WiMAXのルーターが故障したときの対処法についてお調べではないでしょうか。
実は、1年以内の自然故障であれば無料で修理できることもありますが、有料オプションの加入が必要な場合があるんです。
今回はルーターの故障が疑われる際に気をつけておくべき対処法や、問い合わせ先と保証に関する内容について詳しく解説していきます。
また故障かどうかの判断基準や修理代金の料金の目安についても触れるため、不安がある際にもこちらの記事をチェックしてみてください。
目次
1.WiMAXが故障した!と思ったらまずはココをチェック
ルーターを利用していて動作に異常が見られる時には以下の4点を確認してみましょう。
- 電源が付かない場合
- 通信速度が遅い場合
- 圏外になった場合
- 何をしてもダメな場合
故障か一時的な不具合かを判断する基準となるため、まず簡単にできるチェック方法を試してみてください。
チェック1.電源が付かない場合
もしルーター本体の電源が付かないといった場合には、故障している以外にも原因が考えられます。
チェックする箇所は電池パックとSIMカードとなっていますが、それぞれ詳しくどういった点を見ればいいかを説明するため確認してみてください。
電池パック
電池パックには寿命があり、もし寿命を迎えている場合には交換が必要となります。
通常利用であれば2〜3年は利用できますが、もしハードな利用をしていた際にはさらに短くなっている可能性があるため気をつけておきましょう。
また電池パックが膨張や衝撃によって上手くセットされていないことも考えられます。
ルーターによっては発熱によって膨張することがあるため、もし該当端末を使っている場合にはこちらにも気をつけてチェックしてみてください。
WiMAXの電池パックについては以下の記事も参考にしてください。
SIMカード
SIMカードが衝撃等によって正しく挿入されていない場合にも、電源が付かないことがあります。
またSIMカードが正しく挿入されているか、破損していないかについても併せてチェックしてみましょう。
磁気による影響で外部からは判断できない破損が生じている可能性もあるため、この点にも注意が必要です。
またSIMカードが無効になっている際にも正しく接続が行われないため、こちらについても確認してみてください。
チェック2.通信速度が遅い場合
通信速度が遅くなっているという場合には、速度制限に引っかかっている可能性があります。
ギガ放題を利用している場合にも、完全に無制限ではなく3日間で10GBのデータ通信を超過した際には一定期間速度が低下する点に注意が必要です。
もし利用している時間帯が該当している時間帯に当てはまっている場合には、こちらの可能性も疑われるため確認してみましょう。
また他の電波との兼ね合いや障害物に当たって上手く受信できていないということもあるため、こういった際には設置場所を考慮する必要があります。
速度が遅い場合には尚早に故障であるといは言いがたいため、まずは繋ぐ環境に関してあらゆる場所を試行してみることで改善されることがある点にも着目してみましょう。
通信制限について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
チェック3.圏外になった場合
もしルーターを使用していて圏外になったという場合には、故障以外にも通信障害が発生していることが原因として考えられます。
基地局で通信障害が発生していると、大元からの電波が遮断されて繋ぐことができなくなるため、一度公式ホームページから近隣の障害情報が入っていないかを確認してみましょう。
その他にも一時的に電波が途切れてしまっている場合も考えられるため、時間を置くか端末やルーターを再起動させるといった対策が有効なことがあります。
料金が引き落としされていない、といった際にも圏外となることがあるため、指定している口座にしっかり入金されているかを確認することも重要です。
内部アンテナの故障が原因となっていることもありますが、まずはこのような方法でチェックしてみてください。
チェック4.何をしてもダメな場合
もし様々な解決方法を試しても正常に動作しない、繋がらなかったり遅かったりするといった際にはルーターの初期化を行うという方法も効果的です。
こちらの方法でルーターで異常が発生している箇所をリセットできる可能性があるためで、場合によっては機能が正常に回復することがあります。
ただし必要な情報が削除される可能性もあり、あくまでも初期化については最終手段として行った方が良いということが注意点です。
もし一時的な不具合ではなく、故障が発生している場合にはこのような方法を行っても改善されないため、サポート窓口へ問い合わせる必要があります。
