「WiFiの繋がりが悪い」とお悩みではないでしょうか?
もしかしたら、上手く通信ができずに、WiFiの距離が届いていないかもしれません。
この記事では、WiFiの距離を伸ばす6つの方法を詳しく解説していきます。
WiFiの距離を伸ばす方法を知れば、今よりも快適な通信環境を広く用意できるようになるはずです。
スムーズなWiFi環境で、快適にネットを楽しみましょう。
目次
1.今のWi-Fiの距離をアプリで確認しよう
今使っているWiFiの距離をアプリで確認してみましょう。
そもそもWiFiの距離を伸ばす必要があるかを調べる必要があるからです。
WiFiの距離を伸ばす必要があるかを確認するための無料アプリは2つあります。
- WiFi Analyzer
- WiFi ミレル
これらの無料アプリを使えば、WiFiの距離がわかるので試してみてください。
1つ目の「WiFi Analyzer」はAndroid用のアプリで、WiFiの電波の強弱をグラフ化してくれます。
また、メーターでの表示も可能なのでWiFiの電波の強弱が分かりやすいでしょう。
もう1つのアプリは、「WiFi ミレル(iPhone/Android)」というものです。
iOS・Androidに対応しているアプリなので、iPhoneでも使用できます。
これは電波強度を100までの数値で表してくれるのでわかりやすいです。
100に近ければ近いほど、電波強度が強いということを表しています。
また、ヒートマップ機能というものが存在し、家の間取り図を読み込んで場所ごとに電波の強さがわかるので距離を知らべるのに役立つでしょう。
以上のアプリを使って、どの部屋にWiFiルーターを置けば良いか適切な場所を決めてください。
速度計測アプリについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考になるはずです。
手軽に知るには扇マークを確認するのもアリ
手軽にWiFi速度を伸ばす必要があるかを確認したいときは扇マークを確認するのもありです。
スマホやパソコン画面の右上に扇マークがあり、その扇マークでWiFiの速度がわかります。
扇マークの線は3か4つで表示されていて、点灯している線の本数が多いほどWiFiを拾っていることを意味するのです。
つまり、扇マークの線が4つあるうちの4つ全てが点灯していればWiFiがしっかり飛んでいることがわかります。
逆に、1つしか点灯してなければWiFiをあまり拾えておらず、接続に問題が生じている状況です。
そのようにして扇マークを確認し、手軽にWiFiの強度を測ってみましょう。
以上がまず、WiFiの距離を伸ばす必要があるかどうかを確認する方法でした。
WiFiの距離を伸ばす必要があるとわかったら、ここからご紹介していく方法でWiFiの距離を伸ばしましょう。
2.Wi-Fiの距離を伸ばす方法6選
WiFiの距離を伸ばす方法には、以下のようなものがあります。
- 無線LANルーター自体を替える
- 無線LANルーターを置く場所を変える
- 周波数を変える
- 中継機を置く
- ホットスポット機能を使う
- 屋外専用機器を使う
これらの方法を試せば、今よりも距離を伸ばせるかもしれません。
それぞれの方法について、順番に確認していきましょう。
方法1.無線LANルーター自体を替える
WiFiの距離を伸ばすには無線LANルーター自体を替えるという方法があります。
無線LANルーターごとに、値段や性能などが異なるからです。
もし、今使っている無線LANの性能が低く、それが原因でWiFiの距離が伸びないというのであれば、無線LANルーター自体を替えた方がいいかもしれません。
また、無線LANルーターが老朽化している場合も新しい無線LANルーターを購入したほうがいいです。
高性能で、新しい無線LANルーターに替えたら、WiFiの距離が伸びることは珍しくありません。
購入してから何年も経っているようであれば、無線LANルーターごと替えることも検討してみましょう。
方法2.無線LANルーターを置く場所を変える
無線LANルーターを置いている位置によってWiFiの距離や速度が変化します。
たとえば無線LANルーターを電子レンジの近くに置いていると、電子レンジから出る電磁波がノイズになり通信障害が起こりやすくなってしまうのです。
なので今一度、無線LANルーターが電子レンジなどの電磁波を放つものの近くに無いかを確認しましょう。
もし、無線LANルーターが電子レンジの近くにある場合は、電磁波によるノイズが原因でWiFiの距離が短くなっていると考えられます。
したがって、そのときは無線LANルーターを電子レンジから遠い位置に置きましょう。
方法3.周波数を変える
周波数を変えることでWiFi速度が速くなることもあります。
2.4GHz帯は、電波が届く範囲が広い分、電波干渉を受けやすく、通信障害が起こりやすいです。
2.4GHzは14チャンネルに別れているので、このチャンネルを変えましょう。
このときルーターのチャンネルを1か6か11に合わせてみてください。
チャンネルを変えて、周波数を変えることでWiFi速度が向上します。
方法4.中継機を置く
中継機を置けば、WiFiの距離が伸びて速度が出ます。
文字通り、WiFiルーターから、WiFiを中継してくれるので発信範囲が広がるのです。
広い部屋や2階建ての家ではWiFiの距離が足りてなかったり、障害物があるなどしてWiFiが繋がりにくいということがよくあります。
「親機から距離がある所で使用したい」「壁があることでネットに繋がりにくい」という問題があれば、中継機を置くのがおすすめです。
WiFiの固定ルーターから距離が離れてしまうと、単純にWiFiが届きにくいことがよくあります。
中継機があれば現在のルーターの性能以上に、WiFiを遠くまで飛ばせるのです。
また、中継機は無線LANルーターと比較して安く購入できるので、WiFiを遠くまで飛ばしたい場合はぜひ試してみてください。
方法5.ホットスポット機能を使う
ホットスポット機能を使うことでもWiFiの発信範囲は広がるはずです。
ホットスポットとは、無線LANなどのアクセスポイントを通して誰でもネットに接続可能な空間を指します。
パソコンのモバイルホットスポット機能を使うことで、WiFiの発信範囲が広がり、WiFi速度が速くなるでしょう。
方法6.屋外専用機器を使う
屋外専用機器を使うことで電波干渉がなくなり、距離が伸びて速度が速くなることがあります。
できれば周りに障害物の無い、高い位置に置きましょう。
ただし、WiFiの電波は水を通しにくいので、水回りに置かないように注意してください。
以上がWiFiの距離を伸ばす方法6選でした。
できることから積極的に試し、快適な通信環境を手に入れてください。
まとめ
WiFiの距離を伸ばすには、以下の6つの方法があります。
- 無線LANルーター自体を変える
- 無線LANルーターを置く場所を変える
- 周波数を変える
- 中継機を置く
- ホットスポット機能を使う
- 屋外専用機器を使う
まず今のWiFiの距離を伸ばす必要があるかを確かめるためにも、スマートフォンアプリを使うのが良いですね。
WiFiの距離を伸ばして、安定したインターネット環境を手に入れましょう。