このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題とする「誇大な宣伝や広告」とならないよう配慮しコンテンツを制作しておりますので、安心してお読みください。問題のある表現が見つかりましたら お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。`
法人でお得に使えるおすすめ格安SIM 7選
会社用スマホを導入している企業では、増え続けていく通信費の削減が大きな課題になっています。そこで、個人利用では主流になってきた格安SIMで法人契約ができる会社を7社を紹介していきます。
格安SIMを法人契約すれば、通信費を安くすることが可能です。ここでは、それぞれの特徴や法人契約をするときに必要な書類などまとめていきます。
法人契約をするときの注意点やよくある質問なども一緒にあげてあるので、参考にしてみてください。
法人で契約できる格安SIMのおすすめを紹介します。
【この記事でわかること】
・法人契約できる格安SIM会社とプラン
・格安SIMを法人契約するメリットとデメリット
・法人でお得に使える格安SIM7社
・法人契約するときの注意点
・申し込みから利用開始までの流れ
・法人で利用するときによくある質問
プラン | 月額使用料 | |
シンプルS(3GB) シンプルM(15GB) シンプルL(25GB) | 1,980円 2,980円 3,780円 | |
楽天モバイル | ベーシックプラン 3.1GBプラン 5GBプラン 10GBプラン 20GBプラン 30GBプラン | 1,350円 1,760円 2,365円 3,256円 5,225円 6,765円 |
BIGLOBEモバイル | プランZ(0ギガ) プランS(1ギガ) プランR(3ギガ) プランM(6ギガ) 12ギガプラン 20ギガプラン 30ギガプラン | 700円 780円 1,000円 1,500円 3,200円 5,000円 7,250円 |
mineo | 500MB(au) 500MB(ドコモ) 500MB(ソフトバンク) 3GB(au) 3GB(ドコモ) 3GB(ソフトバンク) 6GB(au) 6GB(ドコモ) 6GB(ソフトバンク) 10GB(au) 10GB(ドコモ) 10GB(ソフトバンク) 20GB(au・ドコモ) 20GB(ドコモ) 20GB(ソフトバンク) 30GB(au) 30GB(ドコモ) 30GB(ソフトバンク) | 1,310円 1,400円 1,750円 1,510円 1,600円 1,950円 2,190円 2,280円 2,630円 3,130円 3,220円 3,570円 4,590円 4,680円 5,030円 6,510円 6,600円 6,950円 |
| 音声通話対応 1.1GB 3GB 7GB 13GB 30GB 50GB データおかわり0.5GB データおかわり1GB 法人シェア5GB 法人シェア10GB データおかわり法人シェア | 1,340円 1,600円 2,300円 3,500円 4,300円 5,500円 350円 500円 2,500円 3,900円 1,400円 |
10MBコース 30MBコース 50MBコース 100MBコース 500MBコース 1GBコース 3GBコース 7GBコース 10GBコース 15GBコース 20GBコース 30GBコース 50GBコース | 231円 253円 275円 330円 550円 770円 1,100円 1,870円 2,530円 3,740円 4,290円 6,380円 10,450円 | |
イオンモバイル
| 0.5GB 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB 6GB 7GB 8GB 9GB 10GB 20GB 30GB 40GB 50GB | 803円 858円 968円 1,078円 1,188円 1,298円 1,408円 1,518円 1,628円 1,738円 1,848円 1,958円 3,058円 4,158円 5,258円 |
そもそも格安SIMを法人で使うことってできる?
