節約中でも旅行したい!と思うけれど、交通費や宿泊費の負担は大きいですよね。
できることなら、なるべく安く旅行したいところです。
そこで本記事では、旅行費の節約術や節約のコツをまとめて紹介していきます。
あまり知られていない節約の裏技や、交通機関・宿をお得に予約できるサービスを活用して、節約をしながら旅行を最大限に楽しみましょう!
目次
旅行費を節約するならローシーズンを選ぼう
旅行費を節約したい場合、始めに大切になることは、旅行の日程選びです。
旅行には、ハイシーズンとローシーズンがあります。
ハイシーズンとは、いわゆる繁忙期・ピークのこと。
旅行者数が一気に増えるので、交通機関や宿の値段も吊り上がります。
対してローシーズンは、旅行者数が少ないため、交通機関や宿の値段も下がり、ツアー旅行も最安値で参加することができます。
旅行費を節約するなら、ハイシーズンは避けてローシーズンを選びましょう。
一般的にハイシーズンとされる時期は、
- 春休み
- ゴールデンウィーク
- 夏休み
- シルバーウイーク
- 年末年始
などの長期休暇です。
これらの時期は安く旅行することが難しいので、節約中の方にはおすすめしません。
安く旅行できる国内旅行のローシーズンはいつ?
それでは、旅行費を節約できる国内旅行のローシーズンはいつでしょうか?
一般的に国内旅行のローシーズンとされるのは下記の時期です。
- 1月中旬~2月
- 5月中旬~6月
- 11月~12月中旬
大多数の日本人が休みとなる長期休暇の前後に旅行計画を立てると節約できます。
安く旅行できる海外旅行のローシーズンはいつ?
旅行費を節約できる海外旅行のローシーズンはいつでしょうか?
一般的に海外旅行のローシーズン・狙い目と言われる時期は、12月~1月(年末年始は除く)です。
ただし海外旅行に関しては、目的地によってローシーズンが異なるため一概には言えません。
渡航先の気候やベストシーズンを調べ、旅行者に1番人気のある時期を外して旅行計画を立てることをおすすめします。
旅行の交通費を節約する方法
次に、旅行費の中でもウエイトの大きい交通費を節約する方法を紹介します。
- バス
- 電車
- 新幹線
- 飛行機
4つの交通機関それぞれの節約術やお得なサービスをお伝えしますね。
バスを利用する場合
始めにバスを利用する場合の節約方法を紹介します。
バスは、電車や飛行機に比べると遅い・不便というイメージがあるかもしれませんが、バスならではの大きなメリットもありますので、節約中の方にはおすすめの乗り物です。
夜行バスでお金も時間も有効活用する
バスを利用して節約するなら、夜行バスが1番おすすめです。
例えば、バス料金の比較サイト「バス比較なび」で検索すると、東京-大阪間の夜行バスは3000円以下で乗車できます。
一方、東京ー新大阪間で新幹線に乗ると1万4140円も必要です。
つまり新幹線ではなくバスに乗るだけで片道1万円以上も節約できるのです。
さらに夜行バスの場合は、車中泊になるのでホテル代も必要ありません。
眠っている間に移動できて、翌朝早朝から遊べるので、時間の有効活用にもなりますよ。
電車を利用する場合
続いて、電車を利用する場合の節約方法を紹介します。
実は、各鉄道会社は乗車券をお得に購入できる、さまざまなサービスを提供しています。
便利なサービスを知って、もっと節約しながら賢く旅行しましょう。
青春18きっぷを利用する
電車代の節約には、青春18きっぷがおすすめです。
青春18きっぷとは、JRの普通列車・快速列車が乗り放題になる特別きっぷのこと。5枚セット(5日分)を1万2050円で購入できますので、1日あたりの費用は2410円です。
1人で5枚使うこともできますが、複数人での同日使用も可能なので、グループ旅行にもおすすめです。
販売期間と利用可能期間は「青春18きっぷ|JRおでかけネット」をご覧ください。1年に3回、春・夏・冬に発売されます。
フリーパスや1日乗車券を利用する
電車代の節約には、フリーパスや1日乗車券もおすすめです。
フリーパスとは、特定区間の電車が乗り降り自由になる特別きっぷのこと。中にはバスも乗り放題になったり、特定の観光施設が割引されるものもあります。
代表的なフリーパスや1日乗車券はこちらです。
- 「地下鉄専用1日乗車券」札幌市交通局
- 「東京フリーきっぷ」JR東日本
- 「エンジョイエコカード」Osaka Metro
- 「地下鉄・バス一日(二日)券」京都市交通局
- 「1日乗車券」福岡市交通局
上記のように、ほとんどの観光地にフリーパスや1日乗車券があります。
旅行の前に調べておけば、交通費を大きく節約できますよ。
新幹線を利用する場合
新幹線を利用する場合の節約方法を紹介します。
バスに比べると圧倒的スピードで移動できる新幹線ですが、値段が高くて手を出しにくいですよね。
そこで今回は、通常価格よりも安く新幹線チケットを購入できる3つの方法を紹介します。
エクスプレス予約を利用する
新幹線代の節約には「エクスプレス予約」がおすすめです。
エクスプレス予約は、新幹線の予約ができる会員制のサービスです。
年会費は1000円必要ですが、1度でも新幹線に乗車すれば元が取れます。
エクスプレス予約の会員になると「EX早特21」という割引サービスを受けることができます。
例えば、乗車の21日前までに「のぞみ(普通車指定席)」を予約すると、東京ー新大阪間が通常価格より3450円も安くなるのです。
「EX早特21」以外にも複数の割引サービスがありますので、「商品情報|エクスプレス予約」をチェックしてみてください。
ぷらっとこだまを利用する
