加入の場合、初期費用20,743円がかかる

※オプションは契約後に無料で解約可能

(解約しない場合は月々のオプション代が発生)

0ヶ月目~12ヶ月:20,900円

13ヶ月~24ヶ月:15,400円

25か月目〜:10,450円

8THE WiFi

100GB/月150Mbps/ 50Mbps18.67Mbps/8.58Mbps69.69ms3,073円事務手数料2,200円10,780円
9FUJI WiFi

1日あたり10GB

1ヶ月あたり30GB/50GB/100G/B200 GB

150Mbps/ 50Mbps20.34Mbps/10.78Mbps67.37ms3,410円〜事務手数料3,300円0円
10ゼウスWiFi

1ヶ月あたり20GB/40GB/100GB150Mbps/ 50Mbps14.0Mbps/9.68Mbps68.06ms980円〜事務手数料3,300円10,450円

モバイルWi-Fiは無制限では使えない?|無制限プランが実は存在しない理由

完全無制限はない

モバイルWi-Fiには、容量の上限や速度制限がない完全無制限のプランはありません

現在、「実質無制限」と言われているのは、実際には何らかの制限があるがその制限にひっかからない範囲でなら無制限で使えるというプランです。

実質無制限と言えるプランには次のようなものがあります。

大容量1月あたりの容量に上限があり、その上限を超えると速度制限がかかる。

使い方次第で、容量を超えることなく無制限プランのように使える。

実質無制限1日あるいは3日あたりの容量に上限があり、その上限を超えると速度制限がかかる。

1ヶ月あたりの容量に上限はなく、実質無制限なプラン

提供エリア内無制限自社回線のエリア内なら無制限

自社回線エリア外で、パートナー回線で通信する場合は側道制限がかかる

2019年ころには、どんなときもWiFiをはじめ完全無制限のプランを提供しているサービスがいくつかありました。

しかし、2020年に蔓延した新型コロナウィルスの影響による在宅勤務やオンライン授業の普及で、インターネット通信のデータ量が増えると、完全無制限の回線がその需要に耐えきれずパンクし、大規模な通信障害が発生してしまいました。

これにより、各社は完全無制限のプランを次々と廃止し、上記のような実質無制限のプランに移行しました。

モバイルWi-Fiを実質無制限で使うために|知っておきたい容量別でできること

容量別できること

1ヵ月あたりの容量に制限があるプランでも、その使い方次第では容量を超えることなく、実質無制限で使うことができます。

容量1Gで、次のような通信が可能です。

メール720,000通
インターネット閲覧(0.4M)2400ページ
ニュース記事30記事
LINE通話55時間
LINEビデオ通話3.2時間
ツイッター タイムライン閲覧4時間
インスタグラム1.3時間
TicTok2時間
音楽(5分)ダウンロード260曲
アプリ(50M)ダウンロード20アプリ
YouTube視聴(標準画質)3時間
YouTube視聴(高画質)1時間
Netflix視聴(標準画質)1時間

これを踏まえ、どのような使い方をすれば容量オーバーすることなく実質無制限として使えるかを、7GB、10GB、50GBの容量を例に紹介します。

月7GB:LINE通話なら平均12時間/日まで可能

1ヶ月あたりの容量が7GBあれば、メールやLINEメッセージのようなテキストベースの通信は問題なく行えます。

それに加えて、LINE通話を1日平均12時間ほど行うことができます。

SNSや動画をあまり行わず、テキストベースの通信やインターネット検索、LINE通話とった利用がメインであれば、7GBをオーバーすることなく実質無制限として使えます。

月10GB:ツイッターのタイムライン閲覧なら1日平均1.3時間まで可能

1ヶ月あたりの容量が10GBあれば、ツイッターのタイムライン閲覧が1.3時間/日まで可能です。

ツイッターのタイムラインの流し読みを毎日1時間程度しているような人でも、10GBあれば問題ないでしょう。

月50GB:YouTube(標準画質)の動画視聴が5時間/日まで可能

1ヵ月あたりの容量が50GBあれば、YouTube標準画質で5時間/日の動画視聴ができます。

また、YouTube高画質やNetflixの視聴なら1.3時間/日くらいなら可能です。

実質無制限モバイルWi-Fiを選ぶときの注意点|気をつけるべき5つのこと

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実質無制限のモバイルWi-Fiを選ぶときには、速度や月額料金など気をつけるべきことがあります。

