あなたは、毎日100%の力を発揮できていますか?フリーランスという働き方において、1番のメリットはその自由度です。
指示する人も叱ってくる人もいません。
しかし、人は縛られなくなった時に、自分で自分を律するほど、強くはないのです。
なぜなら私たちはずっと縛られて生きてきたから。
今回は、自由が武器のフリーランスという働き方において1番重要な「スケジュール・タスク管理」について紹介します。
- 時間管理が苦手
- 仕事の効率が悪くて生活リズムがバラバラ
- どうすれば時間管理ができるか知りたい
以上のような、フリーランスやフリーランス志望の人のスケジュール管理に関する悩みを解決していきます。
5分ほどで読めるので、最後まで読んでみてください。
目次
フリーランスの命、スケジュール管理の重要性!
なぜ、フリーランスでスケジュール管理について悩む人が多いのか?それは何となくでしか、スケジュール管理の重要性を理解できていないからです。
「フリーランス=自由」というイメージかもしれませんが、そこに敢えて「管理=不自由」の要素を加えることで、仕事の効率化や時間短縮をすることが、スケジュール・タスク管理の意味です。
フリーランスはスケジュール管理が命です。
その重要性を以下の2点に絞って紹介していきます。
- 自由だからこその自己管理
- 不健康な生活もスケジュール管理で脱出
自由だからこその自己管理
先述した通り、フリーランスはとことん自由です。
起床時間も、出社時間も、退社時間も、あなた以外の誰も決めてくれません。
私はこの状態は、夏休みの小学生と、宿題の関係性に似ていると感じています。
小学生でもスケジュール管理して宿題をこなしているのは極少数ですよね。
宿題よりも重要性の高い仕事をしているフリーランスだからこそ、誰よりも自己管理能力を上げる必要があるのです。
不健康な生活もスケジュール管理で脱出!
時間管理が苦手なフリーランスほど、昼夜逆転や、過度な睡眠不足、運動や食生活の乱れなど、生活バランスが崩れています。
自由さ故、何時間でも仕事ができてしまうのも考えものです。
生活リズムが崩れているフリーランスにも、スケジュール管理は有効です。
今日一日という時間でどこまでのタスクを終わらせるか?を最初に決めることで、働き過ぎや非効率な仕事を避けることができます。
- 朝起きる時間
- 仕事をする時間
- 仕事をしない時間
- 寝る時間
以上4つを決めることで、生活バランスも仕事の生産性も一気に上がります。
フリーランスの為のスケジュール・タスク管理方法5選!
フリーランスという働き方において、スケジュール管理が重要ということはわかりましたが、では具体的にどのような手法でスケジュール管理を行うのでしょう?
仕事の生産性や、効率化を上げてくれる、スケジュール・タスク管理方法は以下の5つです。
- 出勤時間と退勤時間を決める
- 重要度と緊急度でタスクを分類
- マルチタスクではなく、シングルタスク
- 1日の行動をルーティーン化する
- タスク・スケジュール管理ツールを活用する
出勤時間と退社時間を決める
フリーランスという働き方の話をしていますが、スケジュール・タスク管理において、会社員の働き方は理にかなっています。
なぜなら、時間が決まっているからこそ、集中力が増すからです。
今でこそ、会社員でも残業という効率の悪い働き方をしていますが、残業さえなければ、9時~17時で1日のタスクを終わらせないといけない!となれば、効率重視で仕事をせざる終えませんよね。
重要度と緊急度でタスクを分類
全てのタスクは以下の3つに分類されます。
- 重要で緊急なタスク
- 重要だけど緊急ではないタスク
- 緊急だけど重要ではないタスク
今あなたのするべきタスクが、上記3つのうちのどこに割り当てられるタスクなのか?を考えて視覚化することで、今何をするべきなのかを理解できます。
マルチタスクではなくてシングルタスク
私たちは仕事ができる人ほど、マルチタスクをしているという、間違った固定概念を持っています。
しかし、実際に仕事ができる人は、シングルタスクを高スピードで回しているだけなのです。
マルチタスクは一見、多くのタスクをこなしているように見えます。
しかし非効率で蓋を開けると、何一つ終わってるタスクがないという状況になるので、間違えないようにしましょう。
1日の行動をルーティン化する
フリーランスという働き方には、「ライター/デザイナー/プログラマー/マーケター」などのクリエイティブな仕事をしている人が多いため、ルーティンを組まない人もいます。
ツイッターで1万人以上のフォロワーを獲得しているWebマーケター/ライターのテツヤマモトさんは、フリーランスのルーティンについて以下のように発言しています。
フリーランスと言えど、生活リズム・稼働時間・休日を定めるべき。
一流アスリートは毎日をルーティーン化して、無駄なストレスをいかに受けないかにこだわる。毎日を非日常に、自由に過ごすのも楽しいけれど、知らないうちに疲れて仕事どころじゃない。「自由に働こう!」はある種、二流の合言葉。
— テツヤマモト/WEBマーケター (@okapo192) 2018年3月13日
タスク・スケジュール管理ツールを活用する
最後はツールに頼るという方法です。フリーランスに限りませんが、スケジュール管理で重要なのは、以下の項目を視覚化することです。
- 何をする必要があるか?
- いつまでにする必要があるか?
- 進捗状況はどうなっているか?
上記3つを視覚化して、次に何をするか理解しやすくする為に、ツールを使います。
では、スケジュール・タスク管理ツールにはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
フリーランスにオススメのスケジュール管理アナログツール3選!
