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一人暮らしにおすすめの格安SIM6選|端末選びのコツまで伝授
一人暮らしをしていると少しでも節約したいと考える方も多いです。そういった方の中には、格安SIMの利用を検討している方も少なくありません。
谷
そこで今回は、一人暮らしで格安SIMの利用を検討している方に向けて、一人暮らしのおすすめの格安SIMや選び方のコツなどについて解説していきます。
【この記事で分かること】
・一人暮らしで格安SIMで使うデータ容量
・一人暮らしにおすすめの格安SIM
・一人暮らしにおすすめの格安SIMを選ぶときのコツ
\おすすめのポケット型Wi-Fiはこちら/
楽天モバイル | mineo | Y!mobile | |
月額料金 | 0円~ | 990円~ | 2,178円~ (2回線目以降:990円~) |
データ容量 | 0GB~ | 1GB~20GB | 3GB~25GB |
通信速度 (実測値) | 上り速度:25.26Mbps 下り速度:54.07Mbps | 上り速度:8.58Mbps 下り速度:38.27Mbps | 上り:16.27Mbps 下り:64.73Mbps |
通信回線 | ・楽天 ・au | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク | ・ソフトバンク |
一人暮らしに格安SIMをおすすめする理由は?
格安SIMは一人暮らしの方にかなりおすすめだと言われています。
谷
格安SIMが一人暮らしにおすすめできる理由として以下のものがあげられます。
一人暮らしに格安SIMをおすすめする理由
・毎月の通信費を大幅に下げられる可能性がある
・豊富な料金プランの中から選べる
・端末をテザリング用に分けて使うこともできる
・気軽に乗り換えできる
毎月の通信費を大幅に下げられる可能性がある
格安SIMは毎月の通信費を大幅に下げられる可能性があります。
普通に大手キャリアでスマホを契約すると、契約するプランによって変わってきます。概ね3,000円や4,000円ほどはかかってしまいます。
しかし、格安SIMを使えば1,000円や2,000円でスマホの契約が可能です。もちろん格安SIM事業者の中でも料金の差がありますが、基本的には格安SIMを利用すればどこでも大手キャリアよりも料金が安くなります。
谷
少しでも料金を安くするためにも格安SIMの中で料金を比較しましょう。
豊富な料金プランの中から選べる
格安SIMは豊富な料金プランの中から選べます。
大手キャリアでは一定量のギガ数が使えるプランと無制限で利用できるプランしか契約できるプランしかないところが多いです。初心者にとってはプランが選びやすくて便利かもしれませんが、ある程度知見のある方からするともっと自分に合ったプランが欲しいと考える方もいます。
しかし、格安SIMは豊富な料金プランを用意しているところが多く、より自分に合ったプランを探しやすいです。
たとえば、数GB・10GBおきに細かく料金が決められていたり、データ通信のみ・データ通信と通話やSNSなどが使えるプランが分けられていたりします。格安SIMなら大手キャリアよりも細かなところにアプローチしたプランを選びやすいです。
谷
格安SIMでも初心者向けにプランの数が限定されているものもあります。
端末をテザリング用に分けて使うこともできる
格安SIMは端末をテザリング用に分けて使うこともできます。
テザリングはスマホの端末をWi-Fiルーターに見立ててWi-Fi接続し、インターネット通信を行えるようにする仕組みのことです。テザリングを利用する際には、Wi-Fiルーターに見立てているほうの端末のデータ通信量が消費されていく形となります。
先ほど触れたように、格安SIMはデータ通信のみの用途で契約できるため、テザリング用として使い勝手がよいです。データ通信のみのプランを契約すると料金がかなり安くなり、わざわざ大手キャリアでもう1台スマホを契約するよりかなりお得になります。
谷
テザリング機能を使っている間は、スマホの充電の減りが通常より早くなる点に注意が必要です。
気軽に乗り換えできる
格安SIMは気軽に乗り換えやすいです。
大手キャリアでの契約は、契約期間の縛りが設けられています。そのため、2年使い続けないと負担なく他社のサービスに乗り換えられない仕組みとなっています。
しかし、格安SIMは基本的に契約期間の縛りがありません。契約期間の縛りがない場合、いつ解約しても契約違反にはならず、違約金が請求されることもありません。
いつでも負担なく解約できるため、格安SIMは気軽に他社のサービスに乗り換えやすいです。
通信業界はかなり早いスパンでサービスの良し悪しが変化しています。契約期間に縛りのないサービスに契約しておくと、いつでも快適な通信環境でインターネットが楽しめるようになります。
谷
たいていの通信事業者ではお得なキャンペーンを実施しているため、今使っているものよりお得だと感じたらすぐに乗り換えたほうがよいです。
一人暮らしの人必見|格安SIMで使うデータ容量はどれぐらい?
