光回線を選ぼうとしても、たくさんのサービスがあって、どれを選ぶべきかわからない人もいますよね?
そんな人は種類ごとに分けて、自分に合った光回線を見つけるのがおすすめです。
- どの光回線にするかまだ決めていない
- ストレスなく光回線を利用したい
- 種類によって違いがあるのか知りたい
こんな疑問を感じている人は、参考にしてみてくださいね。
損をしないように、光回線を契約しましょう。
目次
光回線の種類をチェック!どれがぴったりか確認しよう!
光回線が利用できるサービスは、かなりの数があります。
どの光回線を使おうか迷っているのなら、まず種類ごとに分けて絞り込みましょう。
大きく分けて以下の4つの種類となっており、それぞれ特徴に違いがあるため、注意してくださいね。
- フレッツ光
- 光コラボ
- 独自回線
- ケーブルテレビ系
どれも同じ光回線ですが、構造だけでなく、サービスの内容にも差があります。
それぞれ具体的に見てみましょう。
選ぶプロバイダが多いフレッツ光
最大手であるNTTが提供するフレッツ光は、光回線の中でも特徴があります。
それがプロバイダを選べる数が、圧倒的に多い点です。
プロバイダとはインターネットに接続するためのサービス。
光回線を道路で例えるなら、信号機の役割になります。
つまりセットで契約するのが一般的です。
選ぶプロバイダによって、受けられるサービスに違いがあります。
これがフレッツ光の魅力のひとつになるわけですね。
ちなみにその数はなんと300社以上。
さすがにすべて紹介しきれないので、4種類に分けて紹介しますね。
好みに合わせてプロバイダを選びましょう。
※表は横にスクロールできます
プロバイダ名の例 | おすすめの人 | |
プロバイダ専業 |
|
インターネットやパソコンに自信がない人 |
通信会社 |
|
スマホの割引を使いたい |
電力会社 |
|
月額料金を抑えたい |
まずプロバイダをメインで事業を展開している業者。
サービスが充実しているため、安心してインターネットを利用できるのが特徴です。
通信会社とは「NTT」や「KDDI」などの会社が運営するプロバイダ。
スマホの割引などがあり、お得に契約したい人がよく利用しています。
電力会社というのは、名前のとおり各地方にある電力会社が、主に運営しているプロバイダ。
光回線を電柱や電線に通してそのまま利用できるため、月額料金が安くなるのが魅力的です。
この光回線に対応しているかどうかは、公式サイト上で確認ができます。
一戸建てでもマンションでも検索ができるので、確認してみましょう。
料金がお得になりやすい光コラボ
光コラボとは上記で紹介したフレッツ光の回線を借りて、サービスを提供してくれるサービスです。
光コラボはたくさんの業者が参入しており、そのほとんどでが以下のようなキャンペーンを利用できます。
- 月額料金の割引
- キャッシュバック
- 運営会社のサービスの割引 など
つまり料金を抑えたい人や、利用するサービスを使いやすくしたい人におすすめです。
ちなみに以下のような3つの種類に分けられるので、これも参考にしてみてください。
※表は横にスクロールできます
光回線サービス名 | おすすめの人 | |
大手スマホキャリア系 |
|
スマホの支払いを安くしたい |
プロバイダ系 |
|
プロバイダ料金と光回線の料金をまとめて支払いたい |
有名企業 |
|
サービスをお得に利用したい |
魅力的なキャンペーンが豊富なので、自分に合った光コラボを見つけるのが、光回線選びのポイントですね。
ちなみに光コラボは、何度も言っているようにフレッツ光の回線を借りています。
つまり対応しているか確認するには、上記で紹介したフレッツ光の公式サイトを見てみましょう。
通信速度が安定しやすい独自回線
上記はフレッツ光の回線を利用したサービスですが、フレッツ光以外の回線を独自に作ったサービスもあります。
それが以下の2つです。
特徴 | |
auひかり | 全国展開で契約しやすい |
NURO光 | 通信速度が1番速いけど、一部地域でしか契約できない |
独自で光回線を作った事により、通信速度が安定するのがポイント!
通信が集中しやすい時間帯でも、速度が落ちにくい光回線というわけです。
もともと光回線は道路のようになっており、利用者が多くなると、渋滞が起こって通信速度が落ちます。
ところが独自回線はフレッツ光の回線よりも利用者が少ないため、一般的に通信速度が落ちるといわれる時間でも、速いまま通信が可能です。
つまり通信速度を気にするなら、上記の2社を選ぶようにしましょう。
対応エリアかどうか確認するのは、公式サイトで検索してみるのがおすすめです。
特にNURO光は対応しているエリアが狭いので、必ず確認しておきましょう。
衛星放送も視聴する予定ならケーブルテレビ
光回線にはケーブルテレビ会社が運営している場合があり、セットで契約ができるのがポイントです。
主に以下のような光回線サービスと契約ができます。
- J:COM光
- その他の地方CATV
各地方のケーブルテレビにも、光回線サービスがあるので、気になる人は問い合わせてみましょう。
ケーブルテレビの料金と、光回線の支払いが一緒にできるのが大きなメリットです。
衛星放送を見る予定があるのなら、検討してみてくださいね。
対応しているエリアを知りたいのなら、ケーブルテレビが利用できるエリアか、サイト上で確認してみましょう。
J:COMだとサイトがありますが、地方のCATVだと対応エリアが検索できない可能性があります。
その場合は電話で確認してみてくださいね。
マンションだと光回線の繋ぎ方の種類複数あり!確認方法も紹介!