東海道新幹線に乗車するなら「ぷらっとこだま」がおすすめです。
「こだま」のチケットを格安で購入できます。
例えば、東京ー新大阪間の「こだま(普通車指定席)」の場合、通常価格は1万4140円ですが、ぷらっとこだまなら1万500円で購入可能です。
通常価格より3640円も安くなります。
繁忙期と閑散期で値段が少し異なりますので、正確な値段は「ぷらっとこだま|JR東海ツアーズ」にて検索してみてください。
新幹線とホテルのパックプランにする
新幹線代の節約には、新幹線とホテルのパックプランもおすすめです。
パックプランは、JTB・日本旅行などの各旅行会社から発売されており、インターネットからも手軽に購入できます。
例えば「日本旅行」のパックプランの場合、
- 東京ー新大阪間 新幹線(普通車指定席)の往復チケット
- ホテル(1泊)
以上を合わせて、合計2万1000円から購入可能です。
新幹線とホテルを別々に予約すると、新幹線の往復チケットだけでも約2万8000円必要です。パックプランがかなりお得であることは一目瞭然ですね。
飛行機を利用する場合
続いて、飛行機を利用する場合の節約方法を紹介します。
航空券は高いイメージがありますが、各割引サービスやLCCを活用すると、新幹線よりも安く飛行機に乗ることもできます。
早期割引を利用する
飛行機に乗る場合は、早期割引を利用して航空券代を節約しましょう。
おすすめは下記2つの割引サービスです。
- JAL「先得」
- ANA「ANA SUPERVALUE(スーパーバリュー)」
JALは搭乗日の28日前まで・ANAは21日前まで、早期割引の予約を受け付けています。
JALの公式ホームページによると、最大約88%割引になるとのことです。
早めに予約するほど航空券が安くなりますので、旅の計画を早めに立てて、航空券はすぐに予約しましょう。
LCCを利用する
飛行機に乗る場合は、LCC(ローコストキャリア)を利用して、航空券代を一気に節約することもおすすめします。
おすすめのLCCは下記4つです。
LCCはセールも頻繁に開催しています。
例えば、ピーチのセール期間中は、国内線片道1990円~・国際線片道1590円~という破格の値段で航空券を購入できることも。
LCCを使えば格安での海外旅行も可能です。
格安航空券を比較検索する
航空券を自分で手配する場合は、格安航空券の比較検索を必ず行いましょう。
おすすめは「スカイスキャナー」を使うことです。
出発地・目的地・日付を入力すれば、その日に購入できる航空券をまとめて検索できます。
よって、どの飛行機に乗れば最も安く移動できるのか一目で分かりますよ。
飛行機とホテルのパックプランにする
航空券代の節約には、飛行機とホテルのパックプランもおすすめです。
ANA・JALなどの航空会社や、JTB・日本旅行などの旅行会社から発売されており、飛行機とホテルを別々に手配するよりも値段が安いです。
例えば、JALの「ダイナミックパッケージ」がおすすめです。好きな飛行機とホテルを選ぶことができて、マイルを貯めることも可能です。
旅行の宿泊費を節約する方法
続いて、旅行の宿泊費を節約する方法を紹介します。
交通費と同じくらい出費のかさむ宿泊費ですが、宿泊先を工夫すれば、もっと費用を抑えることが可能です。
Airbnbで民泊する
宿泊費を節約するなら「Airbnb」の民泊がおすすめです。
Airbnbはホテルとは違い、空いている部屋や家を貸し借りできるサービスです。
ホテルではないので、朝食やランドリーなどの充実したサービスはありませんが、その分お手頃価格の宿泊先を見つけることができます。
特に、予算内に収まるホテルが見つからない時や、大人数で旅行する時におすすめのサービスです。
ゲストハウスやドミトリーに泊まる
宿泊費を節約するなら、ゲストハウスやドミトリーもおすすめです。
オンライン予約サイト「Booking.com」では、世界中のゲストハウスを検索でき、1泊2000円~4000円で泊まれる宿もたくさん見つかります。
ゲストハウスは、旅人同士仲良くなる機会も多いので、人との交流が好きな方には特におすすめです。
公共の宿泊施設に泊まる
宿泊費を節約するなら、公共の宿泊施設もおすすめです。
あまり知られていませんが、国や各都道府県が建設した公共の宿が全国各地に存在しています。
値段がお手頃なのに立地の良い宿も多く、まさに穴場のような宿泊先を見つけることが可能です。
全国にある公共の宿は「公共の宿.NET」で調べることができます。
旅行の食費を節約する方法
最後に、旅行中の食費を節約する方法を紹介します。
ご当地グルメを楽しみながらも、節約できるものに対しては無駄なお金を使わないように心掛けることが大切です。
飲み物とおやつは持参する
食費を節約するためには、飲み物とおやつを持参することをおすすめします。
特に子連れで旅行する場合、移動中に必要となる飲み物やおかしは、あらかじめスーパーマーケットで購入しておきましょう。
逐一コンビニなどで購入していると出費が増えてしまいます。
旅先の食材を使って自炊する
食費を節約するなら、旅先の食材を使って自炊することもおすすめです。
特にゲストハウスには、キッチンを自由に使える宿もたくさんありますので、旅先の市場で食材を購入して自炊しましょう。
毎日外食するよりも節約できますし、地元ならではの食材を楽しむこともできますよ。
まとめ
本記事では、旅行費の節約方法を紹介しました。
世間一般では、あまり知られていない節約のコツやサービスを活用すると、旅行費は簡単に節約することができます。
お得な情報を賢く利用して、節約しながらも旅行を楽しみましょう!