格安SIMの料金プランは、プランごとに細かくデータ容量が分けられているところが多いです。そのため、自分がどのくらいのデータ容量を使っているのか把握することが大事です。
谷
そこで、一人暮らしの方を基準に5GB・10GB・20GB・50GB・100GBあればできることをそれぞれ紹介していきます。
データ量5GBでできること
まず大前提として、1GBあれば以下の表の分だけインターネットが利用できることを押さえておいてください。
利用用途 | 通信量の基準 | 目安 |
Webページの閲覧 | Yahoo!などのニュースサイト (約150KB/回) | 約6,600回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 500KB/通 | 約2000通 |
通話アプリでの電話 | メッセージアプリ (音声のみ1分300KB、ビデオ通話5.1MB) | 音声通話:約55.5時間 ビデオ通話:約3.3時間 |
電子書籍 | Kindle (コミック1冊約50MB) | 約20冊 |
YouTubeの動画視聴 | 720P (HD高画質、1分12MB程度) | 約1.4時間 |
Webページの閲覧やメールの送受信、通話アプリを使った音声通話はさほどデータ容量を消費しません。しかし、通話アプリのビデオ通話や電子書籍の閲覧、YouTube動画の高画質視聴を行うと、一気にデータ容量が消費されていきます。
そして、データ容量が5GBあれば以下のことができます。
利用用途 | 5GBでの目安 |
Webページの閲覧 | 約33,000回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 約10,000通 |
通話アプリでの電話 | 音声通話:約277.5時間 ビデオ通話:約16.5時間 |
電子書籍 | 約100冊 |
YouTubeの動画視聴 | 約7時間 |
Webページの閲覧やメールの送受信、音声通話を行うなら1カ月で十分なデータ消費量だと言えます。しかし、通話アプリのビデオ通話や電子書籍の閲覧、YouTube動画の高画質視聴で消費されるデータ容量だと、1カ月では足りないという方も少なくありません。
そのため、5GB以下のプランを契約するなら、ネットサーフィンなどを中心とした運用をする方におすすめできます。
他にも、データ処理の少ないゲームアプリで遊ぶ場合には、通話アプリのビデオ通話ほどデータ容量は消費されません。5GB以下のプランでもちょっとしたゲームならプレイできます。
谷
自宅にWi-Fi環境がある方で外出時にあまりインターネットを使わない場合は、5Gあれば十分です。
データ量10GBでできること
データ容量が10GBあれば以下のことができます。
利用用途 | 10GBでの目安 |
Webページの閲覧 | 約66,000回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 約20,000通 |
通話アプリでの電話 | 音声通話:約555.0時間 ビデオ通話:約33.0時間 |
電子書籍 | 約200冊 |
YouTubeの動画視聴 | 約14時間 |
10GBあればWebページの閲覧やメールの送受信だけでなく、読書家でも十分な量の電子書籍を読むことができます。
しかし、通話アプリなどでのビデオ通話は私用で使うならともかく、ビデオ会議の頻度が多い会社だと不十分なデータ量だと言えます。また、YouTubeの動画視聴も画質が低いなら足りますが、画質が高いと少し物足りません。
谷
ビデオ通話や動画視聴などの映像コンテンツを扱うには不十分なデータ量と言えます。
データ量20GBでできること
データ容量が20GBあれば以下のことができます。
利用用途 | 20GBでの目安 |
Webページの閲覧 | 約132,000回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 約40,000通 |
通話アプリでの電話 | 音声通話:約1110.0時間 ビデオ通話:約66.0時間 |
電子書籍 | 約400冊 |
YouTubeの動画視聴 | 約28時間 |
データ容量が20GBになってくると、ビデオ会議でビデオ通話を使用しやすくなってきます。会議の時間が長くなりがちなところでも、50時間分ビデオ通話ができるならデータ容量が足りないということはあまりないです。
また、YouTubeの動画視聴も、720Pの画質の高さであってもそこまで頻繁には動画を視聴しない方なら使いやすいです。1日1時間程度を目安として視聴するなら20GBでも問題ありません。
谷
動画・配信コンテンツが加速していることを考えると、最近では20GBでも足りないと感じる方も案外多いです。
データ量50GBでできること
データ容量が50GBあれば以下のことができます。
利用用途 | 50GBでの目安 |
Webページの閲覧 | 約330,000回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 約100,000通 |
