WiMAXを自宅用として使うことができるの?と疑問に思われていませんか?
結論から言うと、自宅でのメイン回線としても十分に使うことが可能です。
ただし、注意しておくべき点についても存在しているため、それぞれのメリットやデメリットに関して詳しく解説していきます。
もしWiMAXを自宅用としての導入を考えていた方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
目次
1.WiMAXは自宅用のルーターも用意されている
自宅で使うためのルーターとして、WiMAXでは据え置き型のホームルーターも用意されています。
モバイルルーターとの大きな差はアンテナの広がりやすさとなっており、家庭内のあらゆる部屋に電波が届けられるような設計となっているのが特徴的です。
ホームルーターはモバイルルーターよりもサイズが大きく、コンセントが必要となるため持ち運びには向いていません。
そのため外ではネットをあまり利用しないという人におすすめです。
同時につなぐことができる最大の台数もモバイルルーターよりも多いことがあり、家庭内の複数の端末をつなぎたい場合にも効果的です。
2.WiMAXを自宅用にする用意するメリット
自宅用としてWiMAXを用意する際のメリットに関して、それぞれどういったものがあるかについて解説していきます。
- 通信料金を節約できる
- 回線工事なしで利用できる
詳しく見ていきましょう。
メリット1.通信料金を節約できる
月々に必要となる通信料金に関して、固定回線を使う場合よりも比較的安くなることが多いため節約することができます。
特に一軒家用に固定回線を導入する場合には通信料金が高くなる傾向がありますが、WiMAXはプロバイダを経由して契約することで安く抑えることが可能です。
またスマホで使う場合にも、スマホのデータプランを料金の低いものに下げてルーターを中心に通信を行うことで節約につながります。
プロバイダでは契約時に割引のキャンペーンが用意されていることもあり、毎月かかる費用を安くしながらネット環境を使うことができます。
WiMAXの契約については以下の記事で詳しく紹介しています。
メリット2.回線工事なしで利用できる
光回線等の固定回線を自宅に導入する場合には、事前に開通させるための工事が必要となります。
しかしWiMAXの場合はホームルーター、モバイルルーターのどちらであっても工事が必要とならないため、初期費用も抑えて導入することが可能です。
また工事には通常1週間〜2週間かかりますが、こちらは端末が届いた段階で使うことができる点に関しても利便性が高くなっています。
そのためマンション等で工事をすることができない場合であっても、工事をすることなく導入することができますよ。
工事不要なWiFiについてより詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
3.WiMAXを自宅用に使う時のデメリット
自宅用としてWiMAXを導入して使う際には、固定回線と比較した場合にデメリットとなるような側面もあります。
- 固定回線とは違い制限がある
- 安定性に難がある
- 対応していないエリアがある
どういったことでデメリットが発生するかについて、それぞれを詳しく解説していきます。
デメリット1.固定回線とは違い制限がある
多くの固定回線では通信容量に関しては無制限で使うことができますが、WiMAXでは容量を超えた場合に制限にかかることがあります。
契約プランは2種類あり、ギガ放題のプランと7GBのプランです。
プラン | 月額料金 | 月々のデータ容量 | 通信制限の条件 |
ギガ放題 | 4,380円 | 無制限 | 3日以内に10GBを超える |
7GB | 3,696円 | 無制限 | 7GBを超える |
WiMAXの場合通信制限にかかってしまうと、思ったように使えない場合も出てくるので注意しましょう。
WiMAXの通信制限について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
デメリット2.安定性に難がある
WiMAXでは基地局からのデータ送受信が無線となっているため、電波が拡散したり妨害されることがあります。
それによって有線でデータを送受信する固定回線と比較した際に、安定性の面で難があることがデメリットです。
最新のWiMAXの機種ではアンテナの技術によって、旧機種よりも安定感が上がっていることが多いですが、どうしても環境の影響を受けやすいことがあります。
周囲が集合住宅地である場合や、山に囲まれた場所である場合には特に通信が安定しなくなるといったことがあるため注意が必要です。
置く場所を工夫することや、ルーターを安くレンタルしてどの程度使うことができるかを試してみることも一つの方法となっているためこちらもチェックしてみてください。
WiMAXをお試しで利用してみたいなら、弊社が運営するFUJIWiFiをぜひ一度利用してみてください。
3,200円からWiMAXを利用できて、解約金なども一切かかりません。
まずは自分の自宅でWiMAXが使えるか実際に使ってみてください。
デメリット3.対応していないエリアがある
固定回線でもそうですが、WiMAXでも対応していないエリアでは使うことができないのがデメリットです。
都市部を中心にエリア自体は拡大してきてはいますが、特に田舎や山際の地域では対応エリアに含まれていないことがあります。
こういった際には対応されるまでは使うことができず、いつ対応されるかも分からないといったことに注意が必要です。
引っ越しを行う際に、転居先がエリアの対象から外れている場合には継続して使うこともできないため解約をすることも余儀なくされます。
対応エリアに関しては、公式ホームページのピンポイントエリア判定からチェックすることができるため導入前に確認しておくことが重要です。
WiMAXがエリア外だった場合の対処法などについて詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
4.WiMAXを自宅用に用意する時の機種選びは?
自宅用としてWiMAXを用意する際の、機種の選び方について解説していきます。
こちらは利用目的がどの範囲まで及ぶかによって使い分けることで、無駄なく最適な機種を選択することが可能です。
もし外出先や出張先でも使うことを想定しているなら、持ち運びにも便利なモバイルルーターを選んでおく方が無難です。
モバイルルーターであっても、ホームルーターと遜色のない高速での通信が可能となっているため自宅でも十分に使うことは可能です。
また自宅でUSB接続やLAN接続といった有線でつないで使うこともできるため、より安定した環境下で使いたいといった際のニーズにもマッチします。
ただしもし多くの端末や多くの部屋で利用したいといった際には、ホームルーターの方がよりアンテナが強化されているため使いやすくなっています。
家庭で使うことを目的としている場合であれば、機種に関してはホームルーターでも十分でしょう。
またモバイルルーターはバッテリーで駆動させることができますが、ホームルーターは基本的にコンセントがある場所でなければ使えないことにも気をつけておきましょう。
導入を行う前に、使う目的を明確にしておくことで最適な機種選択が可能となっているため、一度自身の環境に当てはめて考えてみてください。
それぞれのルーターついて詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
まとめ
今回は自宅用としてWiMAXが使えるかどうかについて解説していきました。
現在ではアンテナや速度も進化していることから、固定回線の代用としても十分に使うことが可能です。
またモバイルルーター、ホームルーターとそれぞれ違った特徴があり、どちらが最適となるかは環境によって異なっています。
もし導入を考えている場合には、自身の利用目的に沿った機種を選ぶことが重要となっているため、こちらについても検討を重ねてみてください。