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Category: WiMAX

WiMAX2+(プラス)を徹底解説!変更点やメリットを詳しく紹介

2019.12.24

CMやウェブ広告で「WiMAX(ワイマックス)」や「WiMAX2+(ワイマックスツープラス)」という言葉を見たことがある人は多いのではないでしょうか。

何となく見覚えはあるけれど、具体的にどんなサービスなのかはわからないという人は多くいますよね。

そこでこの記事ではWiMAX2プラスとはどのようなものなのかをわかりやすく解説していきます。

また、WiMAXとWiMAX2プラスの違いについても触れていきますよ。

このページを通してWiMAXについて徹底的に学んでみましょう。

1.WiMAX2+(プラス)とは?

1.WiMAX2+(プラス)とは?

WiMAX2プラスとは、UQコミュニケーションズによって提供されている無線通信サービスの一種です。

元々、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)と呼ばれる無線技術があったんですね。

この技術を2009年からUQコミュニケーションズがこ利用して通信サービス「UQ WiMAX」をモバイル端末向けに提供し始めました。

その結果、今ではWiMAXと言えば通信技術ではなく、モバイル端末向けの通信サービスの一種だと広く認知されています。

WiMAX2プラスは、2013年から同じくUQコミュニケーションズにより提供されている無線通信サービスです。

WiMAXの進化したバージョン、と考えて問題ありません。

ただ、「WiMAX」という名称が厳密には無線技術のことを指すためか、今でもWiMAX2プラスのことをWiMAXと記載することもあります。

WiMAXの新規受付は2018年9月30日に終了しているため、現在WiMAXと言われたらWiMAX2プラスのことを指すと考えて良いでしょう。

2.WiMAXとWiMAX2+(プラス)の違いは?

2.WiMAXとWiMAX2+(プラス)の違いは?

それでは、WiMAX2プラスはWiMAXと比べて、どのようなサービスなのでしょうか?

まずは簡単にWiMAXとWiMAX2プラスの違いを表にまとめてみました。

  WiMAX WiMAX2+
サービス期間 2009年2月~2020年3月 2013年10月~
最大通信速度 下り:13.3Mbps
上り:10.2Mbps
下り:1.2Gbps
上り:75.0Mbps
通信制限 なし 3日で10GBを超えた場合
翌日から概ね1Mbps