通話アプリでの電話 | 音声通話:約2,775.0時間 ビデオ通話:約165.0時間 |
電子書籍 | 約1,000冊 |
YouTubeの動画視聴 | 約70時間 |
50GBあれば、YouTubeの動画視聴でも720Pの画質で約70時間視聴できるようになります。
1日あたり2、3時間ほど視聴できる計算となり、10分や20分の動画を主軸として視聴するなら50GBでも十分と言えます。外出先でスマホを使う機会の多い方であれば、自宅にWi-Fi環境があるとしても50GBのデータ容量はせめてほしいところですね。
谷
配信をメインに視聴するとなると数時間ほど視聴することになるため、50GBでは不十分です。
データ量100GBでできること
データ容量が100GBあれば以下のことができます。
利用用途 | 100GBでの目安 |
Webページの閲覧 | 約660,000回 |
メールの送受信 (添付ファイル付) | 約200,000通 |
通話アプリでの電話 | 音声通話:約5,550.0時間 ビデオ通話:約330.0時間 |
電子書籍 | 約2,000冊 |
YouTubeの動画視聴 | 約140時間 |
100GBあると、配信をメインに何時間もYouTubeを視聴するとなっても1日で3、4時間ほどは視聴できるようになります。
以前は100GBと言われるとかなり大きなデータ容量と考えられていました。しかし、最近では100GBのデータ容量というのは割と当たり前になりつつあります。
格安SIMを契約する場合、100GBだと3,000円、4,000円程度は少なくともかかってきます。そのことを把握した上で100GBのプランの契約を検討してみてください。
谷
もし自宅で過ごす機会が多い場合は、スマホだけでデータ容量を補うより光回線を契約して格安SIMはデータ容量の小さなプランを選んだほうがコスパがよいです。
一人暮らしにおすすめの格安SIM6選|利用用途に合う端末はどれだ?
ここまで一人暮らしの格安SIMの基本的なところについて説明しました。その内容を踏まえ、一人暮らしにおすすめの格安SIMサービスを紹介していきます。
主に以下の6つの格安SIMサービスが一人暮らしにおすすめです。
一人暮らしにおすすめの格安SIM
・楽天モバイル
・mineo
・Y!mobile
・OCNモバイルONE
・LINEMO
・UQモバイル
これらの格安SIMサービスのサービス内容や料金などについて以下の表にまとめました。
楽天モバイル | mineo | Y!mobile | OCNモバイルONE | LINEMO | UQモバイル | |
月額料金 | ・0~3GB:1,078円(10月31日まで) ・3~20GB:2,178円 ・20GB~:3,278円 ※通話はアプリ利用で無料 | <マイピタ1GB> ・データ通信のみ:880円 ・音声通話+データ通信:1,298円 <マイピタ5GB> ・データ通信のみ:1,265円 ・音声通話+データ通信:1,518円 <マイピタ20GB> ・データ通信のみ:1,925円 ・音声通話+データ通信:2,178円 | ・Sプラン(3GB):2,178円 (2回線目以降:990円) ・Mプラン(15GB):3,278円 (2回線目以降:2,090円) ・Lプラン(25GB):4,158円 (2回線目以降:2,970円) | <音声対応SIM> ・1GB:770円 ・10GB:1,760円 ※最大10分通話無料 <SMS対応SIM> ・3GB:990円 ・6GB:1,320円 ・10GB:1,760円 <データ通信専用SIM> ・3GB:858円 ・6GB:1,188円 ・10GB:1,628円 | <スマホ料金> ・ミニプラン(3GB):990円 ・スマホプラン(20GB):2,728円 <通話料金> ・ギガプラン:550円/GB ・通話準定額:0円/月 (1回あたり5分まで) ・通話定額:1,100円/月 (時間無制限) | <スマホ料金> ・くりこしプランS +5G:1,628円(3GB) ・くりこしプランL +5G:3,828円(25GB) <通話料金> ・通話パック:550円/月 (最大毎月60分) ・かけ放題:770円/月 (1回あたり10分まで) ・かけ放題(24時間いつでも):1,870円 (24時間いつでも通話可) |
データ容量 | 0GB~ | 1GB~20GB | 3GB~25GB | 500MB~10GB | 3GB~20GB | 3GB~25GB |
通信速度 (実測値) | 上り速度:25.26Mbps 下り速度:54.07Mbps | 上り速度:8.58Mbps 下り速度:38.27Mbps | 上り:16.27Mbps 下り:64.73Mbps | 上り速度:12.41Mbps 下り速度:69.96Mbps | 上り速度:11.47Mbps 下り速度:44.21Mbps | 上り速度:10.14Mbps 下り速度:49.97Mbps |
通信回線 | ・楽天 ・au | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク | ・ソフトバンク | ・ドコモ | ・ソフトバンク | ・au |