スマホ料金を安くできることで人気の格安SIM。個人用として使う人は増えてきましたが、法人用として使うことはできるの?経営者の中には、毎月の通信費を安くできたらいいなと思う人は多くいます。
ここでは、格安SIMを法人で使えるかどうかについて紹介していきます。
法人契約ができる格安SIMはたくさんあります。
法人契約できる格安SIMは多数ある
法人契約ができる格安SIMは、たくさんあります。個人用の格安SIMの契約とは違い、提出する書類はとても多いです。
法人契約ができる格安SIMを探して、それぞれのプランをしっかり検討して自分の会社にあったプランを作っている格安SIMと契約するようにしましょう。
個人契約にはない条件が付いている場合もあるので、webサイトの細部までチェックすることが大切です。
法人向けでお得なプランを用意している
法人契約ができる格安SIMの会社では、法人専用のお得なプランを用意していることが多いです。まず、自分の会社ではどのようにスマホを使っているかを調べることからはじめてみましょう。
法人向けのプランは、プランごとにデータ容量を細かく分け作っている格安SIMの会社は多く、プランの月額使用料金を細分化してある格安SIMを選ぶとお得になります。
法人契約の場合、契約する端末の台数が多いので、月額基本料金が1台につき100円違っても通信費の差額は大きくなります。
また、データ容量を社内みんなでくりこし利用できるプランがあると、無駄が少なくなるのでおすすめです。
法人向けでお得なプランを用意している
法人契約ができる格安SIM会社では、法人専用のお得なプランを用意しています。実際どのようにお得なプランがあるのかについて、ここで紹介していきます。
法人契約では専用のプランがたくさん用意されています。
格安SIMを法人契約するメリット
まず、格安SIMを法人契約するメリットはどのようなものがあるかここでチェックしていきましょう。
通信料金が安い
格安SIMといえば、通信料金の安さが大きなメリットです。大手キャリアの通信の安定感や品質、サポート体制は充実していますが、月額基本料金はどこも高いです。
そこで、格安SIMを利用して通信料金を安くする方法を選ぶ企業は増えています。細分化されて、とても安いプランが作られている法人契約ですが、安すぎるプランは、逆に利用料が高くなることもあるので、注意が必要です。
通話重視・データ容量重視・どちらも程よく利用したい。自社のスマホ利用状況が、この3つのどれかを知るだけでも適切なプラン選びの足掛かりになります。
webサイトに掛かれている金額だけを見るのではなく、プラン内容をしっかり検討して契約する格安SIM会社を選びましょう。
海外でもそのまま利用できるプランが多い
格安SIMでも、海外でそのまま利用できるプランも多くあり、とても便利になってきています。格安SIMの端末はSIMフリーなので、海外のSIMを利用する方法もあります。しかし、手間が掛かり面倒です。
国内で契約したスマホやSIMを海外で使うことを国際ローミングといいます。これは、契約した格安SIM会社が3大キャリアのどこをパートナー回線にしているかで利用条件が変わります。
一括で契約した格安SIMをそのまま海外に持って行って使えるのはとても便利です。しかし、海外ではデータ通信が使える契約はほとんどありません。使えるのは、通話とSMSだけで、利用料は高額になります。
理由は、契約している格安SIM会社がパートナー回線に使っているキャリアが、海外の回線を借りて使うためです。国内での利用と同じ感覚で使うと、帰国後に高額請求がきます。
利用状況を管理しやすい
法人契約した格安SIMは、利用状況をチェックできる管理機能があるものを選ぶと、通信費の最適化がしやすくなります。格安SIMでも、管理機能を充実させている会社は増えているので、契約するときにチェックしましょう。
業務の効率を上げるため、通信費のコストダウンのため、利用状況を管理しやすい格安SIM会社を選ぶのがおすすめです。紛失や盗難などといった緊急の事態でも、スムーズに対応できます。
社員ごとの利用状況が把握しやすくなるので、それぞれのプランのグレードを上げたり下げたりして、通信費の無駄を減らせます。
格安SIMを法人契約するデメリット
ここで、格安SIMを法人契約するデメリットについても紹介していきます。メリットとデメリットの両方を知ったうえで、契約する格安SIMを決めていきましょう。
通信速度が安定しないことがある
個人契約もそうですが、法人契約であっても、格安SIMは、通信速度が安定しないことが多いです。1日の中で、通信速度が不安定な時間帯は、朝の通勤通学時、お昼休みの時間帯、夜の3回あります。
