スマートフォンやモバイルWiFiルーターを使用されている方で、その悩みの種とも言えるのが速度制限です。
一度速度制限になるとWebサイトの読み込みも遅く、動画は快適に視聴できず、とストレスが溜まる原因ともなります。
今回はそんな速度制限に関して、WiMAXの速度制限は気にしなくて良い3つの理由を紹介します。
モバイルWiFiルーターの中でも特に有名な機器として、多くの人が利用しているWiMAXです。
その内容について詳しく見ていきましょう。
目次
1.結論: WiMAXのギガ放題プランは速度制限を気にしなくて良い!
結論から申し上げると、WiMAXのギガ放題プランでは速度制限は気にしなくても大丈夫です。
- 速度制限にかかりにくい
- 速度制限がゆるい
- 制限される時間が短い
ひとつずつ詳しく解説していきます。
理由1.速度制限にかかりにくい
ギガ放題プランの魅力の一つが、速度制限にかかりにくいことです。
WiMAXの7GBプランでは、7GBを超過すると速度制限が実施されます。
WiMAXの7GBプランについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご確認ください。
「WiMAX7GBは解除不能!インターネットすらも開けないって本当!?」
しかしWiMAXのギガ放題プランでは、3日で10GBを使用すると速度制限が実施されるという内容のため、比較的余裕を持って使用することが可能です。
例えばYoutubeの標準画質の場合は、約47時間再生することでこの10GBに達して速度制限にかかります。
およそ丸2日再生し続けた場合は制限にかかるという計算で、3日間という期間内なのでかなり余裕があるプランです。
メールやWebサイトの閲覧を中心に使用している方はなかなか10GBという容量には達しないので、ゆとりのあるプランということがお分かり頂けるでしょう。
理由2.速度制限がゆるい
WiMAXのギガ放題プランで、もし速度制限が実施されても速度制限自体がゆるいことも魅力的です。
数値的には1Mbpsほどに落とされるだけです。
これはYoutubeの標準画質くらいの通信であれば、問題なく視聴できる速度となっています。
またWebサイトの閲覧も、画像が多い場合を除いては通常と変わらず開くことができます。
あまり容量の大きいファイルのダウンロードや映画を視聴するといった場合でなければ、特に気にならない程度の速度で使用を継続することが可能です。
スマートフォンなどの7GBプランでは速度が128kbpsほどに落とされるので、インターネットを使用する際にかなり読み込みなどが遅くなります。
この速度では実質メールやLINEなどしかまともに利用できない状態です。
理由3.制限される時間が短い
ギガ放題プランでの速度制限は、その制限時間の短さも魅力の一つです。
もし速度制限の容量に達した場合はその翌日の夜、18:00〜2:00の8時間だけ制限が実施されます。
特に夜間に集中しやすいインターネット利用の速度を制限される、ということではありますが、日中にネットをう分には問題なく利用することが可能です。
スマートフォンなどの7GBプランでは月間で速度制限されるのに対して、8時間だけ我慢すればいいだけとなっています。非常にゆるい制限であることがお分かり頂けるでしょう。
また8時間の速度制限中も、高画質動画やダウンロードなどを避けて利用すればいいので、速度制限前と遜色なく利用することができます。
2.速度制限にかからないようにする4つの対策
速度制限にかかっても特に気にしなくても良い理由について解説していきましたが、速度制限にかかるというのは気持ちの良いことではないです。
そこで速度制限にかからないように、気をつけるべき4つの対策について紹介していきます。
1.ビデオ通話で会議をしない
2.YouTubeの高画質動画は見ない
3.容量の大き過ぎるファイルをダウンロードしない
4.固定WiFiも利用する
ビデオ通話で会議をしない
動画での通話は特に膨大な容量を使用するので、注意が必要です。
ライブチャットやストリーミング配信の場合も同様となりますが、およそ90分間使用することで10GBの容量に達してしまいます。
ビデオ通話のみの使用を考えているのであれば問題ないですが、基本的にはモバイルWiFIルーターを利用したビデオ通話などの会議は避けた方が無難と言えます。
比較的画質を落としたアプリなどでのビデオ通話の場合は容量も削減されますが、速度制限を気にする場合は気をつけて利用しましょう。
YouTubeの高画質動画は見ない
Youtubeには画質を選択できる機能がついていますが、高画質モード以上で視聴すると、標準画質の3倍〜6倍の容量を消費します。
なるべく高画質動画を避けて、標準画質に設定して視聴することで速度制限にかかりにくくすることができます。
どうしても高画質で視聴したい場合は、他での利用を少なくする、視聴する数を減らすなどの工夫が必要となってきますので注意してみてください。
またYoutubeの画質設定はよく自動で選択されるようになっているので、動画内の設定をチェックしてみましょう。
容量の大き過ぎるファイルをダウンロードしない
ファイルのダウンロードは、特に容量を消費するので注意が必要です。
もし10GBを超えるファイルをダウンロードをすると、一発で速度制限にかかります。
よく動画をダウンロードする人や、アプリケーションをダウンロードする人はこの容量についてもしっかり計算しておくようにしましょう。
例えば音楽ファイルの場合も、1曲を10MBと計算して1000曲ダウンロードすると10GBに達するので、回数を分けたりするなどの対策が必要となります。
固定WiFiも利用する
WiMAXを使用して容量の大きいファイルや高画質動画の視聴することは避けて、固定のWiFiも利用することを検討してみましょう。
家庭のWiFiなどでは速度制限が実施されないものが多く、WiMAXと上手く併用することも重要なこととなってきます。
公衆WiFiやスマートフォンの通信も合わせて、使い分けることで通信容量を分散させることができるので、この辺りも視野に入れながら速度制限がかからないような使い方を考えてみましょう。
まとめ
今回はWiMAXのギガ放題プランの速度制限に関して、あまり気にする必要はないということについて紹介してました。
ヘビーなネットユーザーにも非常に便利なプランとなっているため、上手に使用することで快適なインターネットライフを送ることができます。
また速度制限中でも普通に利用することができるのは魅力的です。
もし7GBプランを使用していて速度制限に悩まれている方は、この機会にギガ放題プランへの変更も検討してみてください。