初期費用 | 0円 (事務手数料なし) | ・事務手数料:3,300円 ・SIMカード手数料:433円 | ・事務手数料:3,300円 | ・事務手数料:3,300円 ・SIMカード手数料:433円 | 0円 (事務手数料なし) | ・事務手数料:3,300円 |
キャンペーン | ・モバイルWi-Fi実質無料キャンペーン ・楽天ペイお支払い20%還元 | ・かけ放題1年間割引キャンペーン | ・Yahoo!プレミアム for Y!mobile ・超PayPay祭 ・データ増量無料キャンペーン | ・毎月220円割引 | ・PayPayポイント6ヶ月間プレゼント ・ミニプラン半年間実質無料 | ・au PAYカード会員キャンペーン ・YouTube Premium 3カ月無料など |
セット割 | ・楽天ひかりセット割 | ・eo光セット割 | ・おうち割光セット | ・OCN光モバイル割 | なし | ・自宅セット割 |
支払方法 | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 ・楽天ポイント | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 | ・クレジットカード ・口座振替 | ・クレジットカード | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 ・コンビニ払い |
谷
この比較表を基に、それぞれの格安SIMサービスの特徴などについて解説していきます。
楽天モバイル:固定料金で無制限で使える
楽天モバイルは固定料金で無制限で使える格安SIMサービスです。
ほとんどの格安SIMサービスではデータ容量が決まっており、そのデータ容量に応じて料金プランが決まっています。しかし、楽天モバイルは20GB以上を超えると料金が固定化され、無制限でインターネットが使えるようになります。
そもそも楽天モバイルは従量課金制で、他社のように料金プランを選択し、決められたデータ容量までは自由に使えるという仕組みではありません。使った分に応じて料金が決まるため、月によってデータ容量が大きく変動しても速度制限に悩まされることがないです。
こうした料金プランの仕組みができているため、少量しかデータ通信量を使わない方と大容量使う方の両方におすすめできます。
また、専用アプリを使えば通話料完全無料で自由に通話できます。通話料が無料になる点に惹かれて契約する方も多いです。
谷
無制限でインターネット回線が使えるのは楽天回線エリアのみという点を押さえておきましょう。
mineo:3つのキャリア回線が使えて乗り換えやすい
mineoは3つのキャリア回線が使えて乗り換えやすい格安SIMサービスです。
最近では楽天回線が増えましたが、日本の大手のキャリア回線はau、ドコモ、ソフトバンクの3つが主軸となっています。他の格安SIMサービスでは、基本的にこのうちどれか1つや2つの回線にしか対応していません。
しかし、mineoは3つすべての回線が使えます。
3つの回線すべてが使えることのメリットとしては、SIMロック解除が不要となる点があげられます。
後ほど詳しく説明しますが、今持っているスマホを大手キャリアで契約して購入した場合、そのスマホを購入した大手キャリアの回線しか使えません。新しいキャリアの回線を扱う格安SIMサービスに乗り換える場合には、SIMロックを解除して新しい回線を使えるようにしておく必要があります。
mineoならすべてのキャリア回線に対応しているため、わざわざSIMロック解除の手続きを行わずに乗り換えられます。
谷
mineoはSIMロック解除手続きが面倒な方におすすめです。
Y!mobile:2回線以上契約すると月額料金がお得になる
Y!mobileは2回線以上契約すると月額料金がお得になる格安SIMサービスです。
1回線だけ契約すると、3GBのプランでも2,000円ほどかかってしまいます。そのため、他の格安SIMサービスと比べてコスパが悪いです。
しかし、2回線以上同時に契約したら、2回線目以降はすべてのプランで月額1,200円以上安くなります。
たとえば、1台は普段使いとして契約し、もう1台は仕事用として契約するといった使い分けをしたい方に便利です。スマホを複数持って使い分けたい方はY!mobileでのスマホの契約を視野に入れてみてください。
また、Y!mobileはおうち割光セットの対象になっています。おうち割光セットはSoftBank光で実施している光回線とスマホのセット割のことです。
おうち割光セットを適用させると、Y!mobileの月額料金が1,200円ほど安くなります。SoftBank光を1回線でも契約しているだけで、ソフトバンクグループの家族のスマホにも適用される仕組みとなっています。
SoftBank光の導入を検討している方もY!mobileでスマホを契約してみてください。
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おうち割光セットは、家族のスマホやタブレットが最大10回線まで割引対象となります。
OCNモバイルONE:データのみのプラン契約で月額料金が抑えられる
