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光回線が遅い原因は何?今すぐ試せる12個の対策をやるべき順番に紹介

2019.08.31

光回線は早いと聞いたから契約したのに、遅くてイライラしている方はいませんか?

実はちょっと対策するだけで、インターネットが速くなるかもしれません。

光回線の速度が遅い場合には、原因に合わせた対策を取ることが重要です。

この記事では、回線速度が遅くて悩んでいる方に向けて、試すべき対策を詳しく解説しています。

ぜひこの記事を参考に、上から順番に試してみてください!

光回線が遅くなったと感じた時に最初に試すべき3つのこと

パソコンの画面

まずは、「今まで普通にインターネットを使えていたのに、なんだか急に遅くなった!」と感じた時にするべきことを3つ紹介します。

  1. モデムや無線LANルーターを再起動する
  2. パソコンを再起動する
  3. プロバイダの通信障害やメンテナンス情報を確認する

順番に解説していきますね。

その1:モデムや無線LANルーターを再起動する

モデムやルーターは使い続けていると熱を持ち、処理速度が低下することがあります。

この場合、モデムやルーターを再起動して放熱するとスピードが戻るでしょう。

再起動の方法ですが、ほとんどのモデムやルーターには電源ボタンがありません。

電源アダプターを直接抜いて大丈夫です。

電源を抜くときは、ルーター、モデムの順番で進めましょう。

抜いた後は機器を冷ますために10秒ほど待ち、最初にモデムを再接続。

モデムのランプがついて2分ほど待ってからルーターを起動します。

ルーターとモデムが一体型になっている場合は、その機器を再起動するだけで対応できますよ。

その2:パソコンを再起動する

光回線に接続しているパソコンやスマートフォンを再起動することで、スピードが回復することもあります。

特定のデバイスだけ接続が遅い場合は、その機器を再起動してみましょう。

速さが戻ることがあります。

その3:プロバイダの通信障害やメンテナンス情報を確認する

どちらの方法を試しても改善しない場合は、プロバイダや回線が通信障害を起こしている可能性があります。

電波の繋がるスマートフォンなどを使って、回線やプロバイダのホームページを検索しましょう。

通信障害やメンテナンスの情報を確認できます。

通信障害の場合は、私たちユーザーができることはありません。

通信が回復するのを待ちましょう。

それでも光回線が遅いと感じた時に試すべき9つのこと

光回線のイメージ

応急対策で上記を試しても効果がない場合は、パソコンやルーターなどの機器の問題かもしれません。

「最近慢性的に回線が遅いなぁ」と感じている場合は、しっかり原因を調べて対策したいですよね。

ここでは、回線が遅い状態が続いているときに試すべきことを9つ紹介します。

  1. パソコンをデフラグしてハードディスクを最適化する
  2. OSをアップデートする
  3. ブラウザを変更する
  4. セキュリティソフトが重複していたら削除する
  5. パソコンのファイルを消す・容量を増やす
  6. LANケーブルの規格を確認する
  7. 無線ルーターの利用条件を確認する
  8. 光回線の契約プランを見直す
  9. 回線が遅くなる条件をさがす