※対応エリア、プラン、接続状況により異なります。

より詳しくサービス期間、最大通信速度、通信制限の3点について解説していきますね。

2−1.サービス期間

WiMAXのサービスが提供開始されたのは2009年2月です。

以後、モバイル端末の技術向上と共に爆発的に普及して、WiFiサービスの中では最もメジャーなものの1つだと言えるほど、大きな規模へと成長しました。

一方、WiMAX2プラスが提供開始されたのは2013年10月です。

時代と共に、高画質な動画などが登場したことで必要な通信速度が増えたため、速度の向上を意識して開発されたんですね。

WiMAX2プラスはWiMAXの帯域の一部を利用して、サービスが提供されています。

そのため、WiMAX2プラスの普及に伴いWiMAXは規模を徐々に縮小しており、2020年3月にはサービスを終了する予定となっています。

2−2.最大通信速度

現在WiMAXは、下り:13.3Mbps、上り:10.2Mbpsを最大通信速度として提供されています。

サービス開始当初は下り:40.0Mbpsが最大通信速度でしたが、WiMAX2プラスに回線を譲ったことから下り:13.3Mbpsまで低下しました。

一方、WiMAX2プラスは下り1.2Gbps、上り75.0Mbpsという高速な最大通信速度を誇ります。

ただ、下り1.2Gbpsは通信形式(有線・無線)や、プラン、エリアがうまく噛み合った場合の最大通信速度です。

とはいえ、日本中のかなりのエリアで440Mbpsは最大通信速度として期待できます。

サービス開始当初のWiMAXの約11倍も速い、非常に高速な通信サービスだと言えるでしょう。

2−3.通信制限

WiMAX2プラスから通信制限を設けたのが大きな違いとも言えます。

WiMAXの非常に優れていた点が、通信制限が無いことでした。

長期的、短期的を問わず、どれだけWiMAXを利用しても、通信制限にかからず快適にネットを楽しむことができたんですね。

では、WiMAX2プラスではどうでしょうか。

プランによって異なりますが、WiMAX2プラスも基本的には使い放題で、データ使用量の制限はありません。

ただ、WiMAX2プラスの場合には、3日間の使用量によって通信制限が発生するケースがあります。

なぜなら、WiMAXが主流だった時代と比べて、1人1人が使用するデータ量が増大しているからです。

誰もが快適なインターネットを楽しめるように、過剰な使用を制限することで、安定したサービスを提供しています。

3.WiMAX2+(プラス)を選ぶメリット

3.WiMAX2+(プラス)を選ぶメリット

それでは、WiMAX2プラスを実際に選んだ場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

ここでは以下3つのポイントに分けてご紹介します。

  1. 工事不要ですぐに使える
  2. 場所を選ばずにネットが使える
  3. ほぼ無制限でネットが使える

さっそく見ていきましょう。

メリット1.工事不要ですぐに使える

WiMAX2プラスに申し込んだ時には、一般的な回線接続と異なり、工事を行う必要がありません。

一般的な回線接続で工事が必要な場合、回線業者に予約を取る必要があるんですね。

引越しシーズンなどには1ヶ月以上予約が取れないこともよくあります。

また、工事費が必要となることもあるでしょう。

このような手間と費用を必要とせず、届いた日にそのまま使うことができる点は、WiMAX2プラスの非常に大きなメリットと言えます。

メリット2.場所を選ばずにネットが使える

WiMAX2プラスサービスと契約する場合、モバイルWiFiルーターを利用することになりますので、場所を選ぶことなく高速なインターネットを楽しむことができます。

屋内での利用はもちろん、屋外に出かける時にもモバイルWiFiルーターを持ち運ぶだけでWiMAX2プラスを利用可能です。

プランにもよりますが、使い放題のプランであれば携帯回線を利用する時のように月間のデータ使用量を気にする必要はありません。

出先での通信量を気にしなくて良いことは、とても大きなメリットです。

また、屋内では有線接続で使うこともできます。

その場合、普段無線で利用しているWiMAX2プラスよりも、さらに高速で安定した通信を楽しむことができるでしょう。

メリット3.ほぼ無制限でネットが使える

WiMAX2プラス契約時に使い放題のプランを選択しているのであれば、ほぼ無制限でネットを楽しむことができます。

ほぼというのは、3日間で10GBのデータ通信量を超えてしまった場合のみ、通信制限がかかってしまうからです。

とはいえ、もし通信制限がかかってしまっても、約1Mbpsの速度で通信することは可能なので、全くネットに繋がらなくなるわけではありません。

約1Mbpsは、「YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度」とされています。

また、10GBという制限はよほどヘビーな使い方をするのでなければ、あまり意識する必要はありません。

高画質な動画をたくさん見たり、オンラインゲームで遊んだり、サイズの大きなファイルをダウンロードする、といった時には意識する必要がでてきます。

携帯キャリアなどでよくある、月に何GBという形式ではなく3日で10GBという形な点もポイントです。

例えば、土日は仕事が休みでたくさんネットを使うけど、平日はあまり使わない、といった方だと、通信制限にかかる可能性は低いでしょう。

より詳しく通信制限について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

WiMAXの速度制限は気にしなくて良い3つの理由

4.WiMAX2+(プラス)を選ぶデメリット

4.WiMAX2+(プラス)を選ぶデメリット

WiMAX2プラスには多数のメリットがありますが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは代表的なデメリットを以下2つご紹介します。