どのタイミングも、利用者が増えるので、回線をキャリアから借りている格安SIM会社の通信は不安定になるのです。通信速度が安定しない時間帯を把握して利用者が工夫して使うとストレスも軽減されます。
通信速度が安定しやすい、通信品質がよいと評判の格安SIM会社と契約するのもおすすめです。
通話料金が高い
格安SIMの法人契約では通話料が高くなりがちです。無料通話分がないことが理由なので、通話を多く使う場合は、かけ放題プランや通話料金が割安になるプランをオプションとして作ってある格安SIM会社を選びましょう。
社員同士の連絡で通話が必要な場合には、通話ができるアプリを使うのも通話料金を安くする方法です。
法人でお得に使えるおすすめ格安SIM 7選
法人契約でお得に使えるおすすめの格安SIM会社7社をここで紹介します。料金プランや割引、海外利用ができるかどうかなどを表にまとめました。
契約する格安SIM会社を選ぶ参考にしてみてください。
こちらが法人利用でおすすめの格安SIM7社です。
・y!mobile:2回線以上の契約で1回線700円割引が受けられる
・楽天モバイル:回線数とプランを毎月変更できるから無駄なく使える
・BIGLOBEモバイル:ドコモとauの2社からプランを選べる
・mineo:3大キャリアから回線ごとに自由に選べるプランが魅力
・NifMO:法人シェアプランで残ったデータ容量をみんなで翌月シェア
・OCNモバイルONE:ドコモ回線なので充実したエリアと通信品質が魅力
・イオンモバイル:時間・回数無制限で国内通話ができるオプションが魅力
・楽天モバイル:回線数とプランを毎月変更できるから無駄なく使える
・BIGLOBEモバイル:ドコモとauの2社からプランを選べる
・mineo:3大キャリアから回線ごとに自由に選べるプランが魅力
・NifMO:法人シェアプランで残ったデータ容量をみんなで翌月シェア
・OCNモバイルONE:ドコモ回線なので充実したエリアと通信品質が魅力
・イオンモバイル:時間・回数無制限で国内通話ができるオプションが魅力
プラン | 月額利用料 | 法人割引 | 事務手数料 | 海外利用 | |
y!mobile | シンプルS(3GB) シンプルM(15GB) シンプルL(25GB) | 1,980円 2,980円 3,780円 | 法人契約(2回線以上の契約)で全回線700円割引 | web:無料 その他:3,300円 | 〇 |
楽天モバイル | ベーシックプラン 3.1GBプラン 5GBプラン 10GBプラン 20GBプラン 30GBプラン | 1,350円 1,760円 2,365円 3,256円 5,225円 6,765円 | – | 無料 | 〇 |
BIGLOBEモバイル | プランZ(0ギガ) プランS(1ギガ) プランR(3ギガ) プランM(6ギガ) 12ギガプラン 20ギガプラン 30ギガプラン | 700円 780円 1,000円 1,500円 3,200円 5,000円 7,250円 | – | 無料 | 〇 |
mineo | 500MB(au) 500MB(ドコモ) 500MB(ソフトバンク) 3GB(au) 3GB(ドコモ) 3GB(ソフトバンク) 6GB(au) 6GB(ドコモ) 6GB(ソフトバンク) 10GB(au) 10GB(ドコモ) 10GB(ソフトバンク) 20GB(au・ドコモ) 20GB(ドコモ) 20GB(ソフトバンク) 30GB(au) 30GB(ドコモ) 30GB(ソフトバンク) | 1,310円 1,400円 1,750円 1,510円 1,600円 1,950円 2,190円 2,280円 2,630円 3,130円 3,220円 3,570円 4,590円 4,680円 5,030円 6,510円 6,600円 6,950円 | 複数回線割引 1回線50円割引 | 3,300円 | 〇 |
NifMO | 音声通話対応 1.1GB 3GB 7GB 13GB 30GB 50GB データおかわり0.5GB データおかわり1GB 法人シェア5GB 法人シェア10GB データおかわり法人シェア | 1,340円 1,600円 2,300円 3,500円 4,300円 5,500円 350円 500円 2,500円 3,900円 1,400円 | – | 3,300円 | × |
10MBコース 30MBコース 50MBコース 100MBコース 500MBコース 1GBコース 3GBコース 7GBコース 10GBコース 15GBコース 20GBコース 30GBコース 50GBコース | 231円 253円 275円 330円 550円 770円 1,100円 1,870円 2,530円 3,740円 4,290円 6,380円 10,450円 | – | 3,300円 | 〇 | |
