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WiFiのセキュリティは対策済?暗号化キー以外の方法を紹介!

2019.07.21

「WiFiのセキュリティはこのままで良いのかな?」なんて、お悩みですね。

WiFiを使うときにはパスワードを入力してから使っているため、きっと安全だろうと思っている人も多いはずです。

しかし、WiFiのセキュリティを2重・3重にしておかないと無断でWiFiが使われることや個人情報が抜かれてしまう危険性も。

ここでは、WiFiにおけるセキュリティの重要性やセキュリティ対策などを紹介します。

WiFiのセキュリティをさらに高めて、安全な通信環境でWiFiを使用してください。

1.WiFiのセキュリティとは内容の暗号化のこと!

WiFiのセキュリティとは内容の暗号化のこと!

WiFiにおけるセキュリティとは、WiFiの通信を暗号化して、無断で第三者がWiFiに接続するのを防ぐものです。

セキュリティがしっかりしていないと、誰でも簡単にあなたのWiFiに接続することができてしまい、簡単にトラブルに巻き込まれてしまう可能性も。

どのようなトラブルに巻き込まれるかをまずは見ていきましょう。

2.WiFiのセキュリティは本当に必要なの?

WiFiのセキュリティは本当に必要なの?

WiFiのセキュリティが弱いと、以下のようなトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

  • 個人情報が漏えい
  • ウイルスに感染する
  • 第三者による端末の乗っ取り
  • 端末を乗っ取り、犯罪行為に使われる

このような思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性も出てくるため、セキュリティ強化はWiFiを使う上では必須事項なのです。

WiFi初期設定のセキュリティキーだけでは不完全?

WiFiは初期設定でセキュリティキーを用意していますが、簡単にセキュリティを破られてしまう可能性もあります。

知らないうちにセキュリティキーが漏えいしてしまえば、誰でもあなたのWiFiに接続することができ、セキュリティキーの意味が失くなってしまうんです。

ですので、さまざまなセキュリティ対策を講じてよりセキュリティを強くしておく必要があります。

3.WiFiのセキュリティ対策6選を徹底解説!

WiFiのセキュリティ対策6選を徹底解説!

WiFiを使う上で、以下の6つの対策を行うことでセキュリティを強くすることができます。

  1. ウイルス対策ソフトやアプリを使う
  2. セキュリティキーを定期的に変更する
  3. VPNを利用する
  4. WiFi接続は手動で行う
  5. httpsサイトのみを閲覧する
  6. ルーターのセキュリティを確認する

