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Ping値の測定はしないとヤバい?|5分でわかるPing値の重要性
「Ping値を測定したいけど、どうすれば良いのかわからない」
「そもそもPingが何か知らないから、測定する意味もわからない」
本記事ではこんな疑問を解決するために、Pingの測定についての情報をご紹介。
各サービスに必要なPing値の目安や高い値を下げる対処法まで丁寧に解説していきます。
最後まで読むことで、インターネット環境が自分の生活に合っているのか1人でも調べられるようになりますよ。
【この記事からわかること】
・Pingについて
・Ping値が測定できるサービスとその使い方
・各サービスに必要なPing値の目安
・Ping値を下げための解決策
Ping値ってそもそもなに?|測定前に知っておきたいこと
Ping値というのは、インターネット回線のレスポンス速度を表す値のこと。
レスポンス速度と言われても、ぱっとしない方が多いはずです。
簡単にいうとこの値が優れていれば優れているほどラグがない良い状態ということを表します。
単位は『ms』で表示され、数値が小さければ小さいほどラグが少ない状態です。
Ping値が優れていると以下のようなメリットがあります。
・ラグが少ないため思い通りの操作ができる
・通信が安定する
・ゲームのプレイ時に遅延が発生しない
逆にPing値が良くないと、ラグでまともにゲームがプレイできなかったり、自分の操作したいタイミングで操作できないなんてことに。
オンラインゲームやトレードなど、リアルタイム性が重要なものを快適に行うためにもPing値は非常に重要です。
Ping値のスピードはどうやって測定テストすればいい?|代表的な測定方法一覧
次にPing値を調べる方法を紹介していきます。
パソコン内のコマンドを利用した調べ方もありますが、おすすめは測定サービスの利用。
特に知識がなくとも簡単に扱えるため、パソコン操作が苦手な方にもおすすめです。
今回紹介する回線スピード測定サイトは以下の3つ。
それでは各サービスの詳細や使い方を解説していきます。
Speedtest:シンプルなレイアウトで見やすい測定サイト
Speedtest.netは、アメリカのシアトルに本拠地を置くOoklaが開発した接続テストサービス。
Ping値だけでなく、上り下りの回線速度を測定可能です。
英語表記に困惑してしまう方もいるかもしれませんが、操作は簡単ですぐに誰でも扱えるようになりますよ。
Speedtestで測定する手順は以下のとおり。
1.Speedtest.netにアクセス
2.中央部分の『Go』をプッシュ
3.出力された測定結果を確認
すぐにPingを測定したい方にうってつけのサービスです。
USEN GATE 02:日本語表記で安心して使える
出典:USEN GATE 02
USEN GATE 02は、東京に本社を構える株式会社USEN ICT Solutionsが運営しているブランドのこと。
このUSEN GATE 02の公式サイトでもインターネットの速度テストが可能です。
また、サイト内は日本語で表記されているため安心して扱えます。
USEN GATE 02のサイトで測定手順は以下のとおり。
1.USEN GATE 02の公式サイトへアクセス
2.ページ内の『測定開始』ボタンをクリック
3.測定結果をチェック
日本語に対応している測定サイトを探している方におすすめです。
RBB SPEED TEST:より正確な情報取得が可能
RBB SPEED TESTは、1998年から提供されている歴史ある回線スピードテストサービスです。
他のサービスに比べて測定まで手間はかかりますが、より詳しい情報が得られます。
RBB SPEED TESTを用いた回線テスト方法は以下のとおり。
1.RBB SPEED TESTのページにアクセス
2.『郵便番号』と『回線の種類』を入力
3.『測定』ボタンをプッシュ
4.測定結果を確認