通信速度はしっかりと出ているか

通信の用途によって、要求される速度が異なります。

次の表は用途ごとの必要速度の目安です。

用途速度
メールやLINE上り・下り1Mbps
Webサイトの閲覧下り1Mbps〜10Mbps
動画の視聴上り3Mbps〜25Mbps
ZoomなどのWeb会議上り・下り10~15Mbps
オンラインゲーム下り30Mbps〜100Mbps
オンラインゲームのライブ配信上り30Mbps以上、pingが30ms以内

通信速度には下り/上りの最大速度がありますが、最大速度とはこれは論理上の最大スペックであり、実際にはそんなに速度は出ません。

実効速度(実際の通信速度)が、この表にある速度を満たしているか重要です。

実効速度が用途別の速度の目安を満たしていないと、WEBサイトの表示に時間がかかったり、動画視聴中に動画が止まったりしてしまいます。

提供エリア内でのつながりやすさはどうか

Wi-Fiは速度だけでなく繋がりやすさも重要です。

オンラインミィーティング中に通信切断が頻繁に起きるようでは、使い物になりません。

繋がりやすさは、使用する回線の種類によって決まってきます。

回線には次の種類があります。

キャリア回線ドコモ、au、Softbank、Rakutenモバイルが提供している5Gや4G LTE回線です。
比較的広いエリアをカバーしており山間部以外では、ほぼ繋がります。
WiMAXキャリア回線とはことなる回線です。
順次エリア拡大していますが、まだキャリア回線より狭いエリアでしか繋がりません。
提供エリアの確認

速度制限はどの程度でかかるのか

速度制限はどの程度でかかるのかも重要な選考ポイントです。

速度制限がかかる条件はプランによって異なります。

速度制限がかかる条件
大容量1ヶ月あたりの容量を通信量がオーバーした場合
WiMAX3日あたりの通信料が10GBや15GBを超えた場合に通信制限がかかる。
エリア内無制限提供エリア外で通信する場合

最新端末を使うことはできるか

モバイルWi-Fiの端末は様々な種類があります。

端末によって、通信速度や稼働時間、重量といったスペックに差があります。

一般的には最新の端末の方が、通信速度が速くなります。

モバイルWi-Fiのサービスによっては、端末を選択することができない場合があります。

端末を選択できないサービスの場合、契約後に端末が届くまで、どの端末になるかわかりません。

最新の端末を使いたい場合や、少しでも軽い端末を選択したい、稼働時間が長い端末が欲しい、といった希望がある場合には、検討中のサービスが端末を選択できるかどうか確認しましょう。

月額料金はイメージと合っているか

月額料金がイメージや予算とあっているかも、モバイルWi-Fiのサービスを選択する際の重要なポイントになります。

月額料金のプランは、サービスごとに異なっています。

契約期間中は一定の月額料金になっているプランや、年々月額料金が上がっていくプランなど、サービスによって様々なプランがあるため、検討中のサービスの料金プランがイメージや予算にマッチするかを確認しましょう。

実質無制限で使えるおすすめWi-Fiはどれ?|お得に使えるモバイルWi-Fi5選

おすすめ

実質無制限で使えるおすすめWi-Fiを紹介します。

Rakuten WiFi Pocket 2B:楽天回線エリア内なら完全無制限

Rakuten WiFi Pocket 2Bは楽天回線エリア内であれば容量制限なく使用することができ、高画質なYouTube動画やNetflixなどのインターネットTVを、容量を気にすることなく長時間視聴できます。

月額料金はデータ利用量によって変動しますが、20GB超過後はどれだけ使っても3,278円なのも安心です。

また、1ヶ月の利用データ量が1GB未満であれば月額料金が0円になるのもおすすめポイントです。

家では光回線を導入しているけど、出先でもちょっとだけWi-Fiを使いたいといったようなケースでは、Rakuten WiFi Pocket 2BならモバイルWi-Fiの月額料金を0円に抑えることも可能です。

 

ドコモ モバイルWi-Fi:通信速度はトップクラス

通信速度を重視するならドコモ ポケトットWi-Fiがおすすめです。

ドコモ モバイルWi-Fiは、下り最大4.2Gbps/上り最大218Mbpsのスペックがあり、これは数あるモバイルWi-Fiの中でもトップクラスの速度です。

実効速度も下り平均55Mbpsとなっており、オンラインミーティングや動画視聴を快適に行うのに十分な速度が出ます。

 

