モバイルWi-Fiの通信容量についてお調べではないでしょうか。
今回はデータ通信を行って容量がオーバーする際に、
- どれくらいの通信量が必要となるのか
- どのくらいの量を目安にすれば良いのか
について解説していきます。
またもしデータを超過してしまった際にはどうすればいいかについても解説するので、対応に困ったときにも役立つでしょう。
モバイルWi-Fiでは特に通信容量を管理することが重要となるため、もし利用されていて気になる方は是非最後までご覧ください。
目次
1.モバイルWi-Fi各社のデータ容量の目安
モバイルWi-Fiを提供している以下5社について、そのデータ容量がどれくらい使用できるものなのか目安について紹介していきます。
契約するプロバイダによって料金などは変わってくる点がありますが、プランに関しては概ね統一されていることが多いです。
1−1.WiMAX
WiMAXのプラン | データ容量 | 料金 |
ギガ放題プラン | 無制限(3日で10GBの制限あり) | 3,411円(税抜) |
ライトプラン | 7GB | 2726円〜(税抜) |
WiMAXではネットワークの混雑を回避するため、通信制限が設けられています。
ギガ放題プランでは月間のデータ使用量が無制限となりますが、3日間で10GBの通信を超過した場合には速度制限がかかるんですね。
こちらの速度制限を受けると1Mbpsまで低下してしまいます。
テキストページなども問題なく開ける速度ですが、本来の性能よりは落ちるという点については認識しておきましょう。
ライトプランではデータ容量が月間で7GBとなり、通信制限の速度自体もかなり低速となるため注意が必要です。
メールのみの利用や、利用頻度が少ない場合には料金にもあまり差がないためギガ放題プランを契約して置く方が無難です。
1−2.Softbank
Softbankでは、同じ回線を用いているNEXTmobileというWiFiも存在しています。
こちらでは主に現行のSoftbankのモバイルWi-Fiで表にまとめました。
Softbankのプラン | データ容量 | 料金 |
データシェア | 月間50GB | 980円 |
ウルトラギガモンスター+forデータ | 月間50GB | 5,480円 |
こちらはどちらのプランでも50GBを超過すると128Kbpsまで通信制限を受けてしまいます。
テキストメールなどを開くことなどは可能な速度ですが、動画やブラウザを開く際にはかなりの時間を要することとなる点には特に注意が必要です。
またプランの違いについてはどちらもケータイでの回線を利用する点で差がなく、対応機種によって異なることとなっています。
1−3.Y!mobile
Y!mobileでは主にPocket WiFiと呼ばれるモバイルWi-Fiが提供されています。
ワイモバイルのプラン | データ容量 | 月額料金 |
Pocket WiFi プラン2 | 月間7GB | 3,696円〜 |
Pocket WiFi プラン2ライト | 月間5GB | 2,480円〜 |
Pocket WiFi プラン2に月額684円のアドバンスオプションを加えることで、月間データ使用が無制限として利用することが可能です。
この場合は3日間で10GBを超過した際に1Mbpsまで速度制限のを受けることになります。
また7GB、5GB共に超過することで通信を制限されることになるため注意が必要です。
またアドバンスオプションが加入から3ヶ月は無料になるキャンペーンなども行われていることもあるため、契約時に確認してみましょう。
1−4.docomo
docomoではデータシェアと呼ばれるプランを選び、月額1,000円の追加料金を支払うことでモバイルWi-Fiを利用することが可能です。
その際「ギガホ」か「ギガライト」の料金プランの契約が必要となるでしょう。
プランのデータ容量について以下の表にまとめました。
docomoのプラン | データ容量 | 月額料金 |
ギガホ | 30GB | 4,980円〜 |
ギガライト | 最大7GB | 1,980円〜 |
定められたデータ容量を超過するとギガホは1Mbpsまで、ギガライトは128Kbpsまで制限を受けるので注意してみてください。
1−5.FUJI Wifi
弊社が運営しているFUJI Wifiでは、モバイルWi-Fiのレンタルサービスを提供しています。
また、どのプランを契約期間の縛りがなく、違約金も発生しません。
豊富な容量のプランからお好きなものをお選びいただけます。
不安な人は7日間500円で実機をお試しいただけるキャンペーンもありますので参考にしてみてください。
ここまで、モバイルWi-Fi各社のデータ容量についてお伝えしました。
では、容量をオーバーして使用した場合にはどうなるのでしょうか。
次の項目で確認していきましょう。
2.モバイルWi-Fiのデータ容量がオーバーしたらどうなる?
