自宅にWiFiを導入することをお考えではないでしょうか。
選び方に失敗したことで費用がかかる、通信制限がかかるなどによって買い替えを検討している人もいるでしょう。
この記事では、家用のWiFiの選び方や料金の目安について解説していきます。
それぞれの家庭環境に合わせたWiFiを導入することで、快適なインターネット環境を整えられるはずです。
上手に選べれば、月々の通信量の節約にも繋がります。
料金をどうすればお得に済ませられるかについても詳しく解説していくので参考にしてみてください。
目次
1.自宅でWiFiを始めるには
自宅にWiFiを導入する場合は、外でも利用することを目的としているか、高速で安定した通信を望んでいるかによって導入すべきポイントが変わってきます。
- インターネット回線が必要
- 固定回線は開通工事が必要なことも
そこで導入時に必要な点や考慮すべき点などに上記2つの項目に分けて解説していきます。
1−1.インターネット回線が必要
WiFiを始めるにあたって、インターネット回線のプロバイダサービスの契約が必要となります。
いずれかのプロバイダサービスと契約し、インターネット回線を引き込む必要があるからです。
代表的な回線の種類は以下の2つがあります。
- 固定回線:家庭で据え置き型ルーターとして使用する
- モバイル回線:モバイルWiFiルーター端末を使用する
用途に合わせて回線を選ぶようにしましょう。
1−2.固定回線は開通工事が必要なことも
固定回線を導入する際には、開通工事が必要となることがあります。
開通工事とは光回線などを使用できるようにする工事のことで、電柱から自宅のONU(光モデム)と呼ばれる機器までを配線するものです。
工事期間としては一か月程度必要となる場合が多く、工事当日は自宅周辺で2時間程度の作業が行われます。
一軒家などで工事がまだ行われていないという際には必要となるため注意しておきましょう。
WiFiの工事について詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してみてください。
2.固定回線WiFiのプロバイダ料金相場・目安
一戸建ての場合とマンションタイプの場合でも料金変動があります。
自分の環境に合う料金の相場を知るためにも
- 一戸建ての場合
- マンションの場合
- プロバイダ契約済みの場合(ルーターのみ準備)
上記3つの固定回線を使用したWiFiプロバイダの料金・相場・目安についてチェックしてみましょう。
一戸建て | 3,500円~5,500円 |
マンション | 1,700円~5,000円 |
ルーターのみ | 4,000円 |
2−1.一戸建ての場合
- 月額:3,500円~5,500円
- 初期工事費:18,000円~
プランやプロバイダ、キャンペーンなどで料金は前後する可能性があります。
また長く使用することで月額料金が安くなる場合や、キャッシュバックによって実質無料となるシステムなど様々なキャンペーンがあるためよく調べておくとよいでしょう。
固定回線の開通工事が行われていない場合は、一戸建てでおよそ18,000円〜の初期工事費用が必要となるので注意してみてください。
2−2.マンションの場合
- 月額:1,700 円~5,000円
- 初期工事費:無料or18,000円~(マンションによる)
マンションなどの集合住宅の固定回線は月額でおよそ1,700円〜5,000円です。
多くの人が利用する可能性があるため、一戸建ての料金よりも抑えられます。
ただし、時間帯によって通信速度が遅くなるなどのデメリットもあるため気をつけましょう。
また光回線などの工事が未完了となっているマンションでは、事前に建物の管理者から許可を取って工事をする必要があります。
まずは管理者に問い合わせるなどして、固定回線がどこまで引かれているのか確認してから手続きをしましょう。
2−3.プロバイダ契約済みの場合(ルーターのみ準備)
プロバイダ契約済みの場合は、およそ4,000円のルーターを準備すれば使用できます。
主要なプロバイダ別に、それぞれの月額料金相場は以下の通りです。
フレッツ光 | 4,000円前後 |
OCN | 3,600円〜 |
So-net | 3,980円〜 |
BBエキサイト | 3,360円〜 |
auひかり | 3,800円〜 |
ドコモ光 | 4,000円〜 |
ソフトバンク光 | 3,800円〜 |
@nifty | 3,400円〜 |
ぷらら | 3,600円〜 |
BIGLOBE | 3,980円〜 |
ルーターの種類や備えられている機能によって価格は前後します。
設置場所によって使い勝手が変わることから、電波の強さなどを考え最適なルーターを選んでみてください。
3.モバイル・モバイルWi-Fiの料金相場・目安
モバイルWi-FiやWiMAXなどのモバイルWiFiルーターでは初期工事などの必要がなく、ルーターが届いた日からインターネットを利用することが可能です。
モバイル回線ごとの月額料金相場について紹介していきます。
docomo | 6,500円(5GBプラン) |
softbank | 3,696円(7GBプラン) |
WiMAX | 4,380円(無制限プラン) |
FujiWiFi | 2,500円〜(レンタル25GBプラン) |
プランやキャンペーンなどによって差が出てくるため、詳細な料金に関しては前後するでしょう。
弊社が運営しているFUJI Wifiでは、格安料金でモバイルWiFiルーターのレンタルサービスを提供しています。
接続状況などを試してみる単月での利用も可能なので試してみてはいかがでしょうか。
4.家でどのWiFiを使うかの選び方
据え置きタイプ、モバイルタイプのWiFiについては実際の使用目的など、自分のライフスタイルと照らし合わせて最適なものを選ぶ必要があるでしょう。
そこでどのWiFiを導入すればいいかについて
- 目的に合わせて選ぶ
- 対応エリアの回線を選ぶ
- プロバイダを選ぶ
という3つの選び方に分けて詳しく解説していきます。
4−1.目的に合わせて選ぶ
どのWiFiを選ぶのかは目的に合わせて選ぶ必要があります。
主に家庭で使用するか、出先などの外でも使用したいかを考えてみましょう。
