WiMAXの魅力は、モバイルルーターを使って外出先でも利用できる点です。
しかし、WIMAXではモバイルルーターのみではなく、自宅でより快適にインターネットを楽しみたい方へ向けてホームルーターというモデルが販売されています。
ホームルーターのモデルはいくつかありますが、人気モデルの1つが「Speed Wi-Fi HOME L01s」です。
ホームルーターの購入を考えている方は、L01sも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ここでは、WiMAXのホームルーターHOME L01sの知っておきたい特徴や口コミをまとめています。
目次
1.WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sの特徴
機器を購入する前に、特徴を知っておけば、安心して購入を検討することができます。
また、特徴を知ることができれば、他の機種との比較も容易です。
人気が高まっているWiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、購入前に知っておきたい
- 通信速度
- 受信感度
- 発信電波
- 製造メーカー
の4つの項目を分かりやすく解説していきます。
1-1.Speed Wi-Fi HOME L01sの通信速度
まずは通信速度を確認しておきましょう。
下の表をご覧ください。
通信形式 | 受信速度 | 送信速度 |
4G LTE | 370Mbps | 37.5Mbps |
WiMAX 2+ | 440Mbps | 30Mbps |
表を見ても分かるように、このモデルは、非常に速い通信速度を実現しています。
高画質動画の視聴でも10Mbpsあれば十分といわれているので、受信最大440Mbpsの通信速度があるL01sは、通信で不満を感じることは少ないといえるでしょう。
自宅でも様々なコンテンツを快適に楽しむことができるようになります。
1-2.Speed Wi-Fi HOME L01sの受信感度
無線LANルーターを購入するうえでチェックしておきたいポイントが「受信感度」です。
電波を受信できる能力が高くなければ、快適な通信は期待できません。
気になるSpeed WiFi HOME L01sの受信感度ですが、このモデルはモバイルルーターとしてではなく、自宅に置くためのルーターとして開発されています。
そのため、受信感度の性能は高くつくられています。
自宅用として作られているので、受信感度で不満を感じることは少ないでしょう。
自宅では、ルーターと離れた場所でインターネットを繋げることが多くありますが、本体と離れた場所で操作をしても十分に電波を受信してくれます。
1-3.Speed Wi-Fi HOME L01sの発信電波
受信感度の項目でも述べたように、HOME L01sは 本体と端末が離れやすい自宅でも、快適にインターネットが楽しめるように開発されています。
そのため、受信感度と同じく発信電波も十分な能力があります。
離れた場所でも5GHzの電波が十分に拾えたというような体験談もあるほどです。
電波の強さを心配することなく、自宅でも安心して利用できる点は大きな魅力です。
1-4.Huawei(ファーウェイ)製の機種
L01sの製造メーカーはHuawei(ファーウェイ)製になっています。
Huaweiは中国に本社を置くメーカーで、通信機器やネットワーク構築などの通信事業で有名な大手です。
こういったルーターの製造メーカーは意外と重要な要素で、無名のメーカーだとサポートや機能性が不安になってしまいます。
その点、L01sの通信メーカーは実績の多い大手のHuaweiなので、安心して機器を使用することができるでしょう。
2.WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sのメリット
次に、HOME L01sのメリットをチェックしていきましょう。
L01sを利用することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
メリットを知らなければ購入する意欲もわきません。
ここでは、このモデルの魅力的なメリットを7つ紹介します。
2-1.工事不要でスグにネットが使える
HOME L01sの大きなメリットの1つが、工事不要ですぐにネットが使える点です。
光回線などの固定回線では、ネットを使うために開線工事が必要になることがほとんどですが、ホームルーターであれば、開線工事は必要ありません。
購入して自宅でコンセントを差せばすぐにインターネットに繋げることができます。
そのため、工事ができない賃貸住宅でも安心してルーターを利用することが可能です。
2-2.下り最大440Mbpsの高速インターネット
下り最大440Mbpsの高速インターネットもL01sの魅力です。
通信スピードは速ければ速いほど快適にインターネットを楽しむことができます。