イオンモバイル | 0.5GB 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB 6GB 7GB 8GB 9GB 10GB 20GB 30GB 40GB 50GB | 803円 858円 968円 1,078円 1,188円 1,298円 1,408円 1,518円 1,628円 1,738円 1,848円 1,958円 3,058円 4,158円 5,258円 | – | 3,300円 | 〇 |
y!mobile:2回線以上の契約で1回線700円割引が受けられる
y!mobileの法人契約は、2回線以上契約すると1回線につき700円も割引が受けられます。料金プランはシンプルS(3GB)1,980円・M(15GB)2,980円・L(25GB)3,780円です。ここから700円が割引されます。
通話料金は30秒20円ですが、通話オプション「だれとでも定額(700円)」に加入すれば、10分以内の国内通話は無料になります。
スーパーだれとでも定額に加入すると月額1,700円で通話時間や回数無制限で国内通話ができます。国際ローミングやナビダイヤル、海外への通話などはサービス対象外です。
割引される金額で国内通話10分無料の通話オプションに入れるので、短い通話が多い利用状況の法人には、こちらもおすすめです。また、webサイトで申し込み手続きをすれば、事務手数料が無料というのもうれしいですね。
楽天モバイル:回線数とプランを毎月変更できるから無駄なく使える
楽天モバイルは、回線数や料金プランを毎月変更できるので、一時的に不要になった回線を継続する必要がないので、無駄なく使えて便利です。
ベーシックプランと3.1GB~30GBまでの5つのプランがあり、月額基本料金は1,375円~6,765円となっています。
ベーシックプランはメッセージの送受信がメインの回線に使えるプランです。3.1GBプランから写真付きメッセージやweb検索などを利用できます。
10GB以上のプランになると動画やファイルダウンロードといった大容量のデータも使用できるようになります。通話は30秒で20円ですが、楽天でんわアプリを利用すると通話料が半額になります。
月額935円の5分かけ放題オプションに加入すれば、楽天でんわアプリを利用した5分以内の国内通話は何回かけても無料です。
契約期間が定められていないので、解約違約金も発生しません。特別に法人割引はありませんが、利用プランや回線数や利用プランの変更への柔軟な対応がうれしいですね。
BIGLOBEモバイル:ドコモとauの2社からプランを選べる
BIGLOBEモバイルは、パートナー回線をドコモとauの2社から選べます。1週間のお試し利用ができるので、どちらの回線が使いやすいかを試してみるのはおすすめです。
BIGLOBEには、法人専用のサポート窓口があります。適切なプランの選び方がわからないときなど、しっかり相談に乗ってくれるので、安心です。
BIGLOBEの法人契約は、個人事業主やPTA、任意団体など法人格がなくても審査に通れば契約できます。
mineo:3大キャリアから回線ごとに自由に選べるプランが魅力
mineoの法人契約は、3大キャリアすべてをパートナー回線にしているので、会社の支社、営業所などの拠点ごとにつながりやすいSIMを選ぶことができます。
料金プランも用途に合わせて選べるので、無駄な通信費を削減できます。余ったデータ容量を、翌月に社内でシェアできるのでおすすめです。
国内通話料がお得になるオプションの「10分かけ放題サービス」を契約すると、10分以内の国内通話なら回数無制限でかけることができます。用件だけの短い通話を何度も使用するという人にはおすすめです。
NifMO:法人シェアプランで残ったデータ容量をみんなで翌月シェア
NifMOは、法人シェアプランが充実しているので、データ容量を効率よく使うことができます。同じ会社の中でも、内勤や外勤など仕事をする場所や内容によって使用量はさまざまです。
同じ契約のグループ内なら、今月残ったデータ容量のシェアが翌月にできるので、無駄なく使えて便利です。法人シェアプランのデータ容量が足りなくなったら、データおかわり法人シェアで買い足して使います。
また、NifMOは契約した月の基本料金が無料なのでお得です。NifMO法人サービス管理者ツールを利用することで、新しいSIMの購入や個別のプラン変更など一括で管理できて便利です。
OCNモバイルONE:ドコモ回線なので充実したエリアと通信品質が魅力