- 家で使うときは、固定回線を利用した据え置きタイプがおすすめ
- 外で使うときは、持ち運べるモバイルルーターがおすすめ
固定回線を利用した据え置きタイプのルーターの場合は、オンラインテレビゲームや映画などを家庭で視聴したい時などに便利です。
また家族などの大人数が使用する際にも、据え置きタイプに軍配が上がります。
外での利用、個人的な利用、スマホなど比較的データ容量を抑えながらを中心に利用する場合は、モバイルルーターが便利です。
失敗しないためにも目的に合わせて選べば、使い勝手を向上できるでしょう。
4−2.対応エリアの回線を選ぶ
自分の利用したいエリアが選んだ回線の対応範囲内であるかどうかを確認する必要があります。
なぜなら、利用したいエリアがサポートされていないと圏外表示で使えないからです。
WiFiを提供している各社で多くのエリアに対応するようになっていますが、山間部や郊外の地域などはサポート対象外となっている可能性が必ず確認してみてください。
マンションやアパートでは対応している光回線を選ぶこと
マンションやアパートで、事前に回線が開通している場合があります。
また一部屋ごとに利用できるものなのか、部屋までは自分で工事を依頼すればいいかについても確認が必要です。
マンションの所有者に確認し、対応している光回線を選ぶことはトラブルを未然に防ぐのにも効果的なので必ず守るようにしましょう。
モバイル・モバイルWi-Fiの対応エリアも確認
モバイルルーター、モバイルWi-Fiなどを使用する際も、対応しているエリアについて確認する必要があります。
契約した回線などによってエリアのサポート範囲が異なっているため、それぞれのホームページでエリア判定をして対象エリアの確認をしましょう。
都市部であれば概ねサポートされていますが、地方などによっては圏外となることがあります。
○判定 | 良好 |
△判定 | 繋がる場合が多い |
×判定 | 圏外 |
モバイルWi-Fiの対応エリアについて詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
4−3.プロバイダを選ぶ
プロバイダ選びは固定回線、モバイルWiFiともに必要です。
例えばWiMAXを利用する際に、プロバイダはJPWiMAX、BroadWiMAX、GMOWiMAXなど様々なも種類があり、接続サービスの事業者が異なります。
回線が同じであれば対象エリアも同じですが、プラン内容や料金、キャンペーンなどに違いがあるでしょう。
月額料金だけではなく、初期工事や契約時の手数料、解約料なども確認し、総合的に自分の状況にあったプロバイダ選びをすることが大切です。
また安価なプランを選んだ場合は、月々に使用できる通信量が少ないこともあります。
プロバイダ選びではプラン内容や料金、キャンペーンなどを比較しておきましょう。
5.WiFi料金をお得にするためには
同じプラン内容でも月々のWiFi料金も安く抑えれば、個人の経済面でも助かりますね。
そこでWiFi料金をお得に利用する下記の3つの方法について紹介していきます。
- 他のサービスとの組み合わせで考える
- キャンペーンも上手に活用する
- 解約金には注意が必要
こちらも参考にして導入を検討してみてください。
5−1.他のサービスとの組み合わせで考える
利用しているスマホと同じプロバイダを選んで契約すると、割引などのサービスを受けられることがあります。
例えばauを使用している場合は、WiMAXを選べば割引キャンペーンを実施しているケースがあるでしょう。
またdocomoを使用している場合は、Y!mobileを選べば毎月の利用料金が安くなるキャンペーンを実施している可能性があるのです。
このように、他のサービスと組み合わせて考えることが格安で導入するポイントと言えます。
自分が利用しているスマホなどと相性の良いサービスで検討することもWiFi料金をお得にするためには大切な要素なので見逃さないようにしてみてください。
5−2.キャンペーンも上手に活用する
プロバイダではシーズンによって様々なキャンペーンをしています。
キャッシュバックや月額利用料金割引、機種代金無料など様々なものがあり、期間も決まっているものなので見逃さないように活用することが重要です。
主要なプロバイダでは活発にキャンペーンが行われているため、実質の月額料金なども考慮した上で慎重に選ぶことがWiFi料金をお得にするコツとなります。
数年間利用することで結果的に無料になるものなどもあるため、自分の経済状況に合わせたWiFi選びをしましょう。
5−3.解約金には注意が必要
解約時には、それぞれ利用期間に応じた解約金が必要となることがあります。
プロバイダによって料金体系は異なりますが、契約から早期の解約は高額の解約金が必要となることがあるため注意しておきましょう。
違約金と表示されていることもあり、契約期間中はなるべく解約することがないように慎重に選ぶことが重要です。
解約金の目安は約3,000円〜2,0000円となっていますが、契約期間によって定められているものや、解約金が無料のものまで存在しています。
弊社が運営するFUJI Wifiでは解約金が無料です。
解約金の無料だけではなく、契約期間の縛りをなくすことで短期利用をしたい人でも十分に活用していただけます。
ルーターは、月額2,500円〜のレンタルや7日間500円でのお試し利用も可能となっているため、WiFi導入を考えている方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は家用・モバイルWiFiの
- 目的に合わせて選ぶ
- 対応エリアの回線を選ぶ
- プロバイダを選ぶ
という3つ選び方についてそのポイントや注意点について解説していきました。
料金の目安も参考に、まずは家で使いたいか外で使いたいかといった利用目的を明確にし、慎重にサービス内容を比較しながらプロバイダ選びをしてみましょう。
また月額料金で比較するだけでなく、自分の利用環境に合ったキャンペーンやサービスについても、契約前によく調べてみるとお得なケースもあります。
快適なインターネット環境を整える参考にしてみてください。