どこよりもWiFi:縛り無しでお得に使える

契約期間の縛りがあるプランは、1年〜3年の契約期間中に解約すると高額の違約金が発生してしまいます。

そのため、入院や出張など、短い期間だけモバイルWi-Fiを利用したい人には、契約期間の縛りがないプランがおすすめです。

縛りがないプランが用意されているモバイルWi-Fiサービスはいくつかありますが、その中でもおすすめなのがどこよりもWiFiです。

どこよりもWiFiの縛りなしプランは、利用したデータ量によって月額料金が変動するタイプで、5GBまでなら月額1,400円で利用できます。

そのため「出張期間中に、夜ホテルで少しだけWi-Fiを使いたい」といったようなケースで、月額料金を安く抑えることができます。

 

カシモWiMAX:5G回線のコスパが高い

ある程度の通信速度を求めるなら5G回線が使えるモバイルWi-Fiサービスを選びましょう。

その中でも、コスパで選ぶならカシモWiMAXがおすすめです。

5G対応のサービスは20,000円以上の端末代がかかるのが普通ですが、カシモWiMAXなら端末代が0円です。

そのため、初期費用を抑えながら5G回線を利用することができます。

また、カシモWiMAXは1ヶ月目以降の月額料金が変動しないのもおすすめポイントです。

月額料金が一定で、突然月額料金がアップするといったことがないため、契約月数を気にすることなく使い続けることができます。

 

MONSTER WIFI:大容量のコスパが高い

大容量を安く使いたい人におすすめなのがMOSNTER WIFIです。

MONSTER WIFIは50GB/月プランが月額2,640円、100GB/月のプランが月額3,388円となっており、他の大容量プランが選べるWi-Fiサービスと比べて月額料金を安く抑えることができます。

さらに実効速度も下り平均30.07Mbpsと高めで、高画質なYouTube動画やNetflixなどのインターネットTVでも快適に視聴できるのもポイントです。

 

実質無制限のモバイルWi-Fiに関するよくある質問は?

FAQ

ここからは実質無制限のモバイルWi-Fiに関する、よくある質問に回答します。

docomo回線でおすすめの無制限モバイルWi-Fiはどれ?

docomo回線でおすすめの無制限モバイルWi-Fiはdocomo Pocket WiFiです。

ご自身やご家族がドコモのスマをお使いなら、「みんなドコモ割」でスマホ通信料が最大1,100円お得になる上、モバイルWi-Fiの料金プランで5Gデータプラスを選択することができるようになります。

5Gデータプラスなら、月額料金が通常1,100円になるためかなりお得です。

Softbank回線でおすすめの無制限モバイルWi-Fiはどれ?

Softbank回線でおすすめの無制限モバイルWi-FiはSoftbank Pocket WiFiです。

ソフトバンクのスマホをお使いなら、スマホとデータ容量を分け合える「データシェアプラン」が選べます。

スマホがデータ無制限の「メリハリ無制限」プランなら、モバイルWi-Fiも実質無制限なうえ月額1,078円で使えてお得です。

3ヶ月くらいの短期利用でおすすめの無制限モバイルWi-Fiは?

3ヶ月くらいの短期利用でおすすめの無制限モバイルWi-Fiは、どこよりもWiFiの縛りなしプランです。

どこよりもWiFiの縛りなしプランは、月額1,400円から使えます。

端末もレンタルなので端末代金はかかりませんし、縛りなしなので解約違約金も0円です。

利用データ量にもよりますが、月々5G未満のデータ量なら3ヶ月利用した場合のトータル費用はたった7,500円(1,400円×3ヵ月+事務手数料3,300円)とお得です。

用途によっては低容量でも実質無制限でモバイルWi-Fiは利用可能

低容量でも無制限

実質無制限で使えるおすすめのモバイルWi-Fiを紹介してきました。

実質無制限でお得に使うには、利用する用途にあったちょうどいい容量を選択することがポイントです。

ご自身のWi-Fi利用シーンを振り返って自分にピッタリの容量を見つけ、実質無制限でWi-Fiを楽しみましょう。