計測に時間がかかるというデメリットがある分、回線速度のランキングを見ることができるなど高機能です。
ただ、RBB SPEED TESTを利用する上で注意しなければならない点があります。
それは、ブラウザ版だとPING値を確認できないという点です。
PING値を測定したい場合は、アプリ版のRBB SPEED TESTを利用する必要があります。
Ping値の回線速度は正確に測定した方がいい?|影響を与えるサービスと目安の値
続いてPing値が影響を与える主なサービスをご紹介。
回線に必要なPing値はどのサービスを利用するかによって異なります。
今回紹介するPingが影響を与えるサービスは以下のとおりです。
各サービスに必要なPing値の目安について順番に解説していきます。
オンラインゲーム:値目安0~50ms
Ping値の影響を受けるサービスとして最も有名なのがオンラインゲームです。
オンラインゲームをするのであれば、だいたい0〜50msはほしいところ。
また、厳密に言うとプレイするゲームジャンルによって求められるPing値は異なります。
各ゲームジャンルに必要なPing値の目安は次のとおり。
必要なPing値 | |
FPS、TPS、格闘ゲーム | 0〜20ms |
レースゲーム、MOBA | 20〜30ms |
ロールプレイングゲーム | 30〜50ms |
ボードゲーム、カードゲーム | 50ms〜 |
基本的に自分側も相手側も同時進行であるシューティングゲームや格闘ゲームなど、優れたPing値が必須です。
Ping値が悪いと回避できたと思ったのにダメージが入ったり、思ったように操作できなかったりといった不具合に悩まされることになりますよ。
反対にボードゲームやカードゲームなど、ターン制を採用しているゲームはPing値がそこまで必要ありません。
オンラインゲームをよくプレイする方はぜひPing値をチェックしてみてください。
動画視聴:値目安〜100ms
ライブ配信やオンデマンド配信といった動画視聴の方法によって必要な値は異なります。
優れたPing値を必要とするのはライブ配信。
ライブ配信の中でも特に4Kなど高精細な映像配信では、回線速度だけでなく優れたPing値が必要です。
逆にアップロードしてある映像を視聴するオンデマンド配信では、そこまでPing値は重要ではありません。
オンデマンド配信の場合は100ms以下もあれば快適に動画コンテンツの視聴ができます。
ネットショッピング:値目安100ms
ネットショッピングはそこまで優れたPing値を必要としません。
100ms以下の数値を計測していれば、快適に買い物を行えます。
ただし、Ping値が悪すぎるとカート内の商品を購入する際や注文個数を入力する際などにうまく結果が表示されず、思わぬトラブルに繋がることも。
Ping値が気になる方は安易に注文の確定をせず、しっかり注文内容を確認してから確定を行うことをおすすめします。
先着受付販売などのサービス:値目安0〜50ms
Ping値の影響を受ける代表的なサービスのひとつが先着受付販売です。
正直に言えば、どんなPing値であったとしても受付自体は行えます。
しかし、応答速度を表すPing値が優れていれば優れているほど、有利に受付を行えることも事実です。
人気のある製品やチケットをどうしても手に入れたいという方は、ぜひPing値を気にしてみてください。
ちなみに先着でなく抽選形式であればPingは全く関係ありません。
オンライントレード:値目安0~30ms
オンライントレードも優れたPing値を必要とするサービスです。
インターネットを用いて取引を行うオンライントレードでは、常に状況が変動します。
狙ったタイミングでしっかり取引を行えるかが重要なわけですね。
Ping値が0に近ければ自分の思っているタイミングで取引が可能です。
逆にPingが良くなければ理想とは違うタイミングでトレードされしまい、損をしてしまうケースも。
トレーダーの方はPingが優れた回線を選ぶようにしましょう。
Ping値を測定したら高すぎた場合|改善するにはどうすればいいの?