以下で、お問い合わせ方法について紹介していきますので参考にしてみてください。
2.WiMAXが故障したときの問い合わせ先
もし故障が疑われる場合には、プロバイダごとに違った問い合わせ先へ連絡することが有効です。
それぞれ主要なプロバイダの問い合わせ先について記載しておくので、チェックしてみてください。
プロバイダ | 問い合わせ先 |
UQ WiMAX | 0120-929-818(9:00〜21:00、年中無休) |
GMO とくとくBB | 0570-045-109(10:00〜19:00、年中無休) |
Broad WiMAX | 0120-546-376(11:00〜18:00、月〜土) |
BIGLOBE WiMAX 2+ | 0120-68-0962(10:00〜19:00、年中無休) |
FujiWiFi | 0570-099-213(10:00〜13:00、14:00〜18:00、平日のみ) |
オペレーターへ繋がるとまずどういった不具合が発生しているかについて伝えましょう。
解決方法や修理が必要か、また機種変更の方が安く済むかを提示してもらえることもあります。
また故障の際のサポートオプションの加入の有無や、保証期間内であるかどうか、料金はどれくらいになるかも聴いておくと安心です。
2−1.全プロバイダ共通でauショップが便利
プロバイダへの問い合わせを行って、修理が必要という裁定であった場合にはauショップでの修理が便利となっています。
こちらはプロバイダが端末修理を行うことができないためで、メーカーへの修理に関する受付を行ってくれるのがauショップとなっているためです。
故障したルーターを店頭へ持ち運ぶことで修理が可能となるため、近隣のauショップへ直接足を運びましょう。
また修理の期間に関しては、故障内容にも左右されますが概ね1週間以上、長ければ2週間程度かかることがあります。
その間はルーターを利用することができないだけでなく、月額料金は加算されるといった点に注意しておきましょう。
もし修理代が高額な場合には機種変更をする方が安く済むこともあるため、状況によって検討してみてください。
3.WiMAXの故障に備えた保証はある?
万が一故障が発生した際の保証に関して、どういった備え方があるかについて紹介していきます。
有料オプションや保証に入っていない場合の修理代についても言及していますので、もし気になっている際にはチェックしてみてください。
3−1.1年以内の自然故障の場合はメーカー保証
利用から1年以内に自然故障が発生した場合には、メーカーの保証によって無償での修理が可能となっています。
ただし故意に分解を行った場合や水濡れによる故障については対象外となり、代表的なメーカーでも1万円以上の修理代金がかかることがあるため注意が必要です。
故障原因に思い当たる節がない場合にはどちらに該当するか分からないため、依頼を行ってから見積もりを出してもらうことも効果的となります。
また利用からどれくらい経過しているかに関しては、プロバイダのマイページ等から確認することができるため一度チェックしてみてください。
3−2.有料サポートオプション
プロバイダによって内容が異なる場合がありますが、月額税抜き価格300円〜500円で有料サポートオプションを付けることができます。
改造による故障は対象外となることがありますが、水濡れ等の故障に関しても対象となっていることが多く無料で修理を行ってくれる点が魅力的です。
契約時に同時加入することが条件である場合が多いため、心配であれば加入しておくことがおすすめとなっています。
修理代金については一度支払う必要がある場合が多く、キャッシュバックによって実質無料となる点には注意が必要です。
3−3.保証なしの場合の修理代金はいくら?
もし保証期間外であったり、有料サポートオプションに加入していない場合には、故障の内容にもよりますが2万円〜3万円程度の修理代金が必要となってきます。
状況によってはさらに高額となることもあるため、そういった際には機種変更してしまう方が新しい端末を利用することができるためおすすめです。
また有料オプションに加入していても、故障の対象外となるプランであった場合には保証なしと同等の修理代金がかかってくるため気をつけておきましょう。
まとめ
今回はWiMAXが故障した際のサポートや、修理までの手順について解説していきました。
保証期間内であれば無料で修理することができますが、二年目以降では基本的に修理代金がかかってくる点には注意が必要です。
また有料オプションの加入の際には、どの程度の故障まで保証されるかを確認しておくことが大事となります。
もし修理代金が高額となる際には機種代金ゼロ円で乗り換える、買い替えを行う等の方法も有効となっているため検討してみてください。