OCNモバイルONEはデータのみのプラン契約で月額料金が抑えられる格安SIMサービスです。
多くの格安SIMサービスでは、データ通信と通話機能、SMS機能がデフォルトになっているプランが提供されています。しかし、OCNモバイルONEは使える機能を厳選して月額料金を安くしているプランも提供しています。
データのみのプランで契約すれば、他社よりも安い月額料金で格安SIMの利用が可能です。OCNモバイルONEは、少しでも月額料金を抑えたい方におすすめできます。
ちなみに、データのみのプランを契約したからといってすべての電話ができなくなるわけではありません。制限されるのはあくまでも国内通話だけであって、インターネットを介した通話機能は利用できます。
たとえば、LINEやDiscordなどの通話ならデータのみのプランでもできます。
普段あまり国内通話を利用することがない方がデータのみのプランを契約するのが望ましいです。
谷
通話アプリの通話以外にも、050から始まるIP電話ならデータのみのプランでも利用できます。
LINEMO:ミニプランが半年間無料で使える
LINEMOはミニプランが半年間無料で使える格安SIMサービスです。
LINEMOには月に3GB使えるミニプランと月に20GB使えるスマホプランの2種類のプランが用意されています。LINEMOのキャンペーンで、ミニプランが半年間無料で使えるため、一定期間スマホ代を0円にできます。
似たようなキャンペーンは楽天モバイルでも行っており、データ使用量が3GB未満だと無料になる料金プランになっています。しかし、2022年10月31日には廃止してしまうため、LINEMOでしかスマホ代無料の恩恵が受けられなくなっていきます。
LINEMOはデータ容量が少なめでもよい方にかなりおすすめです。
また、LINEMOは他の格安SIMサービスよりも料金プランがシンプルでわかりやすい仕組みになっています。そのため、格安SIMの利用が初めての方にもおすすめできます。
谷
他にも、LINEMOではLINEやPayPayのサービスと連携したキャンペーンを頻繁に実施しています。
UQモバイル:期間限定キャンペーンが豊富
UQモバイルは期間限定キャンペーンが豊富な格安SIMサービスです。
UQモバイルではApple Musicが6カ月無料で使えたり、YouTube Premiumが3カ月無料で加入できたりするキャンペーンを実施しています。これらのサブスクサービスの利用者はかなり増えてきているため、まだ加入できていない方にとってありがたいキャンペーンですね。
また、auユーザーの利用可能な期間限定キャンペーンも利用でき、2022年9月現在では、松屋フーズとドトールコーヒーグループで使えるクーポンが配布されています。このキャンペーン内容はau PAYの動向によって変わってくるため、時期によって異なるさまざまなキャンペーンが受けられます。
とにかくキャンペーンを活かしてお得にスマホを使いたい方は、UQモバイルがかなりおすすめです。
谷
月額料金は他の格安SIMサービスと比べると少し高めに設定されている点に注意が必要です。
一人暮らしにおすすめの格安SIMを選ぶときのコツ
ここまででいくつかおすすめの格安SIMを紹介していきました。しかし、そもそも何を基準に格安SIMを選べばいいのかわからない方も少なくありません。
そこで、一人暮らしにおすすめの格安SIMを選ぶコツについて解説していきます。
谷
一人暮らしにおすすめの格安SIMを選ぶコツとして以下のものがあげられます。
一人暮らしにおすすめの格安SIMを選ぶときのコツ
・月額料金が安いプランを選ぶ
・毎月使いたいデータ量を満たせるプランを選ぶ
・実測値の速度が速いサービスを選ぶ
・セット割のあるプランを選ぶ
・期間限定のキャンペーンがあるプランを選ぶ
月額料金が安いプランを選ぶ
大前提として、月額料金が安いプランを選びましょう。
一人暮らしをしている方で一番重要視されがちなのがコスパのよさです。少しでも料金が安くて質の高いプランを選べば、無駄なお金を払う必要がなくなります。
そのためには、いくつかの格安SIMサービスの料金を比較し、相場がどのくらいか把握することが大事です。それと合わせて、選択した格安SIMが相場よりも安いかどうかチェックすることも大事です。
谷
気になる格安SIMサービスがあったら、まずは料金を比較するところから始めてみてください。
毎月使いたいデータ量を満たせるプランを選ぶ
月額料金が安いプランを選ぶ上で、毎月使いたいデータ容量が満たせるプランかどうかを判断する必要があります。
格安SIMサービスの多くは、データ容量の大きさによって料金が変わる仕組みを採用しています。大きいデータ容量で契約すると料金が高くなり、小さいデータ容量で契約すると料金が安くなりがちです。
いくつかの格安SIMサービスで月額料金を比較するといっても、まずは自分がどのくらいのデータ容量のプランを選ぶのかを決めないと比較できません。
まずは自分がどのくらいのデータ容量が必要なのかを把握しておきましょう。それから、そのデータ容量に合ったプランを選んでください。
谷
