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Category: 節約

固定費の見直しで貯金を倍に増やす節約テクニック5選

2019.08.15

家計費の中でも割合が意外に高い固定費を少し減らすだけでも、かなりの節約効果があります。

変動しやすい食費などを減らすためには、継続的な我慢が必要ですが、固定費は一度見直して減らしてしまえば、我慢する必要がありません。

だから、比較的楽に節約できるのです。

今回は、住宅費や水道光熱費、携帯代の基本料金などの固定費を見直して、貯金を倍に増やす節約テクニックを5つご紹介します。

固定費の見直しが節約につながる理由

電卓とお金

固定費の見直しを一回行うだけで、その後はずっと減らした分の節約をし続けることができます。

例えば、固定費の見直しで1ヶ月に5,000円をカットできれば、一年間で5,000円×12ヶ月なので6万円も貯金できることになります。

固定費とは、水道光熱費の基本料金や保険料、住宅ローンなどの毎月決まった額の支出。

それに対して変動費は、食費や娯楽費、水道光熱費の基本料金以外の使った分の費用などです。

固定費は一度見直して減らしてしまえば、今後も自動的に節約していけますが、変動費の節約は継続的な我慢が必要なので、根気が要ります。

固定費とは?3つに分類すればわかりやすい!

固定費には、大きく分類すると「住居費」「保険費」「通信費」の3つの分類があります。

3つの分類の固定費について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.生活に必要な住居費

住居費とは、住宅ローンや家賃、水道光熱費の基本料金などの生活に必要な固定支出です。

この中でも、住宅ローンや家賃などは、家族が多いほどに毎月の出費額が大きいです。

特に、住宅ローンは金利などを見直して乗り換えることで、長い目で見た時に何百万円もの節約できる可能性があります。

水道光熱費に関しても、契約プランの見直しや乗り換えなどで基本料金を安くなると、毎月の負担が軽減されるのです。

2.いざという時のための保険料

いざという時のための生命保険や損害保険なども、毎月決まった金額を支払う固定費の一つです。

安くするためには、保険会社へ相談をしましょう。

個人で解決するのは少し難しく、相談するためには保険会社の方とスケジュールを合わせなければならないので多少手間がかかりますが、最も現実的な方法です。

損害保険には車関係や災害関係や住まい関係のものがあり、生命保険には医療保険やがん保険・死亡保険・個人年金保険などがあります。

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いざと言う時のために準備しておきながらも、しっかりと節約することが可能です。

実際に見直しをしてみるとよくわかりますが、生活環境やライフステージによって、ふさわしい契約プランや保険の種類が違います。

専門家に相談して、一緒に見直すのもひとつの賢い方法です。

3.携帯やネットで必要な通信費

通信費とは、携帯電話代やインターネット回線費用のことで、スマートフォンやパソコンの普及により、不可欠な固定費のひとつとなりました。

普及率の高まりとともに、1世帯あたりのスマートフォンやパソコンの台数が増えているので、それだけ通信費用がかかってしまいます。

しかし、逆に考えると、料金の見直しをして1台あたりの支出を少しでも減らすだけで、1世帯で考えたときにはかなりの節約。

例えば、4人家族の1人あたりの携帯料金を2000円減らしたなら、1ヶ月8,000円の節約が可能です。

これもまた、一年で契約すると8,000円×12ヶ月で96,000円になり、約10万円近くの貯金ができるのです。

固定費の見直しで節約する5つの方法

固定費の見直しが節約につながる理由や固定費の種類について理解していただいたところで、具体的な節約方法を見ていきましょう。

ご紹介する5つの方法を実践するだけでも、結果が出る節約を実現できます。

1.電気やガスは乗り換えで節約できる

電力やガスは会社を乗り換えることで大きく節約することが可能です。

電力の自由化により、従来から存在する地域ごとの大手電力会社だけではなく、新電力会社への乗り換えが可能になった現在では、乗り換えにより、無駄な固定費をカットすることができるようになりました。

水道光熱費は、基本料金と使用した分の料金が加算されたものであり、基本料金の部分が固定費にあたります。

つまり、固定費の見直しでは、基本料金の部分に注目するべきなのです。

新電力会社やガス会社では、世帯や利用内容に合った契約プランが種類豊富に取り揃えられており、お得なキャンペーンも実施されています。

このため、少しでも安い契約プランを用意している電気やガス会社に乗り換えることで、固定費のカットが可能です。

例えば、楽天電気は基本料金が全くかからない料金プランを用意していたり、HTBエナジーでは、従来の大手電力会社の基本料金や電力量料金よりも5%安い料金設定をしていたりします。

それぞれの会社の契約プランの内容を比較しながら、少しでも安い会社に乗り換えれば、無理なく固定費をカットでき、節約した分を貯金に回すことができるのです。

2.携帯代を格安SIMで節約できる

ここ数年で登場した格安SIMをうまく活用することで、毎月の携帯代を減らすことができます。

これまでは、大手携帯会社のみで携帯電話の契約をするのが一般的でしたが、格安SIMが登場してからは、乗り換えで毎月の携帯料金を2分の1ぐらいに減らして、賢く節約する人が急増。