その1:パソコンをデフラグしてハードディスクを最適化する

パソコンをデフラグすることで、ネット速度が改善することがあります。

デフラグとは、ファイルの断片化を解消すること。

パソコンでデータの読み書きや消去を繰り返すうちに、一つのファイルが複数の領域に別れてしまうことがあります。

断片化が起きると、一つのファイルを開くのに複数の領域から読み込む必要が出てくるため、パソコンの処理が遅くなってしまうのです。

Windowsを使っている場合はデフラグすることで、光回線の速度が改善するだけでなく、パソコン自体の起動速度も早くなる可能性があります。

Macを使っている場合は自動でデフラグをしてくれるので、特にやるべきことはありません。

その2:OSをアップデートする

デバイスに最新のOSをインストールしていない場合は、アップデートしてみましょう。

新しいOSほど処理速度が早くなります。

実は光回線自体は速いのに、コンピューターの処理速度が光回線の速度についていけていないこともあるのです。

もし、OSがアップデートできないほど古いパソコンの場合には、買い替えの検討時期かもしれません。

その3:ブラウザを変更する

パソコンの画面を見るためのブラウザもインターネットの速度に影響します。

そのため、ブラウザを変えることで速度があがることがあります。

ブラウザごとの特徴があるので、ぜひ一度変更してみてください。

ブラウザを変更したくない場合は、以下、確認してみましょう。

  • ブラウザのバージョンが最新かどうか
  • キャッシュが溜まっていないか

OS同様に、ブラウザも最新版を使う方が処理が速くなります。

また、キャッシュを削除することも有効です。

キャッシュとは、ブラウザで表示したWebページのデータをコンピュータに一時保存したもの。

次回同じページにアクセスするときに、保存データから読み込むので、基本的に表示を速くすることができます。

ただし、キャッシュが溜まりすぎると、逆に速度が遅くなってしまうことも。

この場合はキャッシュを一度削除すると改善することがあります。

その4:セキュリティソフトが重複していたら削除する

ウイルス対策のセキュリティソフトを複数入れていたら、削除しましょう。

複数入れるとより感染に強くなるように見えますが、実際はお互いに干渉してしまいます。

お互いが排除しようとしてシステムが不安定になるので、1つにするのがおすすめです。

そのままにしておくと光回線の速度が遅くなるどころか、最悪パソコンの起動ができなくなる可能性もあります。

その5:パソコンのファイルを消す・容量を増やす

パソコンやスマホを長く利用してファイルが増えてくると、容量不足により回線が遅くなることがあります。

不要なファイルは削除し、ある程度の容量を確保しておきましょう。

アプリケーションやソフトの影響で容量不足になっている場合は、メモリーを増設するのもおすすめです。

その6:LANケーブルの規格を確認する

有線ケーブル

実は、LANケーブルのスペックによっても回線速度が変わります。

光回線自体は速くても、LANケーブルのせいで速度が制限されているのかもしれません。

使用しているものを確認してみましょう。

LANケーブルの「CAT(カテゴリ)」の数字をみると、通信速度が確認できます。

カテゴリの数字が大きいほど速いという証。

たとえば「カテゴリ3」を使っている場合は、最大速度が10Mbpsまでしか対応していません。

このように光回線の速度をLANケーブルが制限している場合は、ケーブルを交換するのが有効です。

ただし、数字が大きくなるほどLANケーブルの値段も上がります。

家庭用ならばカテゴリ6がおすすめ。

オンラインゲームをする場合は、カテゴリ7を用いれば気持ちよくゲームができるでしょう。

その7:無線ルーターの利用条件を確認する

無線ルーターが古い規格のものだとスピードが十分に出ないことがあります。

現在の最高速度は「11ac」という規格で最大速度6.9Gbps。

ただし、一昔前のものでは最大速度11Mbpsしかでないものもあります。

古いルーターをずっと使っている人は、光回線の速さに追いつけていない可能性があるので規格を確認しましょう。

また無線を使っている場合は使用機器との距離が遠かったり、障害物が通信を妨げている可能性があります。

仕様機器の近くで、なるべく障害物のない場所に移動させてみると、スピードが回復するかもしれません。

その8:光回線の契約プランを見直す

光回線の契約プランのよっては、一定量以上使用すると速度制限がかかるものも。

月の途中から急に速度が遅くなるなど、早い時期と遅い時期を繰り返す場合は契約プランが影響しているのかもしれません。

改めて、光回線の契約プランを見直し、必要に応じて契約を変更しましょう。

その9:回線が遅くなる条件をさがす

以上の対策をしても速度が改善しない場合は、回線が遅くなる条件を探してみましょう。

条件により、原因を推測できます。

よくある条件はこの2つ。

  • 夜だけ遅くなる
  • ご飯の時間帯に遅くなる

対策も紹介します。

夜だけ光回線が遅くなる場合

毎日夜だけ遅くなる場合は、プロバイダが混雑している可能性が高いです。

また、データの受信やダウンロードだけ遅い場合も混雑が影響しているかもしれません。

回線を使う人が多くなり、混雑するとスピードは落ちます。

光回線自体が遅いか、プロバイダの影響かを調べるにはスピードテストをしてみましょう。

こちらのサイトなどでプロバイダを経由したスピードを測定できます。

光回線単体のスピードチェックは、契約している光回線の業者に問い合わせましょう。

計測用のURLなどを教えてもらうことが可能です。

これらの速度が大きく異なる場合は、プロバイダを介することでスピードがおちています。

この場合は、プロバイダを変更することで解決するでしょう。

また、IPv6という接続サービスを使えるプロバイダならばそちらに乗り換えることでも改善します。

ご飯の時間帯だけ光回線が遅くなる場合

電子レンジなどが発する電磁波が干渉している可能性があります。

回線が遅くなったときに、一度有線LANを使ってインターネット接続をしてみてください。

これで速度が改善するならば、干渉が原因です。

特に電子レンジと無線LANが発するのは、どちらも2.4GHz帯の周波数の電磁波。

電子レンジの電磁波は強力なのでノイズになってしまい、通信に支障をきたすのです。

マンションの場合は、近所の家が電子レンジを使っていても影響を受けることがあります。

この場合は、無線LANの周波数を5GHzに変更しましょう。

周波数を変更できるタイプのルーターを使えばどちらにも繋げるようになります。

ただし、5GHzの周波数の電磁波は2.4GHzに比べて、床や壁などの障害物の影響を受けやすいというのがデメリット。

使用環境に合わせて使い分けるのがおすすめです。

光回線が遅い時は設定を見直そう

男性がパソコンを見ている

光回線が遅くて困っているときに試してみるべき12個のことを紹介しました。

インターネットが遅いとついつい光回線業者が原因だと考えてしまいますが、実は様々な理由が考えられます。

ぜひこの記事を参考に原因を発見して、快適にインターネットを使用してください。

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