これらの対策を講じることで、より安全にWiFiを使用することができます。

それではそれぞれの対策方法を見ていきましょう。

対策1.ウイルス対策ソフトやアプリを使う

まずはウイルス対策ソフトやアプリを、端末に入れておいてください。

WiFi接続時には、不正な情報操作を行わせるウイルスが紛れ込む可能性があります。

そのため、侵入する前にウイルスを検知し排除することで安全な通信が可能です。

特にスマートフォンでは、ウイルス対策ソフトやアプリをインストールしていない人が多いので、導入しておくことをおすすめします。

対策2.セキュリティキーを定期的に変更する

WiFiに接続するためのセキュリティキー(パスワード)は定期的に変更してください。

多くの無線LANルーターには、初期設定のセキュリティキーが添付されています。

添付されているセキュリティキーを他人に見られた場合、簡単にWiFiへ接続できてしまうのです。

そのため、自身で考えたセキュリティキーに切り替え、定期的にキーを変更するとWiFiへの無断接続を防げます。

ただし、生年月日やクルマのナンバーなど分かりやすいものは避け、第三者に簡単に分からないものにしましょう。

忘れないようにメモしておくようにしてください。

対策3.VPNを利用する

WiFiに接続する場合には、VPNサービスやアプリを使用して安全性を高めてください。

VPNとは、インターネット上に仮想の専用ルートを設けて、情報を保護しながら通信を行う方法です。

特にフリーWiFiでは情報が盗み見られる可能性が高くなっています。

また、野良WiFiといって、偽のアクセスポイントを作り、個人情報を盗もうとする人もいます。

VPNを活用することで、通信を行う際に情報がわからないよう暗号化した上で専用ルートで通信を行います。

これにより犯罪者に情報が洩れることを防ぐことができるのです。

自宅のWiFiでもVPNは有効なセキュリティなので、利用者が増加しています。

対策4.WiFi接続は手動で行う

WiFiへの接続は、必ず手動で行ってください。

端末の設定では、自動でWiFiに接続させることができます。

しかし、偽のアクセスポイントが解放されていると、気づかぬうちに接続してしまうこともあるので気をつけなければなりません。

偽のアクセスポイントに接続してしまうと情報を抜き取られてしまうため、気づいたときには手遅れになっていることもあります。

端末に入っている大事な情報が抜かれないように、WiFiへの接続は自動接続機能をオフにしておくのがおすすめです。

対策5.httpsサイトのみを閲覧する

WiFiを使ってサイトを閲覧するときは、URLにhttpsが付いているサイトを選ぶべきです。

httpsとは、SSL化といって、通信を暗号化してweb情報を送受信するサイトのことを表しています。

万が一、情報が抜き取られてしまっても暗号化しているため第三者には解読できないようになっているのが特長です。

そのため、閲覧したいサイトがあるならURLをチェックしてから閲覧してください。

方法6.無線LANルーターの暗号規格を確認する

無線LANルーターの暗号規格によっては、安全性が高い通信を行うことができません。

無線LANルーターの暗号規格には、「WEP」、「WPA」、「WPA2」、「WPA3」の4種類が存在します。

この中でも、特にWEPはセキュリティに脆弱性が見つかっており、暗号が容易に解読されるため危険です。

WPAはWEPの脆弱性を解決するために作られた暗号規格のため、より安全性が高まっています。

さらに安全性を高め暗号規格がWPA2となっており、最も安全に使うならこの暗号規格に設定して通信するべきです。

WPA3は、2018年に登場したばかりの新技術のため、一般にはまだ普及していません。

しかし、将来的には対応する無線LANルーターが増えるため、いずれはWPA3を使用していくと覚えておきましょう。

無線LANルーターの暗号規格の確認方法

WiFiのセキュリティは、最近の無線LANルーターの多くがWPA2を使用しています。

しかし、古い無線LANルーターではWPA2に対応してないことがあるため確認が必要です。

それぞれ端末ごとに確認方法を見ていきましょう。

Windowsの場合

「コントロールパネル」から「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックします。

次に「アクティブなネットワークの表示」内にある接続されているWiFiを選択してください。

これにより接続しているWiFiの基本情報が「プロパティ」から確認できます。

あとは、上部にある「セキュリティ」をクリックすると現在の暗号規格が表示されるので試してみてください。

Mac OSの場合

上部メニューバーのWiFiマークをクリックします。

その後、「ネットワーク環境設定を開く」を選択し、右下に表示される「詳細」をクリックしてください。

これにより、自身の無線LANルーターがWPA2になっているかを確認することができます。

もし暗号規格がWEPなどになっていると、セキュリティが非常に脆い状態です。

早急にWPA2に対応している無線LANルーターへ切り替えてください。

iPhoneの場合

設定アプリから確認してください。

アプリ内の「WiFi」をタップすると、接続している無線LANルーターが表示されます。

接続している無線LANルーター名をタップすることで、WiFiの暗号の強度がわかるのです。

もしWEPを使用している場合には、セキュリティに関する警告文が表示されます。

一方、WPAやWPA2を使用している場合には、警告文が表示されません。

警告文が表示されているようなら、速やかに無線LANルーターを交換しましょう。

androidの場合

設定アプリから確認可能してください。

アプリにある「WiFi」をタップして、自身が接続している無線LANルーターを表示させます。

表示された接続済み無線LANルーターをタップすると、詳細情報の一覧を表示されるのです。

その中のセキュリティ欄でWEP・WPA・WPA2のいずれかが確認できるため、すぐにチェックしてください。

まとめ

WiFiセキュリティまとめ

WiFiのセキュリティを高めておかなければ、個人情報やデータが流出しかねません。

WiFiのセキュリティは簡単に強化できるので、方法さえ知っておけばすぐに自宅のWiFiや街の無料WiFiを安全に使えるようになるはずです。

セキュリティがしっかりしたWiFiを積極的に使って、今まで以上に便利に暮らしていきましょう。

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