格安SIMとは、大手携帯キャリアの基地局設備やネットワークに相乗りすることで料金ダウンを実現した仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供する格安スマートフォンサービスです。

格安SIMの最大の特徴は、料金プランの安さと種類の多さと言えます。

例えば、通信容量が毎月3GBまでの契約プランでは、大手携帯キャリアは月々5,000円程度かかるところ、格安SIMは1,800円程度しかかからないため、1ヵ月で3,000円近くの節約が可能です。

さらに格安SIM会社によっては、特定のアプリやサービスを利用するときの通信量が使い放題になるカウントフリーというサービスを展開しており、大幅に使用する通信容量を減らすことができます。

最も有名なのは、BIGLOBEモバイルのカウントフリーオプションです。

オプションによりカウントフリーオプションを追加すると、AbemaTVやAppleMusic、YouTubeなどの指定されたコンテンツを利用する時だけ、通信量が使い放題になり、料金が全くかかりません。

現在、大手携帯会社でスマートフォンの契約をしており、毎月の料金が高いと感じている人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。

3.生命保険や自動車保険の見直し方

生命保険や自動車保険の見直しを自分でするのもいいですが、保険会社の専門家に相談して、プロと一緒に見直すのが賢明です。

生命保険や自動車保険の契約プランをもう一度見直すことで無駄を減らせる可能性が高いのですが、個人では見直し自体が困難なので、プロへの相談がベストと言えます。

もし保険に月1万円以上も払っている場合は、特に見直しが必要で、1万円以下に抑えることができるように相談して下さい。

また、独身の時の保険の内容と結婚してからの保険の内容は違って当然です。

ですから、結婚したり子供が生まれたりなどの変化があれば必ず保険を見直しましょう。

年齢を重ねるごとに、医療保険やがん保険などの内容も変わってくる制度の存在も定期的な見直しが必要である理由の一つです。

同時にあれこれと沢山の保障内容をつけるのではなく、最低限に抑えることで、大幅に固定費をカットすることができます。

4.住宅ローンの見直しで返済額を軽くする

最近は、マイナス金利の影響もあり住宅ローンの金利が下がっています。

だからこそ、金利が低い住宅ローンに借り換えることで、返済額を大幅に減らすことができるのです。

金利が低い銀行以外でも、金利1%程度の金融機関が増えているため、うまく乗り換えることで数百万円も安くできるケースがあります。

例えば、住宅ローンの総額が2,360万円あったとしましょう。金利4.0%で25回払いをすると、総支払い額は3,737万円になります。

しかし、固定費の見直しで金利0.875%の金融機関で借り換えをすると同じ25回払いで総支払い額は2,628万円になり、約1,109万円の節約ができるのです。

ただし、住宅ローンを借り換える際には、数十万円の初期費用が必要なことも頭に入れておく必要があります。

住宅ローンの乗り換えが可能な金融会社によっては、公式サイトに返済額をシミュレーションできる機能があるので、計算して比較することもできて便利です。

5.車の維持費を削って固定費を減らす方法

車の維持費に含まれるものは、車のローンが残っているのであればローン返済代・ガソリン代・駐車場代などです。

この3つの費用を少し工夫して見直すだけで、かなりの節約ができます。

まず、車のローンは住宅ローンと同じように、なるべく金利が低い金融会社に借り換えを検討するべきです。

次に、ガソリン代もセルフのガソリンスタンドを使用するなどのちょっとした工夫で、固定費を減らせます。

ここ数年の全国のガソリンの料金相場は、レギュラーが1Lあたり125円程度、ハイオクが約130円程度です。

しかし、セルフのガソリンスタンドを使用すると、ガソリンスタンドによっては1Lあたり10円程度安くなることがあるので、20L入れたならば10円×20Lで200円の節約になります。

これも月単位で考えれば数千円の節約にもなりかねないため、バカにはできません。

そして、家の敷地内に駐車場がない場合は駐車場を借りることが必要。

都会に行くほど駐車場代は高くなり、1ヶ月3万円程度のところもあります。

しかし、立地によっては家の近くでも5000円程度安い駐車場があるはずなので、諦めずに探してみることです。

安い駐車場を貸し出ししている業者を探しても良いですし、現在ではジモティなど個人が提供しているものを利用しても良いでしょう。

家から駐車場までの距離が離れていても差支えがないのであれば、なおさらのこと、少しでも安い駐車場に乗り換えることで、固定費を大幅にカットできます。

まとめ

節約する男性

食費や娯楽費などの変動費を切り詰めるよりも、毎月決まった額の固定費を見直して減らす方が、無理なく効率的に節約できます。

たとえ、1ヶ月に数千円程度のカットであっても、年月が経つごとにかなりの節約額になるので、我慢しすぎることなく貯金を増やすことが可能です。

ストレスなく節約を続けていくためにも、我慢なく実践できる固定費の見直しによる節約をおすすめします。

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