まずは、アナログツールから紹介していきます。今では無料のデジタルツールも沢山出ていますが、スケジュール帳は紙のものを使っているフリーランサーもいます。
フリーランスにオススメのアナログツールは以下の3つです。
- 【KOKUYO】ジブン手帳
- 【講談社】「超」整理手帳
- 【寄藤文平】y-pad
【KOKUYO】ジブン手帳
「ジブンのすべてが、この中に。」というキャッチコピーにあるように、ジブン手帳の魅力は3冊分スタイルです。
一年、一生、メモ帳と手帳の役目を幅広く捉えています。
フリーランスはあくまでも働き方、ジブン手帳を使えば今するべきタスクはもちろん、将来の生き方ややりたいアイデアなども、気軽に書き込める生活に変わります。
【講談社】「超」整理手帳
シンプルイズベストという言葉が非常に似合う、元官僚の野口悠紀雄さん考案のロングセラー手帳が、この「超」整理手帳です。
完全タスク管理用の手帳としては、とても使いやすくシンプルなデザイン。
ジャバラ式の用紙を出すと8週間分のスケジュールを把握することができます。
しかし、この「超」整理手帳は、2019年度版を持ってラストとなるそうです。
多くの人に愛された手帳、一度は手にとってみてください。
【寄藤文平】y-pad
その名も、「アナログ版、iPad」。その機能性やスケジュール・タスク管理だけでなく、クリエイティブやチームでの仕事にも適用した機能的な手帳です。
複数の仕事をしている人には、このy-padがオススメです。
なぜなら、複数のプロジェクトやタスクを見開きのページで把握することができるからです。
- デザイナーとしてのあなたのタスク
- マーケターとしてのあなたのタスク
- はたまた一児の母親としてのタスク
あなたの持っている、大切なプロジェクトの1つ1つをこのy-pad1冊で管理することができます。
また方眼のページもあり、クリエイティブなアイデアも保管することも可能です。
フリーランスにオススメのスケジュール管理デジタルツール5選!
アナログのスケジュール管理と、デジタルのスケジュール管理ツールの魅力は、また違うところにあります。
仕事をするのも管理するのもパソコン1つというのも魅力的です。
フリーランスにオススメのスケジュール・タスク管理デジタルツールは以下の5つです。
- Googleカレンダー/Todoist
- ジョルテ
- タイムツリー
- トレロ/Evernote
- ワンダーリスト
【スケジュール管理】Googleカレンダー/Todoist
Googleカレンダーはやはり多くの人が活用しているスケジュール管理ツールの1つです。
「月、週、日」と簡単に細分化してスケジュールを把握できます。
また、「Todoist」というTODOリストを効率化するツールを連携して使うことで、さらに効率的にスケジュールとタスクを管理することができます。
Googleカレンダーに書き込まなくても、TODOリストをTodoistに登録することで、Googleカレンダーにそのまま登録されます。
【スケジュール管理】ジョルテ
スマホで手軽にスケジュール・タスク管理ができるのが、ジョルテです。
「ToDo、日記、カレンダー」などの基本機能はもちろんですが、カスタマイズ性が高いことも特徴です。
色や背景、文字フォントなどの変更が可能で、仕事だけでなく趣味や休日などのスケジュール・タスクもわかりやすく管理することができます。
ジョルテのコンセプトである、手帳のようなスケジュールアプリの名の通り、紙の手帳のようにカスタマイズして自分なりのデザインにするのも、オススメです。
【スケジュール管理】タイムツリー
複数人で共有することを前提としたスケジュール管理ツールが、タイムツリーです。
元々は家族でカレンダーをシェアするという趣旨ですが、仕事でも使えます。
タイムツリーの特徴といえば、スケジュール毎にコメントという形で、チャットをすることができることです。
フリーランスだけどチームで動いてる人にはオススメです。
- 次の予定に遅れそう
- 電車の遅延などのトラブルが
という時に、パッとタイムツリーで共有できたら、便利ですよね。
【タスク管理】トレロ/Evernote
フリーランスにオススメのタスク管理としてとても優秀なのが、トレロというツールです。
パソコンでもスマホでも確認できるのが便利です。
またChromeの拡張機能などでも様々な追加サービスもあり、Evernoteなどのメモアプリとも同期することができるので、フリーランスならぜひ、活用してほしいタスク管理ツールです。
Webクリップ機能などは、Webライターとして活動する人なら、参考記事などをクリップして、時間のある時に読み込むこともできるので、非常に効率的にインプットができます。
【タスク管理】ワンダーリスト
ワンダーリストの魅力は、タスクの属性別に分けられることや、期限やメモ、サブタスクを設定できること、消化したタスクも見ることができることなどの3つが挙げられます。
とにかく設定したタスクをこなしていくことに、モチベーションを感じるなら、ワンダーリストはシンプルな作りなので、サクサクタスク消化することができます。
難しくて複雑なツールは苦手という人にオススメです。
【まとめ】フリーランスだからこそスケジュールは自己管理しよう
さて、今回はフリーランスの為のスケジュール管理について紹介してきました。
フリーランスという言葉に影響されて、作業効率を考えずダラダラしているとただのフリーターになってしまいます。
フリーランスという働き方で一番大事にしなければいけないのは、「信頼」です。
クライアントからの信頼はスケジュール管理で決まります。ぜひ、この記事で紹介した方法で、時間と収入の両方を手に入れてください。