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一人暮らしって1ヶ月っていくらかかるの?貯金するためのコツまで徹底解説!

2019.07.23

気楽な一人暮らしを満喫していたら、月末にお金が足りなくなってしまったり翌月びっくりするような光熱費の請求書が届いたことはありませんか?

「もしかして使いすぎ?他の人はどれくらい使ってどれくらい貯金できているのか気になる!」

そんな風に感じていてもなかなか人には聞きづらいですよね。

そこで一人暮らしにかかる1ヶ月食費・光熱費・貯金を増やすためのコツまで徹底解説していきます!

一人暮らしで1ヶ月にかかる食費

自炊メインの食生活か、外食メインの食生活なのかによって大きく変動する食費。

収入の15パーセントが目安と言われているので、月収が20万円の場合の食費は3万円ということになります。

節約の鍵にもなる一人暮らしの平均食費を男女別・世代別に解説していきます。

男性の平均食費

男性は外食が多いイメージがありますが、実際はどうなのでしょう?

世代によって変化していく食費について解説していきます。

    男子学生の平均食費 27000円
    20代男性の平均食費 36000円
    30代男性の平均食費 43000円

1か月にかかる男子学生の平均食費

男子学生の平均食費は27000円。

意外とかかっているように思えますが、1日の支出で考えると900円程度の計算です。

月の半分以上は自炊している人でも、飲み会の多いサークルに入っていると5万円近くかかる月もあったり、学生ならではのお付き合いで食費が高くなってしまうパターンも。

一方でまかない付きのバイトを選んだり、カップラーメンやレトルト食品をメインにして食費を1万円以内におさめている人もいます。

男子学生の食生活は極端なところがあり、平均食費はあまりあてにならなさそうです。

1か月にかかる20代男性の平均食費

20代男性の平均食費は36000円で、そのうち平均外食費は17000円です。

これはあくまでも平均ですので、ほとんどの食事を外食で済ませる人は外食費だけで5万円以上かかることもあります。

東京でも1ルームマンションなら借りられるような金額ですね。

独身が多い世代なので、学生時代の友人との付き合いと仕事関係の付き合いが重なり、結果的に外食費が増えていくという事情があるようです。

外食派が目立つ20代ですが弁当男子と呼ばれる人も多く、自炊に抵抗のない世代と言えます。

自炊をしっかりしている人は、月に2回程度の飲み会があっても3万円台に抑えられているようです。

1か月にかかる30代男性の平均食費

30代男性の平均食費は43000円で、1日当たりで計算すると1450円程度の支出です。

30代になると責任ある立場につくことも少なくありません。

部下に奢る立場になったり、仕事上の付き合いで外食の機会も増えるでしょう。

外食費が単なる食費の一部ではなく、交際費を含んだものになっていくので食費が増加します。

また30代は節約のためだけではなく、健康の為に自炊する人も増える世代です。

食材や調味料にこだわると、外食派よりも食費が高くなってしまう場合があります。

女性の平均食費

女性はダイエットや美容のために自炊をしたり、食事量を減らしたりというイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。

