モバイルWi-Fiを利用してテレビを視聴する方法をお調べですね。
最初に結論を言うと、モバイルWi-Fiでもテレビを見られます。
ただし、テレビチューナー付きモバイルWi-Fiを用意しなくてはなりません。
そこで今回は、テレビを視聴できるテレビチューナー付きモバイルWi-Fiについて接続方法から注意点まで詳しく紹介します。
この記事を読めば、モバイルWi-Fiでテレビを見られるので外でも楽しめるようになるはずです。
初心者でもわかりやすく解説するので参考にしてみてください。
目次
1.テレビチューナー付きモバイルWi-Fiとは
テレビチューナー付きモバイルWi-Fiとは、テレビチューナーが内蔵されているモバイルWi-Fiのことです。
チューナーが内蔵されていることで、簡単な接続と設定だけでリアルタイムのテレビ番組の視聴が可能となります。
ワンセグや地デジ(フルセグ)といった、地上デジタル放送を受信するものなので、基本使用量も無料で通信量の消費もありません。
機器と接続できれば、外でもテレビを見られるでしょう。
テレビチューナー付きモバイルWi-Fiは、ワイモバイル・ソフトバンクから提供されています。
モバイルWi-Fiの機種で、テレビチューナーに対応しているモデルは以下の2種類です。
- ワイモバイル Pocket WiFi 502HW
- ソフトバンク Pocket WiFi 304HW
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1−1.ワイモバイル Pocket WiFi 502HW
サイズ | 高さ60mm、幅104mm、奥行き18.3mm |
重量 | 約150g |
最大の通信速度 | 下り最大速度 187.5Mbps、上り最大速度37.5Mbps |
バッテリー容量 | 3000mAh |
連続通信時間 | 10時間程度(フル充電時) |
最大同時接続台数 | 10台 |
製造メーカー | ファーウェイ |
通信の方式 | FDD-LTE、AXGP |
接続インターフェース | USB2.0 |
無線の種類 | a/b/g/n/ac |
ワイモバイル Pocket WiFi 502HWにはテレビチューナーが搭載されています。
こちらの機種の特徴としてはバッテリー容量が大きい点も魅力となっており、テレビを視聴する以外の面でも便利なルーターです。
ただしテレビに接続して視聴する際には途切れる、繋がらないという意見も多くあります。
通信環境による影響が大きいことから設置場所などの通信環境を整えてみると良いでしょう。
1−2.ソフトバンク Pocket WiFi 304HW
サイズ | 高さ59.5mm、幅101mm、奥行き15.9mm |
重量 | 約130g |
最大の通信速度 | 下り最大速度 110Mbps、上り最大速度10Mbps |
連続通信時間 | 9時間程度(フル充電時) |
最大同時接続台数 | 10台 |
製造メーカー | ファーウェイ |
通信の方式 | FDD-LTE、AXGP、3G |
接続インターフェース | USB2.0 |
無線の種類 | b/g/n |
ワイモバイルの親会社でもあるソフトバンクから提供されているPocket WiFi 304HWでもテレビチューナーに対応しています。
2014年7月に発売されたモデルの旧機種となっており、2020年に修理受付も終了するなどの点で注意が必要です。
また通常のネット使用に関しても他機種と比較した際にはスペックが劣ります。
テレビを視聴すること自体は可能となっており、電波を受信する環境が整っている場合には問題なく利用できるスペックは保有しています。
モバイルWi-Fiを使う環境に合わせてどちらか選んでみてください。
ここまでテレビチューナー付きモバイルWi-Fiを紹介してきました。
次は、実際に使うためにも接続方法をチェックしてみましょう。
2.モバイルWi-Fiでテレビを見るための接続方法
テレビチューナー付きモバイルWi-Fiでテレビを見るために機器へ接続する方法を以下2つに分けて解説します。
- 無線で接続する場合
- 有線で接続する場合
どちらの接続に対応しているかを確認して、接続しやすいものを選んでみてください。
方法1.無線で接続する場合