「Ping値を測定したら思ったよりも高かった…。なんとかして改善できないの?」
このように思う方も多いはずです。
そこで、ここからはPing値の改善するための解決策を紹介していきます。
今回紹介するのは以下2つのケースの解決策です。
・モバイルWi-Fiの場合の改善方法
・固定回線の場合の改善方法
各ケースについて順番に解説していきます。
モバイルWi-Fiの場合の改善方法
まずはモバイルWi-FiのPing値が高い時の打開策を紹介していきます。
モバイルWi-Fiを使っている場合は以下の方法が有効です。
・電波の良い場所への設置
・高性能モードの利用
・有線モードの利用
・端末のアップデート
・別の回線に乗り換え
モバイルWi-FiでPing値を上げたい場合は、まず電波の弱い場所で使っていないか確認しておきましょう。
回線速度と同様にPing値も電波の入り具合によって値が変わるため、電波を良くするだけでも改善されることがあります。
電波が良好にも関わらずPing値に不満がある時は、高性能モードや有線モードを利用してみてください。
それでも改善が見られない場合は、別のモバイルWi-FiもしくはPing値を出しやすい固定回線への変更をおすすめします。
固定回線の場合の改善方法
続いて固定回線を使っている方に向けた解決策をいくつか紹介していきます。
固定回線でPing値を改善するための解決策は次のとおり。
・接続している端末の再起動
・ルーターの再起動
・周波数の変更
・ルーターの変更
・有線での接続に変更
・回線の変更
固定回線を利用していてPing値を下げたい場合は、まず回線を接続している端末の再起動やルーターの再起動を行いましょう。
ゲームやパソコン、ルーター等は精密な機械です。
そのため、長い期間起動し続けていると負荷がかかりすぎてしまい、何かしらの不具合が発生している可能性も。
そんな時は、再起動し直してみると動作が安定するようになることがあります。
周波数やルーターの変更、有線接続への切り替えも有効です。
周波数を変えることで他の機器との電波の干渉を避け、Ping値が下がることがあります。
また有線接続は無線に比べて他の機器の影響を受けづらく、優れたPing値を計測しやすいためより回線状況を良くしたい方におすすめです。
再起動や機器の入れ替えなどを行なってみてもPing値が下がらない場合は回線自体に問題がある可能性があります。
さらなるPing値を求める方は、他の回線への乗り換えがおすすめです。
Ping値の測定に関するよくある質問は?
最後にPing値の測定に関するよくある質問をいくつか紹介します。
今回取り上げる質問は次の3つです。
本項を確認しておくことで、Pingを測定する前に不安を解消しておきましょう。
ipv6のスピードテストはどうすればいいの?
ipv6のスピードテストも通常の回線と同様に接続スピードテストを行えるサイトを利用することで行えます。
ただ、ipv6のスピード測定は通常よりも速度が出やすい傾向があるため、結果もバラツキやすいという注意点も。
より正確な値が知りたいのであれば、同じサイトや他のサイトで何度か測定してみて平均値を計算してみることをおすすめします。
Ping値の測定はスマホでやっても大丈夫?
むしろ普段よくスマホでインターネットを利用するのであれば、スマホでPing値を測定した方が良いでしょう。
測定結果は回線の品質だけでなく、機器によっても異なるからです。
つまりパソコンで良いPing値を計測したとしても、他の機器でそれと全く同じ値が出るとは限らないということですね。
自分の生活スタイルに合わせて計測する機器を変えてみると良いでしょう。
Ping値を測定しても安定しないんだけどなんで?
回線の上り下り速度と同じようにPing値も常に一定の値が計測されるとは限りません。
計測した際の回線の混雑具合や電波干渉などによって大きく左右されます。
ただ、あまりにも安定しない場合は回線に問題がある可能性が高いです。
例えば、「昼間は快適だけど夜間になると一気に遅くなる」というケースでは、契約しているプロバイダの規模が夜間の混雑に耐えうるほど大きくないことが想定できます。
回線速度やPing値を安定させたい方は、プロバイダ規模が大きく回線品質の高い回線サービスを選ぶようにしましょう。
モバイルWi-FiでもPing値の測定は大事|値が低いものをしっかりと選ぼう
本記事ではPing値の測定についてまとめてきました。
Ping値は固定の回線だけでなく、モバイルWi-Fiでも重要な要素のひとつです。
低ければ低いほど応答速度は速くなり、自分の想定通りの操作が行えます。
ぜひ本記事を参考にしながら、使っている回線が自分に合っているのかチェックしてみてください。