世代別に女性の食費を解説していきます。

女子学生の平均食費 20000円
20代女性の平均食費 26000円
30代女性の平均食費 36000円

1か月にかかる女子学生の平均食費

女子学生の平均食費は2万円です。

バイトなどで忙しく、自炊する暇がないという人でも32000円程度と男子学生に比べてかなり抑えられています。

単純に男性と女性では食べる量が違うというのもありますが、食費よりもメイク用品やファッションにお金を使いたいという人が多いようです。

そのために3食全て自炊して食費を節約する人がいる一方で、「節約にもなるしダイエットにもなるから」と食事量を減らして食費をけずる無茶な食生活をする人も。

男子学生と同じく若い女性の食生活は独特で、平均はあってないようなものと言えそうです。

1か月にかかる20代女性の平均食費

20代女性の平均食費は、学生時代より少し増えて26000円になります。

学生時代よりも収入も増えていると考えれば、金額的には大きな変化ではないでしょう。

社会人になると忙しくなる上に仕事の付き合いで飲み会があったりと、自炊にかけられる時間が減ってしまうので多少の食費増加は避けられません。

週末の作り置きでお弁当を作ったり、無理のない自炊で節約している人の平均食費は2万円ほどとなっています。

1か月にかかる30代女性の平均食費

30代女性の平均食費は36000円と一気に1万円もアップしました。

女性も30代になると部下にご馳走したり、仕事上の付き合いが増えたりと外食費が増えることが要因として考えられます。

それに加えて、美容や健康に配慮した食事を好むようになるのも30代女性の特徴です。

オーガニック食材などを使った体にいい食事は、自炊にしても外食にしても割高になり、食費増加の一因になります。

一人暮らしで1ヶ月にかかる光熱費

一人暮らしをするまで意識したこともなかった水道代・ガス代・電気代。

実家で暮らしていた時のように何も気にせず使っていると、夏はクーラーの利用などでびっくりするような金額になることも。

一人暮らしの平均光熱費について解説していきます。

一人暮らしの平均光熱費

関東で一人暮らしをした場合、1か月にかかる平均光熱費は1万円前後。

水道代が約3000円、ガス代は自炊頻度や入浴頻度によって差はあるものの3000円から5000円の範囲が平均です。

電気代は季節によって大きく変動します。

春と秋のエアコンを使用しない時期の平均は月3000円ですが、クーラーや暖房を使う夏と冬の時期は月7000円にまで跳ね上がるので使い方に注意が必要です。

自炊をよくする人の平均光熱費

自炊をよくする場合はガス代が平均よりも少し高くなります。

そうは言っても毎日自炊をして1000円から1500円高くなる程度ですので、自炊で節約できていることを考えれば大きな差ではありません。

それでも気になる場合は圧力鍋を使ったり、電子レンジを併用するなどして時短調理を心がければ光熱費を節約できます。

外食派の平均光熱費

ほぼ毎食外食をした場合の平均光熱費は8000円から9000円程度です。

思っていたよりも高いと感じませんか?

光熱費は家賃などと違って毎月変わる変動費に分類されますが、仮に全く使わなくても月に3000円程度の基本料金はかかります。

お風呂に入ったりエアコンを使用すれば当然光熱費に加算されるので、自炊をしてもしなくても光熱費に大きな差はないと言えそうです。

インドア派とアウトドア派で平均光熱費は変わる?