上記では光回線全般の情報を紹介しましたが、それに加えてマンションに限っては、繋ぎ方の種類にも違いがあります。
それはマンションというのは、光回線のケーブルを1か所に集めて、それを共有して各部屋に振り分けるといった仕組みだからです。
大きく分けて3種類に分けられますが、それぞれ特徴も違うので、契約する前にチェックしてみましょう。
- VDSL方式
- LAN方式
- 光配線方式
光回線の繋ぎ方の種類をチェックするなら、以下の順番で問い合わせるのが無難です。
- 最初は管理会社に確認
- わからないなら光回線業者に確認
そもそも住む予定のマンションが、光回線を契約していない場合もあるので、そのあたりも事前に電話などで聞いてみましょう。
では具体的にそれぞれの種類について、具体的に紹介しますね。
一般的に普及しているVDSL方式
1番マンションで使われている繋ぎ方がVDSL方式です。以下のような流れで配線されています。
- 外から光回線をマンション内に引き込む
- PT→集合型回線終端装置→VDSL集合装置という順番に接続
- 各部屋まで回線を引き込み、VDSL宅内装置と接続
- VDSL宅内装置から無線LANなどで通信をする
このVDSL方式は工事が早く終わって費用も抑えられるため、マンションの管理会社にとってメリットばかりです。
だからよく利用されているわけですね。
デメリットとしては、通信に渋滞が起こりやすいので、通信が安定しない点。
通信速度に不満が溜まりやすい人には、あまり向いていない種類になります。
お得になりやすいLAN方式
VDSL方式よりも月額料金が安くなるのが、このLAN方式のメリット。
それはLAN方式が以下のように、シンプルな仕組みになっているからです。
- 外から光回線をマンション内に引き込む
- PT→集合型回線終端装置という順番に接続
- 各部屋までLANケーブルに引き込む
- LANケーブルに無線LANや直接パソコンと接続して通信
VDSL方式だと装置がたくさん設置しないといけない分、マンションの管理会社の電気代が高くなってしまいます。
その分月額料金を高くしているわけですね。
ところがLAN方式だとLANで直接引き込みをするため、維持費がかからず、その分月額料金が安くなります。
ちなみにLAN形式を採用しているマンションが少ないのがデメリット!
お得に光回線を利用したいと思うなら、LAN方式のマンションを積極的に探しましょう。
高速通信ができる光配線方式
上記で紹介した種類よりも、通信速度を気にするなら、圧倒的に光配線方式のマンションと契約しましょう。
それは回線終端装置が、各部屋に設置されているから。
回線終端装置とは、光ファイバーからLANケーブルに変換する機器になります。
つまり以下のように、光回線が直接部屋まで来ているのが大きな違いです。
- 外から光回線をマンション内に引き込む
- PT→スプリッタやパッチパネル等に接続
- そのまま各部屋に引き込んで回線終端装置に接続
- 無線LANや直接パソコンと接続して通信
マンションに住んでいる人が、光回線の通信を集中させたとしても、渋滞が起こりにくくなります。
ところがそんな特徴があるからこそ、最初に申し込みをして利用可能になるまでが、1番時間がかかるのがデメリットです。
それを意識して早めに契約しておきましょう。
またそんな特徴があるため、上記で紹介した種類の中では料金が高い傾向です。
それも注意して契約しましょう。
光回線以外の種類を使っていると通信が遅い可能性がある
上記で紹介したように、しっかりマンションについて調べてから契約すれば、光回線で失敗する確率は抑えられます。
ところがマンションの光回線を、よく把握せずに契約してしまうと、通信速度が遅くてイライラしてしまいますよ。
それは以下のような、光回線以外の種類を契約したマンションの確率があるからです。
- ADSL
- IDSN
- ダイヤルアップ
Twitterを見てみると、まだマンションだとADSLを利用しているところがあると書かれていました。
マンションのインターネット接続が劣悪。ADSLなのだが、ぶちぶち切れまくって繋がらなくてイライラ。
— Kazumasa Miki (@k_miki) October 6, 2013
これらの種類はアナログ回線で通信を行うため、もともとの通信速度が遅くなります。
ちなみにIDSNやダイヤルアップは、それ以前の接続方法なので、さらに通信速度が落ちてしまいますよ。
つまり光回線のような光ファイバーを利用していないため、種類そのものが違うわけです。
事前に確認して光回線が開通しているから確認しておきましょう。
光回線の種類を変える人は今の契約を確認してからにしよう
光回線はたくさんのサービスがあり、今の時点で使っている人でも、不満があれば乗り換えてしまいましょう。
それは以下のように光回線の種類がたくさん用意されており、満足いくサービスが見つかりやすいからです。
- プロバイダ重視→フレッツ光
- 料金をお得にしたい→光コラボ
- 通信速度重視→独自回線
- 衛星放送を見たい→ケーブルテレビ
またマンションで光回線を利用するなら、繋ぎ方の種類が違うので、確認してみましょう。
マンションの管理会社に確認して、わからなかったら光回線業者に聞いてみてくださいね。
もしADSLなどのアナログ回線なら、積極的に光回線に乗り換えましょう。
通信速度が安定しやすいので、ストレスが溜まりにくいですよ。