契約しているプランによって、それぞれデータ容量が決まっていることについて解説していきました。
ではそのデータ容量をオーバーしてしまった場合は、通信環境がどのように変化するかについて解説を行っていきます。
2-1.通信速度が低下する
基本的にはモバイルやWiFiでの通信では、公平なネットワーク利用を確保するために使用の多い通信に対して制限措置を行うことがあります。
そこで定められたデータの容量を超過した場合には速度を遅くすることで、多くの利用者が有限なデータ通信をスムーズに行うことができるというシステムです。
プラン内容によって制限時の通信速度が変化するため、その点についても解説していきます。
1Mbpsの通信速度制限
ギガ放題などの無制限プランの多くは、通信制限時の速度が1Mbpsとなります。
実際の速度はさらに遅くなることがありますが、おおむねYouTubeなどの動画サイトでの標準画質程度であれば問題なく視聴することが可能です。
データ通信量の多いオンラインゲーム、映画などのオンライン視聴では支障をきたす速度である点には注意しておきましょう。
WiMAXではデータ容量を超過した翌日の18時から2時までという短時間での制限となるため、その時間帯を避けて使用すれば問題ありません。
128Kbsの通信速度制限
主に月間7GBでのデータプランの場合には、通信制限時の速度が128kbpsとなります。
こちらは画像などを含んだホームページを開く際にもかなり時間がかかることとなり、1Mbpsに比べてかなりの低速で重い制限措置です。
テキストのみのメールの送受信や、文章のみのホームページを視聴する分には問題なく行えますが、動画なども読み込みができないこともあるなど不便となります。
また制限開始からその翌月までの長期間で制限がかかることも多いため、計画的にデータ容量を利用する事が重要です。
モバイルWi-Fiの通信制限については以下の記事も参考にしてください。
3.モバイルWi-Fiのデータ容量を超えないために
速度制限にかかるとスムーズなネット利用が困難になることがあるため、普段より残容量を確認しながら計画的に利用することが重要です。
そこでデータ残容量の確認方法や、モバイルWi-Fiを利用する上で注意すべき点について解説していきます。
3-1.データ容量の残りを確認する
通信データ容量がどれくらい残っているかを確認する方法について紹介します。
わかりやすく表にまとめてみました。
WiMAX | モバイルWi-Fiの画面、契約しているプロバイダのホームページ、データ管理のアプリからチェックする。 |
softbank | 公式LINEフレンドを登録、My Softbankからチェックする。 |
Y!mobile | ホームページよりMy Y!mobileにログインし、データ通信量のご利用状況の確認からチェックする。 |
docomo | My docomoのホームページ、もしくはアプリをダウンロードしてログインを行うことでチェックする。 |
それぞれのプロバイダの方法に合わせて試してみてください。
3-2.短期間で大量に使用しない
特に無制限プランでは3日間で10GBの制限がかかることが多いため、短期間で大量のデータ通信を行うことで制限がかかりやすくなります。
大きなファイルのダウンロードなどを行う際は、数日に分けるなどの工夫をすることで速度制限にかかることなく利用し続けることができます。
また月間7GBのプランなどの場合には、月初めで多くのデータ容量を通信してしまうと早い段階でその月中低速通信となるあるため気をつけておきましょう。
4.データ容量に困ったらモバイルWi-Fiの乗り換えもあり
もし利用しているモバイルWi-Fiで容量が毎月不足する、月にどれくらいするかが分からないという場合には乗り換えについても検討してみてください。
弊社が運営しているFUJI Wifiでは、さまざまな通信容量のプランでモバイルWi-Fiを試すことができます。
契約期間の縛りなし、解約金無料で提供しているので、ご自身が利用するデータ容量がどれくらいか、どのようなプランが合うかも調べることができますよ。
7日間500円のレンタルキャンペーンをしているので、活用してみてください。
まとめ
今回は各モバイルWi-Fiのデータ通信容量の目安、制限内容や対策方法について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
無制限に通信を行えるものではなく、それぞれのプランによって制限がかかってくるため、月にどれくらいの使用を行っているかを管理していく必要があります。
是非一度ご自身が月間でどの程度データ通信を行っているかを確認してみて、計画的なデータ容量の管理やプランの見直しなどを行ってみてください。