比較的アクティブだと思われる20代から34歳までの平均光熱費は7000円です。

それに対して、家で過ごす時間が多いと思われる65歳以上の平均光熱費は12500円となっています。

インドア派とアウトドア派では5000円以上の差が生まれることがわかりましたが、外へ出れば食費や交通費などもかかるので生活費全体で考えたほうがいいでしょう。

一人暮らしの平均貯金額

自分の貯金額は他の人と比べて多いのか少ないのか、気になっていても直接は聞きづらいですよね。

貯金額は世代というより収入で大きく変わってきますので収入別に解説していきます。

手取り月収が20万円以下の場合

手取り月収が月20万円以下の場合、平均貯金額は約2万円です。

家賃が月収の3割とすると6万円。

食費や光熱費はもちろん、スマホやパソコンの通信費や意外とかかる雑費も加算していくと生活費に余裕があるとは言えません。

結婚式の参列や医療費などのイレギュラーな出費があると貯金できない月もあるでしょう。

家賃を抑えたり自炊を増やして月4万円ほど貯金している人もいます。

手取り月収が25万円の場合

手取り月収が月25万円の場合の平均貯金額は約35000円。

家賃は5万円から7万円くらいが相場で、月収20万円以下の人とあまり変わりません。

ただ収入が増えると交際費や食費も増える傾向があるので、貯金額の大幅アップは難しいようです。

手取り月収が30万円以上の場合

手取り月収が月30万円の平均貯金額は約5万円です。

月収35万円の場合で平均約7万円、月収40万円で平均10万円と増えていきます。

月収が30万円を超えると、交際費や食費だけでなく家賃がかなり上がる傾向があるので、貯金額を増やしたい場合は家賃を見直してみてください。

毎月の貯金額を増やすコツ

毎月の貯金額を増やしたくても、無理や我慢してまで節約はしたくないですよね。

光熱費はちょっと意識するだけでも簡単に節約できます!

気軽にできる節約のコツをご紹介していきますので、”ちょっと”を積み重ねてみませんか?

電気代を節約する”ちょっと”

電気代の中で大きな割合を占めるエアコンの使い方を見直してみましょう。

設定温度を1℃下げて使うと月に400円から600円ほど節約ができるので年間で約5000円の節約になります。

風量はもっとも効率的な運転で部屋を快適な温度にしてくれる自動モードがおすすめです。

自炊で”ちょっと”節約

節約のために自炊が増えると気になってくるのがガス代です。

調理の際に落し蓋を使ったり、炎が鍋底からはみ出ないように調整するだけでも年間約4000円の節約になります。

調理法では炒める→蒸す→煮るの順でガス代が高くなるので、蒸すときは電子レンジを使用したり煮物は圧力鍋を取り入れると節約できます。

お風呂で”ちょっと”節約

シャワーは1分間に12リットルの水が使われています。

出す時間を1日1分短くするだけで年間約2000円の節約になるので、髪や体を洗っている時は止めておきましょう。

湯船に浸かることが多い人は、お風呂の蓋をこまめにすると年間約2400円の節約ができます。半身浴も蓋をしていた方が効果的なので一石二鳥です。

食費を抑える

生活費節約の鍵となる食費。

上手にやりくりして抑えることができれば、毎月の貯金額を増やせます。

蒸し野菜の作り置き

作り置きというと手間がかかって面倒というイメージがありますが、休日など余裕のある時に野菜をレンジで蒸しておくだけでも立派な作り置きです。

蒸しあがったら冷まして冷蔵庫に入れるだけで、キャベツやほうれん草などの葉物野菜は3日ほど、カボチャやブロッコリーなど固さのある野菜は3日から5日ほど持ちます。

炒め物やサラダはもちろん、カレーに入れたりおひたしにしたりと応用ができます。

蒸し野菜が冷蔵庫に入っていれば自炊のハードルが下げられそうですね。

豚ひき肉料理の達人になる

豚ひき肉は常に安定して低価格!様々な料理に使えるコスパ最強の優秀食材です。

レシピサイトで検索すると、6万件以上の豚ひき肉料理が掲載されています。

作り置きの蒸し野菜と豚ひき肉を一緒に炒めたり、蒸し野菜に豚ひき肉の餡をかけるだけで立派な一品になります。

定番のハンバーグやつくねは大量に作って冷凍がおすすめ。

アレンジもできますし、お弁当のおかずにもぴったりです。

麻婆豆腐にすれば糖質制限中にも食べられるダイエットメニューになります。

うまく取り入れて美味しい節約ごはんを作ってみてくださいね。

まとめ

一人暮らしで1ヶ月にかかる平均生活費と比較して、あなたの生活費はいかがでしたか?

生活費が平均額からオーバーしていたり、貯金額が平均額を下回っていたからといって、極端に生活費を制限すると一人暮らしが苦痛になってしまいます。

節約は一時的に頑張ってもあまり意味がないので、無理なく続けられることが大切です。

自炊がどうしても負担に感じるならば頑張る必要はありません。

マイボトルでコーヒー代を節約したり、外食を1回控えるなど自分に合った方法で無理なく節約して、楽しい一人暮らしにしていきましょう!

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