格安SIM会社によってデータ容量の基準が異なるため、ちょうどよいデータ容量のプランがないということもあります。
実測値の速度が速いサービスを選ぶ
料金面を気にすることも大事ですが、実測値の通信速度が速いサービスを選ぶことも大事です。
いくら料金が安くても、通信速度が遅いとストレスを抱えてしまいます。そのため、なるべく通信速度の速いサービスを利用することをおすすめします。
光回線やポケット型Wi-Fiだと最大通信速度を公表しているところも多いですが、スマホ系のサービスは通信速度すら公表されていません。ただ、インターネット上で利用者の状況を調べると、光回線やポケット型Wi-Fi同様に通信速度の実測値がどのくらいかわかります。
通信速度の速さが知りたい方は、「サービス名 通信速度 (実測値)」などと検索してみてください。
谷
格安SIMサービスでは見られることは滅多にありませんが、最大通信速度ではなく、通信速度の実測値を参考にしましょう。
セット割のあるプランを選ぶ
セット割のあるプランを選ぶことで、より格安SIMをお得に利用できます。
たいていの場合は「光回線+格安SIM」のセット割を実施している事業者が多いです。楽天モバイルなら楽天ひかりとセット契約で楽天ひかりが1年間無料で使えたり、mineoならeo光とセット契約でeo光の料金が毎月330円割引されたりします。
格安SIMの料金だけ見れば変わらないことが多いですが、通信費全体で見れば料金を安くすることが可能です。
光回線とデータ容量の小さい格安SIMを組み合わせてインターネットを利用するという方は、特にセット割を注視しておいたほうがよいです。
谷
すでに自分が契約している光回線に合わせて格安SIMの契約先を選定する決め方もあります。
期間限定のキャンペーンがあるプランを選ぶ
格安SIMサービスでは期間限定のキャンペーンも実施しているため、それを意識してプランを選ぶのもおすすめです。
たとえば、LINEMOだと毎月3GBのミニプランに限り、半年間無料で利用できるキャンペーンを実施しています。ほとんど自宅で過ごすような方であれば、光回線の料金だけ払えば、半年間はインターネットが自由に使えます。
また、契約するプランによってキャンペーンでの割引額の大小が変わってくるようなケースもあります。
格安SIMサービスでそれぞれ実施しているキャンペーンに目を通し、自分にとってプラスになる契約先・契約プランを選定しましょう。
谷
期間限定のキャンペーンの場合は、キャンペーンが終わらないうちになるべく早く契約手続きを済ませたほうがよいです。
一人暮らしにおすすめの格安SIMを利用する際の注意点
格安SIMを利用すれば料金を安くできますが、メリットばかりでなくいくつか注意したほうがよい点もあります。
谷
一人暮らしにおすすめの格安SIMを利用する際の注意点として以下のものがあげられます。
通信速度が遅くなる時間帯がある
格安SIMは通信速度が遅くなる時間帯があります。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りる形でサービスを提供しています。自社で通信設備を持たないために安い料金でサービスが提供できています。
しかし、あくまでも通信設備を借りているだけであるため、大手キャリアよりも通信速度が若干遅いです。さらに、回線が混雑しやすい時間帯になると、より回線が圧迫されていくため、大手キャリア以上に通信速度が不安定になりやすいです。
谷
混雑状況が気になってしまう方は、自社で回線を持つ楽天モバイルがおすすめです。
申し込む端末によってはSIMロック解除をする必要がある
格安SIMは申し込む端末によってはSIMロック解除をする必要があります。SIMロックは大手キャリアから購入した端末で他社の回線が利用できないようにロックをかけている状態のことです。
もしauのスマホを使っていてUQ mobileに乗り換える場合、どちらの回線もauであるため、SIMロック解除の手続きは不要です。しかし、auのスマホからY!mobileに乗り換える場合、回線がauからソフトバンクに変わるため、SIMロック解除手続きを行う必要があります。
もしSIMロック解除が気になる方は、SIMフリー端末というどの回線でもSIMロック解除なしで使えるスマホ端末の利用をおすすめします。
谷
SIMフリー端末を利用する際は、契約する格安SIMサービスが公表している動作確認済み端末一覧をチェックしましょう。
実店舗が存在しない会社もある
格安SIMサービスの中には、実店舗が存在しない会社が多いです。
スマホのことがあまりよくわからない方は、実店舗でスタッフに教えてもらいながらスマホを契約している方も少なくありません。そのサポートがない状態で契約からインターネット接続の設定まですべて自分で行う必要があります。
また、何かトラブルが起きたとしても電話やチャットなどで問い合わせるしかありません。こういった窓口は混雑しやすいため、トラブル内容をすぐに伝えられないことが多いです。
谷
どうしても対面でのサポートがないと困る方は、実店舗を構える格安SIMサービスの利用がおすすめです。
一人暮らしにおすすめの格安SIMに乗り換えるには?利用開始までの流れを解説