440Mbpsは無線LANルーターの中でも速い部類に入り、高画質動画視聴やオンラインゲームのプレイなど、高速通信が必要なコンテンツも容易に楽しむことが可能です。
2-3.2.4GHzと5GHzのWiFiを同時に利用できる
WiFiの周波数帯には2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯があります。
モバイルルーターでは、1つの周波数帯しか利用できないことがほとんどですが、ホームルーターのL01sでは、2.4GHzと5GHzのどちらの周波数帯も利用することが可能です。
この2つの周波数帯はどちらにも特徴があり、状況によって使い分けることで、インターネットの快適さが変わります。
HOME L01sでベストな周波数帯を使い分けて、より理想的なネット環境をつくりましょう。
2-4.最大40台の接続ができる
ルーターの利用で意外と重要なポイントが「同時接続可能台数」です。
同時接続可能台数が少ないと、スマホやタブレット、パソコンなど多くの端末を繋げることができません。
しかし、L01sでは驚いたことに最大40台の同時接続が可能になっています。
本体が1台あれば、40台のスマホやパソコンなどのデバイスが繋げるということです。
一般家庭でデバイスを40台も同時使用する機会はほとんどないため、接続可能台数の上限で困ることはないでしょう。
2-5.有線LANポートを2口搭載している
より安定して高速通信をしたい方には有線LANポートの使用がおすすめです。
有線LANで繋げることにより、通信が安定しやすくなります。
HOME L01sでは、有線LANポートが2口ついているので、2台のパソコンをケーブルで同時に繋げることが可能です。
有線LANを使う機会は意外と多いので、ポートが2口搭載されているのは嬉しいメリットになります。
2-6.洗練されたデザイン
L01sは機能だけではなく、デザインも洗練されている点で人気を集めています。
シンプルなホワイトカラーのデザインは、どんな部屋にもマッチし、今までの一般的な無線LANルーターのデザインとは一線を画しているのが分かります。
サイズもそこまで大きくないので、置き場所に困ることもありません。
2-7.LEDランプの消灯モードがある
意外と嬉しい機能の1つがLEDランプの消灯モードです。
一般的な無線LANルーターは、常にLEDランプが点灯していて就寝時に明かりが気になることがあります。
しかし、L01sには「LED消灯モード」が搭載されているので、寝室で利用していてもLEDのランプが気になることがありません。
初期設定時からLED消灯モードになっているので、もしもランプを点灯モードにしたいときは、Modeボタンを押すことで簡単にライト設定をすることが可能です。
3.WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sのデメリット
ここまでL01sのメリットを挙げてきましたが、購入前にデメリットについても理解しておきましょう。
Speed Wi-Fi HOME L01sには
- 持ち出しには不向き
- コンセントが必要不可欠
- タッチパネルがない
- 通信速度がW05に劣る
という4つのデメリットがあります。
それぞれのデメリットを1つずつ解説していきます。
3-1.持ち出しには不向き
ホームルーター L01sは、自宅用の無線LANルーターとして開発されています。
そのため、外出用に設計されておらず、持ち出しには不向きです。
あくまで自宅の無線LANルーターとして利用するようにしましょう。
外出でもWiFIを利用したい方は、ホームルーターではなくモバイルルーターの利用をおすすめします。
実は弊社は、「FujiWifi」というモバイルルーターを取り扱っております。
モバイルルーターの利用を検討されている方は、ぜひ一度目を通してみてください。
3-2.コンセントが必要不可欠
開線工事が不要な点が魅力のL01sですが、コンセントが必要不可欠なので注意しましょう。
モバイルルーターのように、バッテリー内蔵でコンセント不要なわけではありません。
自宅に置く場合は、コンセントが近くにある部屋に置くか、延長コードを用いてコンセントに繋げる必要があります。
コンセントは購入時に付属しているので、別途で購入する必要はありません。
3-3.操作画面(タッチパネル)がない
洗練されたデザインが魅力のホームルーターですが、ルーター本体には操作画面がついていません。
モバイルルーターのようにタッチパネルを使って設定することはできないので、あらかじめ注意が必要です。
ざっくり説明すると、手順は以下の通りです。
- L01sの電源をいれ、接続する機器との接続を行う
- 接続された機器からブラウザを起動し、http://speedwifi.homeと入力
- ユーザー名に「admin」、パスワードに「IMEIの下5桁」を入力(本体の底面に記載)
タッチパネルを使った直感的な操作ができないので、最初は設定方法を覚えるのに時間がかかるかもしれません。
