「節約したいけれど、一体何から始めればいいんだろう」とお悩みですか?
将来が不安だから貯金を増やしたい。節約して旅行に行きたい。など、様々な思いがありますよね。
そこで本記事では、節約方法を3つのステップに分けて紹介していきます。
今まで節約が続かなかった方も、何から節約すればいいのか分からない方も、本記事の流れに沿っていけば大丈夫。
無理のない節約方法を取り入れて、ゆとりある生活を叶えましょう!
目次
節約は何から始める?ステップごとに攻略していこう
「節約って何から始めればいいの?」と迷っている方は、節約の3つのステップを順番に攻略していきましょう。
節約の3つのステップはこちら。
- 家計管理で支出を把握する
- 固定費を見直す
- 変動費を削減する
無理なく効果的に節約するためには、この3つのステップを踏むことがとても大切です。
誤った順番で節約に取り組むと「必死に切り詰めているのに節約の効果が出ない」という、苦しい状況に陥ってしまいます。
今から1つずつのステップについて丁寧に説明していくので、ぜひ参考にしてください。
節約のステップ①家計管理で支出を把握しよう
節約のステップの1つ目は、家計管理で支出を把握することです。
あなたは、毎月、何に・いくら支払っているのか、しっかりと把握できていますか?
家計管理をしてお金の流れを分析することは、節約において非常に大切です。お金を無駄づかいしている項目が一目で分かるようになります。
ここからは、おすすめの家計管理の方法を具体的に紹介していきます。
家計簿アプリで記録を付ける
まずは家計簿アプリで記録を付けることから始めましょう。
家計簿と言えば、手書きのノートを思い浮かべるかもしれません。しかし圧倒的におすすめできるものは、家計簿アプリです。
家計簿アプリのメリットはこちら。
- 支出の入力が楽
- 支出状況をグラフで見れる
ノートの場合、全て手書きする必要がありますが、アプリならレシートの写真を撮るだけです。商品を買った店名・日付・金額などは、全て自動で読み込んでくれます。
また支出状況を円グラフ・棒グラフで見ることもできます。例えば、先月と今月の支出差も一目で分かるので、数字が苦手な方でも家計状況を把握しやすいです。
おすすめの家計簿アプリは「Zaim」。雑誌やテレビでも紹介されるアプリで、無料で使えるのに機能は充分です。デザインも可愛くて見やすいですよ。
クレジットカード・電子マネーでより便利
家計管理を楽にするために、支払いはクレジットカードや電子マネーを使うことをおすすめします。
なぜなら先述した家計簿アプリと連携できるからです。例えばカードの引き落としがされた後は、アプリ内にもその金額や内容が自動で反映されます。
「家計簿を付けるなんて面倒」と思っている方こそ、現金以外の支払い方法をマスターしていきましょう。
さらにクレジットカードや電子マネーは、キャッシュバックやポイント還元もあるので、現金で支払うよりもお得になります。
「PayPay」や「メルペイ」では頻繁にクーポンも配布されるので、この機会にキャッシュレス決済にも挑戦してみてくださいね。
貯金専用の口座を作ると効果的
家計管理を上手く進めるために、貯金専用の口座を用意しましょう。
例えば、貯金額を毎月1万円と決めたら、そのお金は先に貯金専用の口座に入金します。
または積立貯金を活用して、あらかじめ給料から天引きしましょう。
貯金専用の口座を作っておけば、ついお金を使ってしまうことが減りますし、節約の成果も一目で分かるようになります。
節約のステップ②固定費を見直そう
節約のステップの2つ目は、固定費を見直すことです。
固定費とは、生活をしていると定期的に必要になる、一定額の費用のこと。
例えば下記が固定費にあたります。
- 住居費
- 水道光熱費
- 保険料
- 通信料
- 教育費
- 自動車ローン
節約初心者ほど、食費や洋服代を削ろうと考えますが、それよりも固定費の見直しが重要です。
なぜなら、固定費は1度見直しをすると、継続的な節約効果が生まれるからです。
食費をチマチマ節約することは大変ですが、固定費なら無理なく節約できる項目も多いです。
今回は、特に節約しやすい固定費を4つ紹介します。
スマホは格安SIMに変更する
固定費を節約するために、スマホは格安SIMに変更しましょう。
あなたはドコモ・au・ソフトバンクのいずれかで携帯を契約していませんか?
その場合、月々の携帯料金は、安くても6000円・高ければ1万円を超えると思います。
しかし格安SIMに変更すれば、月々2000円~3000円に抑えることが可能です。
よって、1年間で10万円近く節約することもできるのです。
「格安SIMはよく分からないし契約の変更は面倒」と感じている方も、この機会に思い切って格安SIMに乗り換えましょう。
今や格安SIMの利用者は日に日に増える一方です。
「UQモバイル」や「LINEモバイル」のホームページでは、あなたの携帯料金がいくら安くなるのか、シミュレーションすることもできますよ。
年払い・クレジットカード払いに変更する
固定費を節約するために、各種支払い方法を、年払いやクレジットカード払いに変更しましょう。
まず年払いについて説明します。
日頃、分割払いに設定している固定費を、年払いやまとめ払いに変更するだけで割引されることがあります。
例えば、下記のような固定費は年払いへの変更がおすすめです。
- NHK受信料
- 生命保険料
- 自動車保険料
- 国民健康保険
- 国民年金
1年間の料金をいきなり支払うことは難しいかもしれませんが、できるものから順番に、年払いに変更していきましょう。
また、銀行引き落としからクレジットカード払いに変更することもおすすめします。
クレジットカード払いなら、金額に応じてポイントが貯まるからです。
例えば、下記の固定費はクレジットカード払いがおすすめです。
- NHK受信料
- 通信料(携帯電話・インターネット)
- 生命保険料
- 自動車保険料
- 国民健康保険
- 国民年金
ただし、生命保険料・自動車保険料は、クレジットカード払いに対応していない会社もあります。
また国民健康保険・国民年金は、ポイント付与の対象外となるカードもあるので、事前に確認してくださいね。
定期購読・定期購入を解約する
固定費を節約するために、必要のない定期購読・定期購入は解約しましょう。
例えば、化粧品の定期購入を惰性で続けていませんか?
