WiFiの共有ができなくて困っていませんか?
WiFiを共有するためには、バージョンやお互いの連絡先登録、テザリング機能の契約などいくつかの条件が必要です。
それらの条件を満たしているか確認した上で、もう一度WiFiの共有設定を見直してみる必要があるでしょう。
そこで、この記事ではWiFiの共有ができない場合の対処方法を詳しく解説!
- Wi-Fiが共有できない時にまず試したい6つの対処法
- iPhone同士でWi-Fi共有ができない場合の対処法
- AndroidでWi-Fi共有ができない場合の対処法
上記3つのパターン別に分けて対処法をご紹介します。
WiFiが共有できないときは対処法を順番に試せば、繋がるようになるはずです。
インターネット共有を上手く活用して快適なWiFi環境を整えましょう。
目次
1.Wi-Fiが共有できない時にまず試したい6つの対処法
WiFiが共有できない時にまず試したい6つの対処法を以下の順番でご紹介します。
- インターネットに接続されているかを確認する
- 接続可能上限数を超えていないかを確認する
- パスワードが間違っていないかを確認する
- 再起動を試す
- インターネット共有がオンになっているかを確認する
- ネットワーク設定のリセットを試す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
対処法1.インターネットに接続されているかを確認する
端末がインターネットに接続されていることを確認しましょう。
WiFiを共有するには、端末がインターネットに接続されていなければインターネット共有(テザリング機能)は使用できません。
パソコンならWiFiに、スマートフォンならモバイルネットワーク(LTEや4G)に接続されていることを確認してください。
対処法2.接続可能上限数を超えていないかを確認する
WiFi共有が可能な接続上限数は超えていませんか?
テザリング機能で同時に接続できる機器の数は決まっていますので超えていないか確認してみましょう。
対処法3.パスワードが間違っていないかを確認する
パソコンとスマートフォンでWiFiの共有ができない場合はパスワードが間違っていないかを確認してみてください。
特に打ち間違いやすい小文字大文字、全角半角の区別には注意しましょう。
また、パソコン上でパスワードを入力する際は、大文字入力モードになってしまっている場合もあります。
キーボード左側の「Caps Lockキー(大文字入力に固定するためのキー)」がオンになっていないか確認した上で入力してみてくださいね。
対処法4.再起動を試す
上記をすべて確認してもWiFi共有ができない場合は、一度、パソコンとスマートフォンを再起動してみましょう。
再起動後に設定に間違いがないかもう一度見直してみてください。
対処法5.インターネット共有がオンになっているか確認する
インターネットの共有設定がオンになっていることを確認しましょう。
- iPhoneの場合
- Androidの場合
- パソコンの場合
それぞれの確認方法は以下の通りです。
iPhoneの場合
- 「設定」から「インターネット共有」を開く
- インターネット共有(ほかの人の接続を許可)がオンになっているかを確認する
- インターネットを共有する側で接続しているネットワーク名が合っているかも確認する
以上がiPhoneでインターネット共有設定をオンにする方法です。
ネットワーク名は、WiFi共有される側の端末と同じ名前のものを選んでください。
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「接続」から「テザリング」を開く
- インターネット共有(WiFiテザリング)がオンになっていることを確認する
以上がAndroidでインターネット共有(WiFiテザリング)を確認する方法です。
Androidではインターネット共有がWiFiテザリングとなっていることがあります。
どちらも同じものなので確認してみてください。
パソコン(Windows10)の場合
- 「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の順に開く
- 「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」の順に開く
- 「アダプターの設定の変更」を開く
- インターネットに接続している「ネットワークアダプター」を右クリックし「プロパティ」を開く
- 「共有」タブを開く
- 「ネットワークのほかにユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」にチェックが入っていることを確認する
以上がパソコン側からネットワーク設定を確認する方法です。
