「フリーランスとして働きたいけれどもその1歩が踏み出せない」
「フリーランスになるためには何から始めたらいいかわからない」
このような悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はフリーランスとして独立するためにまず副業でフリーランスとして働く方法を紹介します。
フリーランスとして、今後働いていくことを考えている方はぜひご一読ください。
目次
会社員がフリーランスになるためには副業から始めよう
会社員の方はまず副業でフリーランスとして働いてみることをおすすめです。
実際に今フリーランスとして働いている方も多くの方は副業としてフリーランスを始めた方が数多くいます。
急にフリーランスとして独立するのはリスクが高い
会社員の方が、何の準備もなくフリーランスとして働くことは、とくに危険であまりオススメできません。
理由は、会社員とフリーランスでは働き方が受けられる社会保障制度に大きな違いがあるからです。
フリーランスとして働いていくためには稼ぐだけのスキルがとくに必要になります。
いきなりフリーランスとして働くのは、リスクが高すぎるので、まずは会社員として働きつつ副業でチャレンジしてみましょう。
会社員が副業でフリーランスとして働くメリット
フリーランスとして独立することを考えていなくても副業でフリーランスとして働く事は様々なメリットがあります。
どのような、メリットがあるのか解説していきますので、確認してみて下さい。
収入が増える
副業を始めることで、隙間時間を有効に使って収入を増やせます。
たとえば、通勤時間や帰宅してから寝るまでの時間など、有効活用できる時間は日常生活の中に多く存在しているのです。
スマホを使ってできるような副業だと、さらに細かい隙間時間を活用できますね。
好きなことで稼げる可能性がある
副業でフリーランスとして働くことで、自分に興味があることややりがいを感じることで稼げる可能性があります。
例えばイラストを描くことが、趣味であったとしましょう。
本業にして稼いでいくとなると、生活費の分まで稼ぐ必要があり、余程の才能がない限り、なかなか難しいでしょう。
しかし副業でイラストの仕事をし、生活費は本業で稼ぐことで、好きなことを仕事にできます。
会社員が副業でフリーランスとして働くデメリット
副業でフリーランスとして働くことには、もちろんデメリットも存在します。
どのようなデメリットがあるのかを副業で働く前に必ず確認しましょう。
自分の自由な時間がなくなる可能性がある
隙間時間を有効活用して稼げるということは、逆を言えば自由な時間がなくなる可能性があります。
好きなことを副業にした場合は、自由な時間が必要だとあまり思わないかもしれません。
しかし趣味とは程遠い仕事を副業にした場合は自由な時間がない事にストレスを感じる可能性があるため注意しましょう。
思ったように稼げないことがある
好きなことをして稼ぐということは、簡単なことではありません。
クライアントから対価を支払ってもらえるようなスキルが必要になります。
副業を始めた当初は、実力や経験が伴わなず、思ったように報酬につながらないことも多いでしょう。
しかしそこで諦めてはいけません。
自己研鑽を繰り返し、知識や技術を積むと安定した報酬を得られるようになるのです。
おすすめの副業6選
副業始めたいと思っていてもどの仕事で副業すれば良いか思い付かない人も多いのではないでしょうか。
そこで副業で稼ぎやすい職業を6つ紹介しましょう。
もちろん、ここで紹介する職業以外にも副業で稼げる職業は数多くあります。
自分でも探してみるとよいでしょう。
Webライター
ウェブライターとは、サイトやブログに記事を寄稿し、報酬を得る職業です。
出版社や広告業界に勤務経験がなくても、医療や金融など専門の知識があれば、仕事を受注できる可能性があります。
エンジニアやデザイナーのように、特殊なスキルが必要ではないため必要ないため、幅広い方にお勧めできる仕事です。
WEBエンジニア
ウェブエンジニアとは、ホームページやサイトなどを作るお仕事。
プログラマーやSEとしての勤務経験がある方におすすめです。
プログラミングの技術が必要であるため特殊なスキルが必要になります。
デザイナー
デザイナーとは、商品や書籍の表紙、ホームページなどをデザインするお仕事です。
デザイナーで受注できる仕事はとても幅が広く、デザインが趣味の人にはうってつけのお仕事といえるでしょう。
Uber Eats
Uber Eatsとは、食品をお客様にデリバリーする配送業を代行するお仕事です。
都市圏を中心に利用者数が増えてきており、その気になればUber Eatsのみで生計を立てることもできます。
配送には主に自転車を使うため、運動不足も解消できるメリットがあります。
ただし、まだサービスを導入していない自治体も多いため注意しましょう。
写真販売
写真販売とは、文字通り自分で撮った写真を販売します。
現在は、無料素材サイトに撮影した写真を販売することなど、さまざまな方法で報酬を得ることが可能です。
ブロガー
ブロガーは、自分でブログを開設して記事を更新し、アフィリエイト広告を貼り付けることで収益を得られます。
ブログの更新だけで、1,000,000円以上の月商を稼ぐ人も多いです。
