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WiMAXのWX04はおすすめできない!その理由を徹底調査!

2019.11.15

WiMAXのモバイルルーターWX04についてお調べではないでしょうか。

結論を先にお伝えすると、WX04はおすすめできません。

WX04はWX03の後継機種、国産モデルとして話題となり、幅広いエリアへの接続を可能にしたモバイルルーターとして知られています。

現在では旧式のモデルとなっているので、実際に利用をする場合メリットやデメリットについて解説していきます。

そして、他機種との比較もしていきますので参考にしてみてください。

1.WiMAXのWX04の良さはバッテリーの持ち時間のみ!

WiMAXのWX04はバッテリーの持ちが良い!

WX04は大容量のバッテリーを搭載しており、持ちが良いだけが利点です。

もし外出先などで利用を考えている際には、バッテリーの容量が重要となるため他機種と比較した際にはこちらが利点となります。

W06などの最新のルーターではエコモードでの利用で11時間30分程度の持ち時間となりますが、WX04では14時間近くの持ち時間となります。

モバイルバッテリーなどを所持していない状況でも少し長く利用することができ、一日外出先でも利用することが可能です。

au回線を利用した際には消耗が大きくなる、待ち受け時間としては短くなるなどがあり、使用状況にも左右されますが、シリーズの中では大容量バッテリーとして知られています。

2.WiMAXのWX04のスペック

WiMAXのWX04のスペック

WX04のスペックについて、前モデルや最新のルーターと比較しながら詳しく紹介していきます。

通信速度 440Mbps
通信回線 WiMAX 2+
サイズ・重量 111×62×13.3mm (幅・高さ・奥行き) ・ 128g
最大通信時間 830分(エコモード)
製造メーカー NECプラットフォームズ
発売日 2017年11月1日