使っているパソコンのOSによって設定方法に違いがあります。
OSに合わせた方法でインターネット共有を確認してみてくださいね。
対処法6.ネットワーク設定のリセットを試す
再起動をしてもWiFiの共有ができない場合は、一度ネットワーク設定をリセットしてみましょう。
ネットワーク設定のリセットをしてしまうと、過去に繋いでいたWiFiの設定をすべてやり直すことになります。
よく考えた上で、最終手段として活用してみてください。
- iPhoneの場合
- Androidの場合
それぞれの方法は以下の通りです。
iPhoneの場合
- 「設定」画面から「一般」を選択
- 「リセット」を選ぶ
- 「ネットワーク設定をリセット」を選択
以上がiPhoneでネットワーク設定をリセットする方法です。
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「システム」を選択
- 「リセット」を選ぶ
- 「ネットワーク設定のリセット」を選択
以上がAndroidでネットワーク設定をリセットする方法です。
ここまでは利用する端末に共通した対処法を紹介してきました。
次の項目からはiPhone、Android、パソコンのそれぞれの対処法を紹介していきます。
2.iPhone同士でWi-Fi共有ができない場合の対処法
iPhone同士でWiFi共有ができない場合には下記の2つを確認してみましょう。
- iOSが最新バージョンかを確認する
- 連絡先がお互い登録されているかを確認する
それぞれ詳しく解説します。
対処法1.iOSが最新バージョンかを確認する
iPhone同士でのWiFi共有は、お互いの端末を近づけるだけで簡単に対処できます。
ですが、共有するためには条件が整っていなければ、設定を見直してもWiFiの共有はできません。
iPhone同士でWiFiパスワードを共有する場合、iOSのバージョンが最新のものにアップデートができていることが条件です。
- ホーム画面で「設定」を開く
- 設定画面から「一般」を開く
- 「ソフトウェアアップデート」を開く
- 「ダウンロードとインストール」を開く
- 利用規約を確認し「同意する」を押す
- ダウンロード後「今すぐインストール」を押す
- 自動で行われる再起動が終われば完了
以上がiOSのバージョンを最新にアップデートする方法です。
iPhone同士でのWiFiパスワードの共有は、古いバージョンのiOSには搭載されていません。
お互いのiPhoneが、最新のバージョンであるか確認してみましょう。
対処法2.連絡先がお互い登録されているかを確認する
WiFi共有するiPhone同士で、お互いに連絡先が登録されているか確認してみましょう。
第三者に誤って共有してしまわないように、お互いの連絡先が登録済みのiPhone同士でなければWiFiの共有ができない仕組みになっています。
この場合、どちらか一方だけが連絡先の登録をしていても共有できないので注意して下さい。
また、メールアドレスだけ登録されていても共有できません。
必ず電話番号を登録するようにしましょう。
3.AndroidでWi-Fi共有ができない場合の対処法
次に、AndroidでWiFiの共有ができない場合ですが以下の2つを確認してみてください。
- テザリングオプションの加入はしているかを確認する
- 端末がテザリング対応しているかを確認する
Androidはインターネット共有をテザリングと表記していることから間違えやすいため注意してチェックしてみましょう。
対処法1.テザリングオプションの加入はしているかを確認する
AndroidでWiFiを共有する場合は、端末自体をアクセスポイントとするテザリング機能を使います。
そのため、Androidを契約するときに、テザリングオプションに加入していないとテザリング機能を使用できません。
契約内容は通信会社によって異なるため、テザリングオプションが入っているかどうか、まずは確認してみてください。
対処法2.端末がテザリング対応しているかを確認する
テザリング機能は、対応している端末でないと使用できません。
テザリング機能を使ってインターネット共有ができなかった場合、お使いのAndroidがテザリング機能に対応していない可能性があります。
比較的新しい端末であれば、テザリング機能に対応しているものが多いですが、古い端末は確認が必要です。
取扱説明書やWEBサイトで対応機種の確認をしてみて下さい。
まとめ
WiFiの共有ができない時は、まずWiFi共有するための条件が整っていることを確認しましょう。
その上でWiFiネットワーク設定を1つずつ見直し、すべて確認してもWiFiの共有ができなかった場合は一度設定をリセットしたり再起動して様子を見てみてください。
落ち着いてひとつずつ確認していき、WiFiの共有ができない問題を解決しましょう。