一人暮らしにおすすめの格安SIMに乗り換える前に、まずは乗り換えの流れを把握しておくことが大事です。
谷
具体的な操作方法はそれぞれ異なりますが、概ね以下のような流れで格安SIMに乗り換えられます。
一人暮らしにおすすめの格安SIMへの乗り換えの流れ
STEP①契約する格安SIMの公式サイトから申し込む
STEP②端末・SIMカードを受け取る
STEP③APN設定を行う
STEP①契約する格安SIMの公式サイトから申し込む
まずは契約する格安SIMの公式サイトを開きます。そこから申し込み手続き画面にすすめられるバナーをクリックし、氏名や住所などの個人情報、契約プランなどの契約情報を入力していきます。
端末やSIMカードは郵送で送られてくるため、特に記載する住所の情報を間違えないようにしましょう。
谷
申し込み内容入力時に、スマホ端末もセットで必要か選択しておいてください。
STEP②端末・SIMカードを受け取る
申し込みが完了したら、スマホ端末やSIMカードが送られてきます。その端末やSIMカードを受け取らないと利用開始できないため、なるべく再配達させないでしっかり受け取りましょう。
送られてきたスマホ端末・SIMカードに不備や間違いがないか確認し、問題なければ各種設定に進んでいきます。
谷
契約先によっては、スマホ端末・SIMカードが発送される前に本人確認書類のアップロードを求められることもあります。
STEP③APN設定を行う
スマホ端末・SIMカードが届いたら、まずはスマホ端末にSIMカードを挿入します。
それからAPN設定を進めていきます。APN設定はアクセスポイントの設定のことで、この設定を行わないと契約先のキャリアの回線を使ってインターネットを使うことができません。
APN設定はAndroid端末かiPhone端末かによって操作方法が異なります。
Android端末の場合は、設定の「その他」から「モバイルネットワーク」をタップし、「アクセスポイント名」をタップします。そこで使用するアクセスポイントが一覧にあれば、そのアクセスポイントを選択して設定完了です。
もし一覧にない場合は、APNの設定情報をすべて入力・選択すれば一覧に表示されるようになり、そのアクセスポイントを選択すれば設定できます。
iPhone端末の場合は、Wi-Fiに接続してから契約先の公式サイトに掲載されているAPN構成プロファイルをダウンロードします。ダウンロードしたAPN構成プロファイルをインストールしたら設定完了です。
谷
もし別のサービスから格安SIMに乗り換えて電話番号を引き継ぐ場合、旧契約先からMNP予約番号を取得し、申し込み時にその番号を入力しておく必要があります。
一人暮らしにおすすめの格安SIMに関するよくある質問は?
格安SIMを契約するのが初めてな方は少なくなく、さまざまな疑問を抱えている方が多いです。実際、一人暮らしで契約する格安SIMについての疑問をインターネット上で投稿している方もよく見られています。
谷
そこで今回は、一人暮らしにおすすめの格安SIMの質問の中から、特に質問されることの多い以下の質問について回答していきます。
一人暮らしにおすすめの格安SIMに関するよくある質問
・一人暮らしにポケット型Wi-Fi必要なのか?
・一人暮らしにおすすめの工事不要Wi-Fiはある?
・一人暮らしの人が通信費を節約する方法は?
一人暮らしにポケット型Wi-Fi必要なのか?
一人暮らしで格安SIMを導入する方もいれば、ポケット型Wi-Fiを導入する方もいます。結論から言うと、人によってどちらを採用するのが望ましいのかはそれぞれ異なります。
格安SIMとポケット型Wi-Fiの違いについて以下の表にまとめました。
格安SIM | ポケット型Wi-Fi | |
料金 | データ容量が小さい場合だとポケット型Wi-Fiより安い | データ容量が大きい場合だと格安SIMより安い |
通信速度 | やや遅い | やや速い(WiMAXの場合) |
契約期間 | なし | 契約期間がある場合が多い |
端末の種類 | 多い | 少ない |
格安SIMは月3GBデータ容量が小さい分にはポケット型Wi-Fiよりも料金が安いです。しかし、ポケット型Wi-Fiのデータ容量の基準に合わせて比較すると、格安SIMのほうが高くなってしまいます。
通信速度については、WiMAX端末を使うならポケット型Wi-Fiのほうが速いです。ただ、クラウド式のポケット型Wi-Fiだと最大通信速度がそもそも遅いため、格安SIMと遜色ないスピードになります。
また、格安SIMは契約期間がありませんが、ポケット型Wi-Fiには契約期間があります。しかし、最近はWiMAXを中心に契約期間なしのプロバイダが増えつつあります。
他にも、格安SIMはスマホ端末の動作確認さえできているなら使えるため、端末の選択肢が広いです。一方で、ポケット型Wi-Fiはその事業者独自の端末が提供されているため、どうしても端末の種類は数種類ほどに限定されてしまいます。
谷
ポケット型Wi-Fiの場合は、「端末のスペック=通信速度」となるため、端末選びは慎重に行ったほうがよいです。
一人暮らしにおすすめの工事不要Wi-Fiはある?