OCNモバイルONEの法人契約は、ドコモをパートナー回線として利用しているので、エリアの広さと通信品質の安定感が魅力です。
音声通話プランはありませんが、データ通信のプランは13種類にも分かれているので、最適なものを選ぶことができます。オプションでSMSの利用ができるのも魅力です。
複数の回線をグループ設定しておくことで、グループ内のデータ容量をシェアできます。足りないときには、利用回線ごとに0.5GBを550円で買い足すことができます。
追加したデータ容量は翌月に繰り越されないので、注意が必要です。また、通常利用していたSIMを一時的に利用停止にしたい場合は、サスペンドに変更できます。
サスペンドは、月額利用料が33円で最大6カ月何回でも利用可能でとてもお得です。
イオンモバイル:時間・回数無制限で国内通話ができるオプションが魅力
イオンモバイルの法人契約は、国内通話を時間・回数無制限で使えるオプション「050かけ放題」1,078円が魅力です。SIMの契約が、データ通信のみでも、かけ放題を付けると通話もできるようになります。
データ通信のみの契約でも通話ができる理由は、「050」からはじまるIP電話の番号がもらえるからです。IP電話はインターネット回線を使用するサービスで、Wi-Fi環境でも利用できます。
音声プランとあわせると、ひとつのスマホで「090」と「050」が使えます。仕事とプライベートの電話を分けて使えるのは魅力的です。
イオンモバイルの法人契約プランは、データ通信専用・音声プラン・シェアプランの3種類あります。法人で使うなら、シェアプランが気になるところです。
データ容量が余ったら、翌月に繰り越して、みんなでシェアできるので、無駄なくデータ通信ができます。契約期間がないので、違約金や解約手数料も発生せず、1回線から契約できる手軽さも魅力です。
格安SIMを法人契約する際の注意点
格安SIMを法人契約するときに注意したいポイントについてここで紹介していきます。
法人契約するときにの注意点をまとめました。
キャリアメールが利用できなくなる
キャリアメールの利用ができなくなるので注意しましょう。キャリアメールとは「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」で終わるメールアドレスから送受信するメールのことです。
格安SIMは、3大キャリアの回線を借りて使っていますが、全くの別会社になるので、それぞれのキャリアが発行しているアドレスは使えません。
お客さまとの連絡にキャリアメールを利用していた場合は、SMSが利用できる格安SIM会社との契約を検討してみましょう。
キャリアメールは使えませんが、y!mobileやイオンモバイルのようにSMSが利用できる格安SIM会社も増えています。
初期設定を自社で行う必要がある
格安SIMは、初期設定を自社でおこなう必要があります。法人契約の場合、契約する回線数が多いので初期設定を自社でおこなうのは手間な作業です。
格安SIM会社は、店舗を持たない会社も多くwebサイトでの申し込みが完了すると、SIMが送られてくる流れになっています。
利用する社員に初期設定を任せるか、担当者がまとめておこなうか…いずれにしても格安SIMだからこその注意したいポイントです。
サポートがキャリアよりも手薄いと感じる可能性あり
サポートがキャリアよりも手薄く感じる可能性があります。格安SIMの会社もサポート体制は整ってきましたが、はやり大手キャリアと比べると手薄い印象を持つ人も多いです。
店舗数も多く、足を運べば店員さんがサポートや相談にのってくれる3大キャリアの充実したサポートにはかないませんが、格安SIM会社もサポートに力を入れています。
webサイトでのチャット対応・電話対応などのサポートがある格安SIM会社もあります。利用料金が安いので、仕方のない部分ではありますが、サポート体制の充実した格安SIM会社を選んでおくと安心です。
格安SIMを法人で申し込みから利用開始までの流れ
ここで、格安SIMで法人契約の申し込みから、利用開始までの流れについて紹介していきます。個人契約ではない手続きも多いので、参考にしてみてください。
格安SIMを法人契約するときの手順を申し込みから利用開始までの流れをまとめました。
商号登記簿謄本など必要書類を準備する
格安SIMを法人契約するためには、必要な書類がたくさんあります。まず、登記簿謄本・現在(履歴)事項証明書・印鑑証明いずれか1点、発行日から3カ月以内のもので、現住所が記載されているものが必要です。
