仕事から遊びまで、さまざまな用途で使いやすいタブレット。
スマホより大きな画面で操作しやすく、子どもからお年寄りまで幅広い層に使用されています。
そんなタブレットを選ぶ際に最も注意してほしいのが、SIMフリーモデルとWiFiモデルの違いです。
SIMフリーモデルとWiFiモデルの違いを知って、用途やライフスタイルにピッタリ合ったモデルを選んでくださいね。
目次
1.SIMフリーモデルとWi-Fiモデル、2つのタブレットの違い
2つのタブレットには、大きな違いが2点あります。
それは、
- 維持費の有無
- 外で通信ができるかどうか
です。
タブレットのモデル | 維持費の有無 | 外で通信できるかどうか |
SIMフリーモデル | かかる | いつでもどこでも可能 |
WiFiモデル | かからない | WiFiがないと通信できない |
SIMフリーモデルの特徴から詳しくご紹介していきます。
1-1.SIMフリーモデルのタブレットの特徴
SIMフリーモデルの最大の特徴は、いつでもどこでもインターネットに接続できる点です。
SIMフリーモデルのタブレット本体には「SIMカード」と呼ばれる通信に必要なカードを挿入する部分があり、ここに各携帯会社のSIMカードを差し込むことで契約回線を利用できるという仕組みになっています。
どこでも通信ができるのは大変便利ですが、月々の通信費がかかってしまう点がデメリットです。
そのため用途としては、画面が大きくて性能も高いハイクラスなスマートフォンとしての普段使いや、仕事用のパソコンとしての使用に向いています。
無線LANやモバイルルーターといったインターネット環境が無く、今後準備する予定もない方や、外出先での仕事が多い方にピッタリのモデルといえるでしょう。
1-2.Wi-Fiモデルのタブレットの特徴
続くWiFiモデルが持つ最大の特徴は、WiFi環境さえあれば通信費ゼロで使用できる点です。
本体価格もSIMフリーモデルに比べると安いので、とにかくお財布に優しいタブレットといえます。
用途としては、お家でインターネットをしたり、ノートパソコンとして仕事に使ったりできます。
ただし、WiFi環境がない場所では通信ができないので、主にお家での使用に向いているといえるでしょう。
お家や仕事場にWiFi環境があるという方は、リーズナブルなWiFiモデルのタブレットがピッタリです。
SAMSUNG(サムスン) Galaxy Tab S9 FE(Wi-Fiモデル) SM-X510NLGAXJP
2.SIMフリーモデルタブレットを賢く使う方法
ここでは、SIMフリーモデルのタブレットが持つメリットを活かしたり、逆にデメリットを軽減したりできる賢い使用法を2つご紹介します。
- WiFiを利用して、通信量を抑える
- 維持費の安いSIMカードを契約する
ひとつずつ見ていきましょう。
方法1.Wi-Fiを利用して、通信量を抑える
携帯会社との契約回線は、使用できる通信量が決められているのが一般的です。
もし、契約している通信量を超えてしまうと、通信速度を制限されてページの読み込みが極端に遅くなったり、場合によっては回線の利用ができなくなったりしてしまう恐れがあります。
そこで、契約回線の代わりにWiFi回線を利用します。
お家や外出先のフリーWiFiスポットでこまめにWiFi回線に切り替えれば、通信量をグッと抑えることができるでしょう。
通信量を抑えるべきなのは、スマートフォンも同じです。
WiFi回線で賢くインターネットを使ってくださいね。
WiFiについて詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してください。
方法2.維持費の安いSIMカードを契約する
一般的には、キャリア携帯販売店などでSIMフリーモデルのタブレットを購入すると、同時にSIMカードも契約してしまうものです。
しかし、機種だけを通販サイトなどで購入し、別の会社で契約したSIMカードを自分で挿し込むという方法もあります。
実は、SIMカードはさまざまなプランの契約が可能で、一般的に知られるキャリア携帯販売店以外にも取り扱いがたくさんあるのです。
なかには嬉しい格安のプランなどもあり、格安SIMとして知られています。
音声通話が可能なものとデータ通信のみのものの2種類があり、それぞの価格帯は以下の通りです。
SIMの種類 | 価格帯 |
音声通話可能なSIM | 1,500円~3,500円 |
データ専用SIM | 205円~2,000円 |
一般的な契約に比べて、ずいぶんリーズナブルです。
ただし、取り扱っているのは大手キャリアばかりではありません。
利用者が増えるお昼時に速度が極端に遅くなるものや、問題が起きたときのサポートが不充分なものなど問題のある契約もあるため、注意が必要といえるでしょう。
3.Wi-Fiモデルのタブレットを賢く使う方法
主に家での使用に向いているWiFiモデルのタブレットですが、外でも使える方法を3つご紹介します。
- テザリング機能を利用する
- モバイルWi-Fiを利用する
- フリーWiFiを利用する
それぞれ見ていきましょう。
方法1.テザリング機能を利用する
スマートフォンのテザリング機能を使えば、外出先でもWiFiモデルのタブレットで通信することができます。
テザリング機能とは、簡単に言えば、スマートフォンをWiFiの基地局として使用する機能のことです。
外出先でWiFiモデルのタブレットやパソコンをインターネットに繋ぎたくなった時には、スマートフォンのテザリング機能を使ってWiFiを利用しましょう。
ただし、テザリングの使用はバッテリー消費を早めるため、長時間の通信はできません。
また、動画などを再生すると通信量が大きくなり、スマートフォン側の通信制限も起こるので注意が必要です。
テザリングについて詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してください。
方法2.モバイルWi-Fiを利用する
モバイルWi-Fiがあれば、外でも自由にWiFiモデルのタブレットで通信ができます。
モバイルWi-Fiとは、モバイルルーターとも呼ばれる持ち運び可能なWiFiの基地局のようなものです。
近年は、軽くて小さい上にバッテリー持ちが良い携帯性バツグンのモバイルWi-Fiも販売されています。
いつでもどこでもパソコンやWiFiモデルのタブレットで通信ができるというのは、非常に便利です。
当社が運営しているFUJI Wifiなら、大容量のモバイルWi-Fiを安いプランで単月からレンタルできます。
しかも、お店に行かずにウェブだけで簡単に申し込みが可能です。
パソコンやスマートフォンと併用して外でもWiFiモデルのタブレットを使いたい、という方はモバイルWi-Fiを利用しましょう。
方法3.フリーWi-Fiを利用する
カフェやフリースペース、またコンビニや公共の施設でも一般公開されているフリーWiFiなら、無料でWiFiにつなぐことができます。
外仕事のちょっとした空き時間などにも活用できて、大変便利な設備です。
ただし、同時接続している他の人に情報を盗み見られたり、ウイルスの危険性があったりなど注意も必要です。
具体的には、
- SSIDと接続の方法を確認して、安全なWiFiスポットであることを確認して接続する
- フリーWiFiに接続しているときは、クレジットカード情報入力や、ネットバンクを使った取引など、個人情報に関わることはしない。
- 個人情報に関わる通信は、安全なVPNを使用してセキュリティを高めた上で行う。
以上のような注意点を守っていれば、フリーWiFiも問題なく使用できるでしょう。
フリーWiFiについて詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してください。
まとめ
今回は、タブレットのSIMフリーモデルとWiFiモデルの違いについてご紹介しました。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり押さえた上で、用途やライフスタイルに合ったモデルを選ぶとよいでしょう。
賢い使用法もご参考に、ぜひあなたにピッタリのタブレットを見つけてくださいね!