対応している機種により若干接続方法が変わることもありますが、基本となる手順について解説していきます。
無線で接続する場合の基本的な手順は以下の通りです。
- 接続機器のネットワーク設定を開く
- モバイルWi-FiのSSIDを確認して選択し、パスワードを入力する
- 接続できれば完了
電波が不安定な場合には、アンテナの向きを変える、置き場所を変えてみる、有線接続に切り替えるなどで対処しましょう。
方法2.有線で接続する場合
有線で接続する場合の基本的な手順は以下の通りです。
- モバイルWi-Fiと接続機器をLANケーブルで接続する
- パスワードを入力する
- 接続できているかを確認する
モデルにより操作が異なることがありますが、概ね上記の方法で接続できるようになっています。
有線・無線のどちらかで接続できれば、モバイルWi-Fi本体でなくても接続機器側でテレビを見られますよ。
次の項目では注意点を確認しておきましょう。
3.モバイルWi-Fiでテレビを見るときの注意点
テレビチューナー付きモバイルWi-Fiでの注意点は以下の3つです。
- プロバイダ選びは機種のラインナップを確認する
- 専用のアプリをダウンロードする必要がある
- バッテリー残量に注意する
テレビを見るためにも大切なことなので確認してみてください。
注意点1.プロバイダ選びは機種のラインナップを確認する
モバイルWi-Fiを用意するためにはプロバイダとの契約が必要です。
テレビチューナー付きのモバイルWi-Fiを用意するためにも、プロバイダで選べるモバイルWi-Fiのラインナップに含まれているかを確認してみてください。
また、テレビ以外に使うことも考えると、データ通信容量や通信速度が満足できる価格で使えるのかを考えて選ぶと良いですね。
プロバイダとの契約方法は、直接店頭で申し込む方法と、インターネット上で申し込む方法があります。
多くの場合、インターネット上で契約した方が支払い額が安くなるので参考にしてみてください。
契約の際には、期間や解約金についても確認しておくことで失敗やトラブルを未然に防げるため、内容について細かく確認しておくようにしましょうね。
モバイルWi-Fiをどこで買うのが良いのか迷った時には、下記の記事を参考にしてみてください。
注意点2.専用のアプリをダウンロードする必要がある
テレビチューナー付きモバイルWi-Fiを使うには専用のアプリのテレビ視聴(iPhone/Android)が必要です。
せっかくモバイルWi-Fiを接続しても、専用のアプリがなければテレビは見られないので注意しておきましょう。
対応の端末で事前にダウンロードしておけば、起動して簡単な設定をするだけで見られるようになりますよ。
注意点3.バッテリー残量に注意する
テレビ視聴では、モバイルWi-Fiのバッテリー消費に注意しましょう。
外出先でテレビを見るときには充電できないので、気が付いたら切れていたということにもなりかねません。
また、バッテリーの平均寿命は1年半〜2年ほどです。
使い続けるうちにバッテリーの減りが早くなるので、外では十分に見られなくなることもあるでしょう。
寿命がきたときには新しい端末やバッテリー交換を検討してみてください。
どうしても交換が難しいときにはバッテリーを長持ちさせる工夫をしてみましょう。
バッテリーを長持ちさせる方法は以下の7つがあります。
- 使用しない時は電源をオフにする
- 接続機器のWiFiをオフにする
- Bluetoothテザリングを使う
- キャリアアグリゲーションを使わない
- ディスプレイ設定を調整する
- 省電力設定にする
- 充電したまま放置しない
工夫次第では長持ちさせられますのでチャレンジしてみてくださいね。
モバイルWi-Fiのバッテリーについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみましょう。
まとめ
モバイルWi-Fiでテレビを見るためにはテレビチューナー付きモバイルWi-Fiを用意する必要があります。
また、専用のアプリであるテレビ視聴をダウンロードしなくてはテレビは見られません。
正しく接続して、アプリまで用意できればモバイルWi-Fiを使ってテレビを見られるようになるはずです。
上手く用意できれば、出かけ先でも楽しめるので参考にしてみてくださいね。