  1. 契約期間の縛りや解約金がある
  2. 障害物に弱い

それぞれ解説しますね。

デメリット1.契約期間の縛りや解約金がある

最初に思い浮かぶデメリットは、契約期間に縛りがあったり、解約金が必要な点です。

詳細はWiMAX2プラスを提供するプロパイダによって異なりますが、契約期間は2年から3年、解約金は数千円から2万5千円程度が目安となります。

契約期間の縛りや解約金については必ず確認しておきましょう。

どうしても契約期間の縛りや解約金が苦手という人は別のプロバイダもチェックしてみてください。

WiMAX以外に目を向けてみると、契約期間の縛りや解約金のないプロバイダは結構あります。

例えを1つ挙げると、弊社が運営しているFUJI Wifiは契約期間の縛りや解約金のないモバイルルーターのレンタルサービスです。

単月でも利用可能なほか、豊富なプランを用意しています。

7日間で500円のお試しキャンペーンなどもしておりますので、参考にしてみてください。

デメリット2.障害物に弱い

一般的に言って、WiMAX2プラスは障害物に弱いケースが多いと言われています。

特に地下鉄やビル内で、電波が不安定になることが多いんですね。

これは、無線規格上の特色によるものです。

ただ、それでは障害物のある屋内ではどうにもならないのかというと、そうではありません。

LTEオプションを利用することである程度改善可能です。

LTEオプションとは、通常のWiMAX2プラスの回線に加えて、携帯キャリアであるauの4G LTE回線を利用できるものとなっています。

普段地下鉄などであまり問題なく携帯が使えるように、携帯キャリアの回線は障害物に対しても比較的強く、安定した通信を行うことができますよ。

5.WiMAX 2+(プラス)のサービスエリアを確認する方法

5.WiMAX 2+(プラス)のサービスエリアを確認する方法

それでは、実際に、WiMAX2プラスのサービスエリアを確認する方法をご紹介します。

なお、対応エリアは着々と拡大中ですので、もし自分のエリアが対応していなかったとしても、将来的には対応する可能性が高いです。

  1. 公式ページの対応エリア一覧を開きます
  2. 確認したい都道府県を選択します
  3. 地図から、自分の住所が対応エリアに含まれているか確認しましょう

紫色のエリアが対応しているエリアです。

そのほか、公式ページの対応エリア一覧の右上の検索窓から、いきなり住所で検索する手もあります。

いずれにせよ、上記の方法で対応エリアは簡単に確認可能です。

6.WiMAX 2+(プラス)で選べる端末

6.WiMAX 2+(プラス)で選べる端末

実際にWiMAX2プラスを契約する時には、複数の端末から希望の端末を選ぶことになります。

ここでは、以下3つの端末の特徴を解説していきますね。

  1. Speed Wi-Fi NEXT W06
  2. Speed Wi-Fi NEXT WX05
  3. Speed Wi-Fi HOMEシリーズ

さっそく見ていきましょう。

6−1.Speed Wi-Fi NEXT W06

製品名 Speed Wi-Fi NEXT W06
対応ネットワーク WiMAX 2+/au 4G LTE
通信速度 下り最大1.2Gbps
重さ 約125g
バッテリー使用時間 連続通信時間(WiMAX 2+、スマート設定時)/約540分
連続待受(WiMAX 2+、スマート設定時)/約800時間

Speed Wi-Fi NEXT W06の特色は、なんといっても通信速度が非常に高速なことです。

条件を満たした場合、下り最大1.2Gbpsという高速通信を行うことができます。

バッテリーの連続通信可能時間も、WiMAX 2+のスマート設定時で約540分と充分な時間が確保されています。

通信を行わない待受時間にいたっては、約800時間です。

通信を行っていない間のバッテリー切れを心配する必要は無いと言えるでしょう。

より詳しくW06について知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

WiMAX‌ ‌W06‌の‌ス‌ペッ‌ク‌は?‌旧‌機‌種‌W05‌と‌の‌違‌い‌や‌評‌判‌ま‌と‌め‌

6−2.Speed Wi-Fi NEXT WX05

製品名 Speed Wi-Fi NEXT WX05
対応ネットワーク WiMAX 2+/au 4G LTE
通信速度 下り最大440Mbps
重さ 約128g
バッテリー使用時間 連続通信時間(ハイスピードモード:WiMAX 2+)/11.5時間
連続待受/約700時間

Speed Wi-Fi NEXT WX05の特徴は、WiFiハイパワーと呼ばれる機能が搭載されていることです。

電波が弱い時に、通信の品質を向上させてくれる機能で、従来機と比較して通信速度を約20%も改善してくれます。

バッテリー消費は若干激しくなりますが、それでも連続通信で約8時間は稼動可能で、充分なバッテリーの持ちを誇ります。

通信速度は、約440Mbpsで、こちらも非常に高速です。

安定感のある機種と言えます。

6−3.Speed Wi-Fi HOMEシリーズ

製品名 Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
Speed Wi-Fi HOME L02
対応ネットワーク WiMAX 2+/au 4G LTE
WiMAX 2+/au 4G LTE
通信速度 下り最大440Mbps
下り最大1.0Gbps
重さ L01 約493g / L01s 約450g
約436g
最大同時接続数 計42台
(LANポート×2台、Wi-Fi SSID×2×20台)
最大約40台
(2.4GHz:20台、5GHz:20台)
電源 電源はACアダプタのみバッテリー動作非対応
電源はACアダプタのみバッテリー動作非対応

Speed Wi-Fi HOMEシリーズは、自宅での利用に特化した機種です。

バッテリー動作には対応していないため、外出先で利用することはできません。

Speed Wi-Fi HOME L02は、L01の後継機といった位置付けです。

Speed Wi-Fi HOME L02は最大通信速度が下り最大1.0Gbpsと非常に高速で、L01の下り最大440Mbpsを大きく上回ります。

とはいえ、L01の下り最大440Mbpsも決して遅いわけではなく、充分に高速な通信です。

どちらを選んでも快適にネットを楽しむことができるでしょうか、特別な拘りが無いのであれば、L02を選択することをおすすめします。

通信速度が速すぎて困る、ということはありません。

ホームルーターについて詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

WiMAXホームルーターL01とL02の違いを徹底比較!

まとめ

まとめ

このページでは、WiMAX2プラスとは何なのか、違いも含めて解説しました。

WiMAX2プラスを利用するメリットとデメリット、契約する時に必要な機種選びを覚えておくと利用する時には便利ですよ。

以前は、エリアが狭いと言われていた時もありましたが、着々とエリアを拡大しているため問題が少なくなりつつあります。

WiFiサービスを探している方は、WiMAX2プラスをチェックしてみても良いかもしれませんね。

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