しかし、モバイルルーターのように頻繁に設定をするようなモデルではないので、不満を感じることはないはずです。
3-4.通信速度がモバイルルーターW05に劣る
高速通信ができる点が魅力のホームルーターですが、通信速度の点だけで比較するとモバイルルーターの「W05」に劣るというデメリットがあります。
W05の下り最大速度は558Mbpsとなっており、L01sよりも100Mbps以上の通信速度が実現されています。
とはいうものの、L01sの通信速度が遅いというわけではなく、必要十分な通信速度はあるので、インターネット利用で心配する必要はありません。
4.WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sの口コミ
自宅で手軽にインターネットが繋げられるようになるHOME L01sですが、実際の口コミはどのようになっているのでしょうか。
今のうちにチェックしておきましょう。
UQmobileSIMをL01sに挿し手WiFi接続してこの速度、まったく問題ありません。 pic.twitter.com/3BypCdcuOL
— ほしごや? (@infra_acc_5ya) February 11, 2019
WiMAX L01sの線で行ってみるか。うちのADSLクソ回線より安いじゃねーか。何やらかんやら野暮用考えても今までの料金より高くはならない。しかも速い。工事いらない。
— ぷにえ工房 (@puniemon) November 25, 2018
HOME L01sはSNSでもよく話題になっており、速さを実感する人も多くいるようです。
ただし、良い口コミもあれば、悪い口コミももちろんあります。
WiMAXのL01sというホームルーターを使ってますが遅すぎて、無制限でも使えたもんじゃありません😥 お金を返して頂きたいです💦#WiMAX pic.twitter.com/tVWGKZVGB4
— ぴこωこぴ (@AhaaaDestiny) July 16, 2019
自宅の環境やインターネットの利用状況によっては、不満を感じる人もいるようです。
購入したあとに後悔しないためにも、あらかじめ自宅の環境や理想のインターネット環境を考慮して、購入する必要があります。
5.WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sの設定方法
最後にWiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sの設定方法を確認しておきましょう。
一見、難しく感じるかもしれませんが、複雑な設定をする必要はありません。
電源を入れて端末でパスワードを入力するまでにさほど時間はかからないでしょう。
スマホやパソコンなどの端末に、パスワードを入力するまでの手順を1つずつ解説していきます。
5-1.HOME L01sの電源を入れる
まずは、HOME L01の電源を入れましょう。
HOME L01sは、W05などのモバイルルーターと違い、バッテリーが内蔵されていません。
そのため、コンセントに差して利用する必要があります。
コンセントに差していないと電源はオンにならないので、注意しましょう。
本体に電源ボタンはなく、コンセントに差し込むことで、自動的に電源がオンになります。
電源を切りたいときは、コンセントを抜けば電源がオフになります。
5-2.接続デバイスで設定画面を開く
接続するデバイスで設定ツールを起動できます。
設定ツールを起動することで、各種機能を設定することが可能です。
デバイスのWebブラウザを起動すると、ツール画面が開くので、アドレス入力欄に
と入力しましょう。
スマートフォンではなく、パソコンでの操作の方が、操作が簡単で、設定もしやすいのでおすすめです。
5-3.ユーザー名とパスワードを入力して接続
設定画面を開いて、適切なアドレスまで入力すると、あとは簡単です。
最後に設定画面から「ユーザー名」と「パスワード」を入力することで接続が完了します。
ユーザー名とパスワードの確認方法
ユーザー名とパスワードの確認方法ですが、ユーザー名は「admin」に固定されています。
パスワードの方は、L01sの本体の底面に記載されているので、確認してみましょう。
確認したあとは、メモ帳などにパスワードをメモしておくと、再度パスワードが必要になったときにすぐに確認できるので便利です。
以上で、L01sの設定が可能になります。
1つずつの手順をクリアしていけば、簡単に必要な設定を済ませることができるでしょう。
まとめ
WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01sは、高速通信ができる点や、接続可能台数が多い点など、いくつものメリットがある便利なホームルーターです。
自宅で使うWiFIルーターの購入を考えている方にとっては、1つの選択肢になるのではないでしょうか。
WIMAXが利用できるルーターは他にもあるので、他のルーターと比較しながら自分に合った機種を選んでみてください。