ただし、収益が得られるようになるまで時間がかかります。
稼げるようになるには、忍耐力が必要です。
ネット販売
ネットオークションやフリマアプリを使って商品を販売するお仕事です。
仕入れてきた商品を転売したり、自分で作成したアクセサリーを販売したり幅広い方法で稼ぐことができます。
とくにアクセサリー販売は、工作や手芸が趣味な人におすすめです。
副業でフリーランスとして働く場合は確定申告が必要な場合がある
副業でフリーランスとして働き、報酬を得た場合は自分で確定申告をしなければならない可能性があります。
そもそも確定申告とはどのような手続きなのか、どんな時に必要なのか確認してみましょう。
確定申告とは所得税を支払うための手続き
確定申告とは所得税の額を自分で計算して国に納める手続きのことです。
所得税とは、1年間で得た所得に対して課せられる税金のこと。
ただし、年間の売り上げのすべてに所得税がかかるのではなく、売り上げから必要な経費を金引いた残りの所得に税
金が課せられる仕組みです。
会社員の場合は、基本的に確定申告は必要ありません。
勤務先が会社員の代わりに所得税を計算し、給与や賞与から天引きして、税金を納めてくれるからです。
しかし、フリーランスや自営業で得た収入は稼いだ本人にしかわかりません。
そこで、確定申告によって所得税の計算や納税まで、すべて自分で行う必要があるのです。
副業の所得が20万円を超えると確定申告が必要
会社員として働きつつ副業をしている場合は、副業による所得が20万円を超えると確定申告が必要です。
副業の所得を確定申告するときは、勤務先から発行される源泉徴収票も提出しなければなりません。
源泉徴収票とは、勤務先が従業員に変わって支払った所得税の金額が記載されている重要な書類です。
副業による確定申告の時だけでなく、会社から渡された時は大事に保管しておきましょう。
アルバイトやパートで雇用されている場合も確定申告が必要
副業がアルバイトやパートの場合も確定申告が必要な場合があります。
とくに、副業としてパートやアルバイトをしていて、年間の収入が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
会社員が副業をする際の注意点
会社員が副業でフリーランスとして働くためには必ず就業規則を確認する必要があります。
なぜ就業規則の確認が必要なのか必ず確認しましょう。
会社の就業規則を確認する
会社の就業規則の確認が必要な理由は、就業規則によって副業が禁止されている可能性があるからです。
近年は、副業を認めている会社も増えてきています。
しかし、残念ながら副業を就業規則によって禁止している会社の方が多いのです。
就業規則に違反した場合、会社から注意を受けたり場合によっては損害賠償請求されたりするケースもあります。
自分の身を守るためにも副業始める前に就業規則を必ず確認しておきましょう。
できる限り会社に副業の許可をもらう
就業規則を確認し、副業が認められていても会社の承認が必要な場合があります。
この時は、必ず会社の承認を得てから副業を始めましょう。
会社からの承認を得ずに、副業を始めると後々にになってトラブルに発展する可能性があります。
会社にバレないように副業でフリーランスとして働くためには
会社の就業規則で副業が禁止されていても副業を始めたいと思われる方も多いでしょう。
そこでここでは、副業をしても会社にバレないようにする方法を紹介していきます。
ただしここで紹介している方法を実践しても、会社にばれる可能性を完全にゼロにできるわけではありません。
こっそり副業することに、大きなリスクが伴うようであれば、副業可能な会社への転職も視野にいれて検討しましょう。
副業していることを口外しない
副業が最も会社にばれる理由は、同僚や同じ会社ので働く人からのリークです。
そして、同じ会社で働く人に副業していることを、つい話してしまうことで知られてしまいます。
副業で収入が得られるとうれしい気持ちになり、つい他人に自慢したくなるものです。
しかし、他人に話してしまうと副業が会社にばれるリスクが飛躍的に上昇してしまいます。
嬉しい気持ちは会社とは関係のない人と共有し、本業の会社の人にはなるべく口外しないようにするのが懸命でしょう。
住民税の納税方法を普通徴収にする
副業が会社にばれてしまうもう1つの理由が住民税です。
副業を行って確定申告をすると、その申告書類をもとに住民税も計算されます。
そして、確定申告の書類を作成するときに、住民税を自分で納付する普通徴収を選択しなければなりません。
普通徴収を選択しないと、副業で得た収入も考慮された住民税の通知が勤務先に行ってしまいます。
そして、同じ給与収入の従業員と比較して住民税が額が大きかった場合に、副業によって収入を得ていることを疑われるのです。
まとめ
フリーランスとして独立する前に、会社で働きながら、副業でフリーランスとして働くのがおすすめです。
副業をすることで、好きなことで収入を得られ、時間も有効活用できます。
ただし、副業を開始する前に必ず会社の就業規則を確認しましょう。
たくさん働いて稼ぐことも大切ですが、あくまで本業に支障がない範囲で始めるのが、成功するコツです。