モバイルルーターに関しては通信速度や繋がりやすさ、持ち運びやすさやバッテリーなど利用する上でのスペックが非常に重要となります。

ご自身の使用する環境に合うようなスペックのルーターを選択しておくことで、より利便性が高くなるためこちらも参考にしてみてください。

1-1.WiMAXのWX04の通信速度

モバイルルーターではダウンロードなどで重要となる下りの最大速度が大事な項目となります。

こちらの数値が高いほど快適にインターネットを利用できるため注意しておきましょう。
WX04では下り速度の最大値が440Mbpsとなります。

実測値ではこちらの数値からさらに下がることとなりますが、概ね快適なインターネット利用が可能な速度となっています。

現在ではこちらの下り速度を上回るスピードのルーターが発売されているため、速度としては最新のモデルより劣る点については確認しておきましょう。

1-2.WiMAXのWX04の通信回線

WX04では主にWiMAX 2+の通信回線が用いられています。

こちらは随時対応エリアが拡大している、WiMAX専用のメインとして用いられている回線のため今後の利用エリアの拡張についても期待できるものです。

またWX03では搭載されていなかったau4G LTE回線についても利用することができるため、さらに幅広いエリアで利用することができます。

もし繋がりにくい環境下でもこちらに切り替えることで接続することができる場合があるなど、利便性が向上しています。

1-3.WiMAXのWX04のサイズ・重量

WX04は横型タイプのモバイルルーターとなっており、見やすい液晶が魅力的です。

サイズに関しては、幅111mm、高さ62mm、奥行き13.3mmとなっています。

モバイルルーターとしては他機種と比較して大きくもなく小さくもない通常程度のサイズ感です。

重量は約128gで、他機種と比較してもほぼ同程度の重量感となっています。

横型のルーターとしても平均的なサイズ感で、利用しやすいモバイルルーターの形状が特徴的です。

111mm
高さ 62mm
奥行き 13.3mm
重量 128g

1-4.WiMAXのWX04の最大通信時間

WX04の最大通信時間は、WiMAX 2+利用時でハイパフォーマンスモード約490分、ノーマルモード約690分、エコモード約830分となります。

ハイパフォーマンスモード 490分
ノーマルモード 690分
エコモード 830分

通信環境、au4G LTEとの併用によりさらに短くなることがありますが、他機種のルーターと比較しても長めの通信が可能となっている点が特徴的です。

バッテリー自体は優秀な部類となりますが、通信速度などのパフォーマンスが現行機種と比較して劣る点に関しては注意が必要となります。

1-5.WiMAXのWX04の製造メーカー

WX04を製造しているメーカーはNECプラットフォームズ株式会社となります。

WシリーズがHUAWEI製であるのに対して、WXシリーズが国産企業のルーターということでサポートなどに関する安心感が魅力です。

また製造元が多くの企業向けルーターや通信に関する機器を製造していることもあり、利用する面においてもユーザーの声に寄せた製品が期待できます。

WXシリーズでは、現在WX05が最新となっているため一世代前のモデルであることについても確認しておきましょう。

1-6.WiMAXのWX04の発売日

WX04は2017年11月1日に発売されたモバイルルーターです。

現在からはおおよそ2年前のモデルとなっており、丁度一年後の2018年11月1日に新しいモデルとしてWX05が発売されています。

またWiMAX Speed WiFiのシリーズとしてW04とW05の間でリリースされたモデルとなっており、W05はその翌年1月に発売されました。

WX04のリリースから間もなく発売されたW05では通信速度が向上したため、そちらの方に人気が集まっています。

3.WiMAXのWX04のクレードルはWウイングアンテナを搭載

WiMAXのWX04のクレードルはWウイングアンテナを搭載

WX04のクレードルは、Wウイングアンテナのおかげで他のクレードルよりも電波が入りやすくなっています。

WXシリーズであるWX04とWX05専用クレードルにはWウイングアンテナと呼ばれる、電波の受信を拡張する装置が搭載されています。

これによって無線電波が無作為に広がることを抑えて飛躍的に通信速度を向上させることができる点が魅力的です。

また有線LANによる接続も可能となっており、万が一電波が届かない際や無線対応していない機器への接続に関しても対応できるようになっています。

実測値でもWウイングアンテナの効果で通信速度が向上したという意見が多いため、こちらは効果としても高くなっているようなので参考にしてみてください。

機能 他機種との違い
電波 入りやすい
通信速度 速い
有線LANの接続 対応可能

4.WiMAXのWX04の評判・口コミ

問題なく使用できているという意見もありますが、再起動を繰り返すなどの問題も発生している点で不評となっているようです。

現在ではファームウェアの更新によって改善されているようですが、今後導入を考えている場合には気をつけておきましょう。

またWX03では電池パックが膨張することが問題となっていましたが、こちらの機種においても膨張することがあるようで注意が必要となります。

通信速度に関してはエリアの影響を大きく受けるようで、4Gに対応しているもののWiMAXエリアでの通信に関しては環境による影響が大きいようです。

5.WiMAXのWX04とWX03・W05・W06を比較!

WiMAXのWX04とWX03・W05・W06を比較!

WX04と前モデルWX03、後発モデルのW05・W06の比較について紹介します。

  下り最大通信速度 通信時間 (ハイパフォーマンスモード) 重量 発売日
WX04 440Mbps 8時間6分 128g 2017年11月1日
WX03 440Mbps 7時間20分 110g 2016年12月2日
W05 558Mbps 6時間30分 131g 2018年1月19日
W06 558Mbps 7時間10分 125g 2019年1月25日

通信速度としてはWシリーズに劣る分、バッテリーに関しては持ちが良くなっている点が特徴的です。

ただし連続待ち受け時間では最新機種にあたるW06の方が100時間ほど長くなるなど、利用する方法によってもバッテリーの消耗度が変わってくる点に注意がしておきましょう。

WX03から進化した部分は、au 4G LTEへの対応によって幅広いエリアに対応できるようになった点や細かなスペックの向上が挙げられます。

WX03の上位互換となりますが、W05、W06に関してはそれ以上に優秀なスペックを搭載している点については確認しておきましょう。

5-1.WiMAXのWX04を選ぶメリットは?

WX04を選択するメリットとしては、長時間充電せずに利用する際にバッテリーが長持ちする点が最大の魅力となっています。

しかし、最新機種と比較してもそこまで差もなくなっているためあまり魅力的ではありません。

たまたま使用環境に合う、安く入手できる手段があるなどの場合には現在でも使用することは可能ですが、契約するプランについても注意が必要となります。

5-2.WiMAXのWX04を選ぶデメリットは?

WX04を選択するデメリットについては、主にWiMAXでは長期での契約となるため最新機種への乗り換えの際に違約金が発生するなど不便となることがある点です。
不便になる点を具体的に上げると以下の点があります。

・解約時に違約金がかかる
・通信速度が最速ではない
・サポートが受けられない可能性
・受信感度や機能については、現行機種に劣る

現在では通信速度が上となる機種が多く発売されているため、現在WX04を選択する理由としてはほぼないというのが現状です。

またバッテリーに関しても販売数が減少しているため、万が一不備などが起こった際にはサポートが受けられない可能性がある点についてもデメリットとなります。

機能面においても実際の利用頻度が少ない機能が追加されているなど、魅力とならない点が挙げられることにも気をつけておきましょう。

また受信感度においても後発機種の方が優秀であることが多く、相性が合う以外にこちらのルーターを選択する理由はなくなっていると言えます。

6.WiFiを快適に使えるおすすめ機種は?

WiFiを快適に使えるおすすめ機種は?

現在WiMAXから販売されているモバイルルーターではW06が最新となり、通信速度やスペックについても大幅に向上しているためおすすめの機種となります。

またW05もWX04より通信速度が高く、環境によってはW06よりも繋がりやすいなどの意見もあるため人気の分かれる点です。

長期契約が主となるため、基本的には最新機種となるW06を導入することが無難でしょう。

今後の利用を考えている際には参考にしてみてください。

まとめ

今回は国産で横型タイプのWiMAXモバイルルーターWX04について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

WX03の後継機種としては優秀でしたが、現在ではさらに上のスペックを搭載した機種が発売されているためあまり利用するメリットはなくなっています

使用すること自体は可能ですが、不具合などの際に不便となることもある点には注意が必要です。

もし乗り換えを考えている場合には最新のW06を選んでおくことが安心となるためチェックしてみてください。

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