一人暮らしにおすすめの工事不要なWi-Fiとして、以下のものがおすすめできます。
一人暮らしにおすすめの工事不要Wi-Fi
<ホームルーター>
・ドコモhome5G
・SoftBank Air
・UQ WiMAX
・モバレコAir
<ポケット型Wi-Fi>
・UQ WiMAX
・GMOとくとくBB
・楽天モバイル
・縛りなしWiFi
工事不要Wi-Fiはその名の通り、使用するのに工事作業が不要なインターネット回線のことを指しています。それに該当するものとして、ホームルーターとポケット型Wi-Fiがあげられます。
ポケット型Wi-Fiは先ほど紹介してきたため説明は省きますが、ホームルーターはコンセントを挿せばWi-Fiが使えるようになるタイプのインターネット回線です。端末は自宅に設置するWi-Fiルーターよりも少し大きめのサイズで、ポケット型Wi-Fiよりも通信速度が速い点が特徴的です。
そんなホームルーターやポケット型Wi-Fiを提供しているところは多いですが、特に上記のサービスがおすすめできるものとしてあげられます。
5G通信が使えたり、コスパがよかったり、契約期間に縛りがなかったりするものが多く、一人暮らしの方がお得な料金で快適にインターネットを使うのに十分なサービスとなっています。それぞれ料金形態や使っている回線、キャンペーン内容などが異なるため、気になるものがあればチェックしてみてください。
谷
ホームルーターでも持ち運びできますが、コンセントがないと使えない点を押さえておきましょう。
一人暮らしの人が通信費を節約する方法は?
一人暮らしの方が通信費を節約する方法として主に以下の方法があげられます。
一人暮らしの人が通信費を節約する方法
・スマホを大手キャリアから格安SIMサービスに乗り換える
・光回線を活用する
・インターネットの使い方を決めておく
まずはここまで説明してきたように、スマホを大手キャリアから格安SIMサービスに乗り換えることで、通信費を1,000円単位で減らすことが可能です。大手キャリアだと小さなデータ容量でも2,000円、3,000円ほどかかってしまいますが、格安SIMサービスなら1,000円程度で利用できます。
また、光回線を活用することで大きく通信費が節約できます。
光回線は基本的にデータ通信使い放題となっているため、月額料金を払えばいくら使っても追加料金が発生することはありません。また、スマホとのセット割を実施しているところも多く、スマホの契約ギガ数を増やすよりもお得になる場合が多いです。
自宅でインターネットを使う機会が多い方は、光回線の利用も視野に入れてみてください。
他にも、インターネットの使い方を決めておくのも大事です。
できればデータ容量を気にせずインターネットを楽しむのが理想的ですが、通信費の節約意識があるならそれは容易ではありません。インターネットの使い方を決め、それに従ってインターネットを使っていけば余計な通信費が取られることはなくなります。
データ容量の消費が小さい用途については制限は必要ありませんが、ビデオ通話や動画の視聴の時間などは気にしておきましょう。
谷
できればデータ容量の消費量のコントロールより、格安SIMへの乗り換えや光回線の導入などで通信費そのもののコントロールに注力するのが望ましいです。
まとめ:一人暮らしにおすすめの格安SIMは個人の「利用目的」で変わる
一人暮らしにおすすめの格安SIMについてみていきましたが、月にどのくらいのデータ容量を利用するのかによって特におすすめのサービスが変わってきます。そして、インターネットの利用目的によって月に必要なデータ容量が変わってきます。
そのため、一人暮らしにおすすめの格安SIMはそれぞれのインターネットの利用目的で変わってくると言えます。
まずは自分が普段どのくらいのデータ容量を使っているのかを振り返ってみてください。それから格安SIMサービスごとの特徴を把握し、自分に合ったところで契約しましょう。
谷
自分に適した格安SIMサービスを選ぶことで、お得に格安SIMサービスが利用できます。