あまり使っていなければ、定期購入はスパっと中止することをおすすめします。
また、あまり新聞を読まないのに購読している方も、紙面の購入を止めたり、電子版への変更を検討してみましょう。
紙面から電子版に変更すると、月々200円~600円ほど安くなります。
また各新聞社のアプリを使えば、無料で一部ニュースを読むこともできます。
カーシェアリングを検討する
固定費を節約するために、車を持つのはやめて、カーシェアリングを検討しましょう。
カーシェアリングとは、会員登録をしておけば、24時間好きな時に車を借りられるシステムです。
駐車場代やメンテナンス費用を支払う必要はありません。
週末だけ車に乗る方や都心に住んでいる方は、マイカーよりカーシェアリングの方が、車にまつわる費用が安くなる可能性が高いです。
今や全国各地に車を借りられるステーションが設置されています。
カーシェアリング業界で1番ステーション数の多い「タイムズカーシェア」で、あなたの近隣にあるステーションを調べてみましょう。
節約のステップ③変動費の削減に取り組もう
節約のステップの3つ目は、変動費の削減に取り組むことです。
変動費とは、金額が毎月変わる費用のこと。
例えば下記が変動費に当たります。
- 食費
- 被服費
- 美容費
- 日用品・消耗品費
- 趣味娯楽費
- 医療費
ここでは、今日からできる変動費の節約方法を5つ紹介します。
固定費と異なり、変動費はこつこつと節約する必要があります。
無理のある節約は続きませんので、あなたに合う節約方法を取り入れてくださいね。
食費は予算を決めてまとめ買い
変動費を節約するために、食費は予算を決めてまとめ買いしましょう。
例えば4人家族なら、予算を1週間6000円と設定し、1週間に1~2回まとめ買いに出かけます。
1週間に何度も買い物に行くと、その度についつい買い足してしまい、予算オーバーとなる方が多いです。買い物に出かける日はなるべく限定することをおすすめします。
また、まとめ買いする曜日はスーパーの特売日と被らせると、さらに節約効果が高まります。
水筒・お弁当を持ち歩く
変動費を節約するために、水筒やお弁当を持参しましょう。
毎日コンビニで150円のお茶を買っていると、1か月の支出は4500円です。
これを水筒に変えるだけで、毎月4000円ほど節約できるでしょう。
また、毎日のランチに600円使っていると、1か月の支出は1万8000円となります。
これに対して、お弁当1食あたりの費用は約230円。
ランチをお弁当にするだけで、1か月で約1万1000円の節約効果が生まれます。
※お弁当1食あたりの値段は、ニチレイフーズによる「お弁当事情に関する調査」を参照しています。
洋服はプチプラやレンタルを活用
変動費を節約するために、洋服はプチプラやレンタルを活用しましょう。
プチプラとは、プチ・プライスの略称で、安くて可愛い商品のことを指しています。
洋服を購入するなら下記の店舗がおすすめです。
- GU
- H&M
- ユニクロ
- WEGO
シンプルでベーシックな洋服も取り揃えているので、着こなしは無限大。
日常の着回しはもちろんのこと、仕事用に着れる服もたくさん販売されています。
また、手持ちの洋服を増やしたくない方は、ファッションレンタルサービスもおすすめです。
例えば「airCloset」なら、月額1万円でスタイリストが選ぶコーディネートを何度も借りることができます。
お酒やたばこを控える
変動費を節約するために、お酒やたばこを控えましょう。
お酒やたばこを嗜む方は、月々の支出を把握されていますか?
毎月1万円以上出費している方もいるのではないでしょうか。
お酒の場合、毎日200円のビールを飲めば、1か月で6000円の支出です。
たばこの場合、毎日500円のたばこを1箱吸っていれば、1か月で1万5000円も支出しています。
お酒とたばこの頻度が高い方は、この機会に生活を見直してはいかがでしょうか。
節約はもちろんのこと、あなたの健康維持にも繋がりますよ。
不用品はフリマアプリで販売
最後に、フリマアプリの活用をおすすめします。
節約生活を始めると、あまり使っていないのに家に放置されている洋服や雑貨が目に付くようになります。
そのような不用品は「メルカリ」や「ラクマ」で販売しましょう。
スマホから簡単に出品できるので、忙しい主婦の方でも隙間時間に取り組めます。
そして売上ができれば、生活の足しにもなるので嬉しいですよね。
また、フリマアプリでは、洋服や化粧品を安く購入することもできます。
通常店舗で購入するよりも値下がりしていることがあるので、ぜひ商品検索してみてください。
ステップを踏めば初心者でも節約できる!
今回の記事では「節約って何から始めればいいの?」と悩む方に向けて、節約の3つのステップを紹介しました。
- 家計管理で支出を把握する
- 固定費を見直す
- 変動費を削減する
あなた自身が無理なく節約するためにも、節約の効果を高めるためにも、ぜひ3つのステップに沿って節約生活を始めてみてください。
順番に取り組んでいけば、初心者でも節約に成功できますよ!