次に、担当者の在籍確認書類として、社員証(コピー)・名刺が必要になります。申し込んでいる法人名と担当者本人の名前が記載されているものが必要です。
最後に担当者の本人確認書類を用意します。運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・障がい者手帳・特別永住者照明書・在留カード+外国発行パスポート・健康保険証+補助書類のいずれか1点が必要です。
健康保険証と一緒に提出する補助書類は、公共料金の領収証(現住所が記載された3カ月以内のもの)・住民票・届出避難場所証明書・行政機関発行の領収書(現住所と名前が書かれた3か月以内のもの)が必要になります。
法人であることを証明する書類と、担当者がその会社に在籍している証明、担当者の本人確認書類の3つの書類を用意して法人契約の準備をはじめましょう。
希望の格安SIMプランを申し込む
次に、どの格安SIM会社と契約するかを決めて、webサイトで必要なプランを申し込みます。どの格安SIM会社にするかをしっかり検討し、詳細なプランを決めていきます。
格安SIM会社によっては、1~2週間のお試し期間を設けているところがあります。実際にSIMを使ってみるのもおすすめです。
端末を購入・各自用意する
格安SIMに申し込みが終わったら、端末を購入します。法人契約の場合、端末を購入するときの支払いが一括払いになることが多いです。
初期費用が掛かってしまいますが、必要な端末の数を調べて会社用スマホを購入しましょう。また、SIMを使う社員が個人的に用意する方法もあります。状況に応じて、どちらかを選択しましょう。
納品されたら初期設定をして利用開始
SIMと端末が納品されたら、それぞれにSIMを挿し初期設定をします。端末を利用する個人が用意した場合は、SIMを配布し、初期設定をしてもらいます。
ここまでの流れが終わったら利用開始できます。
法人で利用できるおすすめ格安SIMについてよくある質問
法人で利用できるおすすめの格安SIMについてよくある質問をここで紹介します。
法人で利用するときによくある質問を集めました。
個人向けのキャンペーンも適用することができる?
個人向けのキャンペーンは法人契約では適用されません。個人向けのプランよりもプランが格安な料金が設定されていることが多いので、個人向けのキャンペーンが適用されることはないようです。
社外への通話をよく使うがかけ放題のオプションはあるか?
かけ放題プランは、オプション契約で用意している格安SIM会社があります。mineoには月額880円で10分以内の国内通話かけ放題のプランがあります。
イオンモバイルは、IP電話を利用したかけ放題プランがあります。月額利用料は1,,078円で、データ通信のみのプランでも利用できるのでとてもお得です。
y!mobileのスーパーだれとでも定額は、月額利用料が1,000円のかけ放題プランです。国内通話なら通話時間や通話回数を気にすることなく完全定額で使えます。
楽天モバイルには、楽天でんわアプリを利用して月額935円で5分かけ放題プランが用意されています。電話回線を使った通話なので、安定した通話品質を保つことができます。
BIGLOBEには、月額660円で「BIGLOBE電話3分かけ放題」、月額913円で「BIGLOBE電話10分かけ放題」ふたつのかけ放題プランがあります。
格安SIMの法人契約では通話料が割高になっているので、通話を多く使う場合、かけ放題オプションがあると通信料を安くできておすすめです。
社員の利用状況を確認するにはどうしたらよいか?
NifMOには、無料で法人契約したSIMカードの利用状況を確認できる管理者ツールがあります。利用状況を確認することで、個人利用の無駄遣いの抑止になります。
BIGLOBEでもマイページ(旧管理者画面)で利用状況を確認することができます。利用者やSIMの追加、利用人数の確認、プランの変更などが簡単に確認できて便利です。
まとめ:格安SIMを法人契約してお得にスマホを使おう
ここでは、格安SIMの法人契約について紹介してきました。会社用スマホを格安SIMで契約すると通信費は安くなります。
法人用のプランは、データ容量を細かく分けてあるので、適切なものを探しやすいのが特徴です。なかでも、データ容量を社内でシェアできるプランを設けている格安SIM会社もいくつかあり、無駄にデータ容量を多く契約する必要もなくなりました。
自分の会社では、スマホをどのように使っているのかを把握して、データ容量や通話オプションなどを検討することがおすすめです。
常にどのように使っているかを一括でいつでも管理できる画面が用意されている格安SIM会社もあるので、よりお得に使えるように契約する格安SIM会社を選びましょう。