WiMAXに付いてくる電話番号の意味合いについてお調べではないでしょうか。
今回は、WiMAXを契約した際についてくる電話番号の使い道に関して、どういったものがあるのかを詳しく解説していきます。
結論からいうと使い道はauスマートバリューmineのみとなっており、他では特に必要のないものです。
ではなぜ付いてくるのかという理由も含めて、電話番号の意味合いをさらに詳しく解説していきます。
是非参考にしてみてください。
目次
1.WiMAX契約時についてくる電話番号とは?
WiMAXでは契約を行った際に、一部で電話番号が発行されることがあります。
こちらはどの契約でも付いてくるというわけではありません。
プロバイダによってついてくるものとついてこないものがあります。
契約の形式上必要となっている番号なだけであって、WiMAX単体で電話をかけることができないため、基本的には特に必要のないものです。
番号に関しては、多くの携帯電話で使われている「080」や「090」ではなく、「070」から始まる番号が使われていることでも識別することが可能です。
1−1.WiMAXに電話番号がついてくる理由
利用者には特に使い道のないWiMAXの電話番号ですが、なぜついてくるのかという理由について解説します。
最も大きな理由が、電話番号を発行しているプロバイダが契約者を管理するツールとして、使いやすいように仕分けることを目的としているためです。
こちらは端末の識別番号としての意味合いが大きく、あくまで管理を行いやすくするために付けられた番号になります。
そのためプロバイダによっては管理に番号を必要としていないことがあり、ついてくるものとついてこないものが存在している、ということです。
プロバイダ側が識別のために使うということ以外に、ほぼ意味のないものです。
2.WiMAXの電話番号を確認する方法
ルーターの電話番号を確認する方法は端末ごとに異なってきますが、簡単に確認することができるためそれぞれ紹介していきます。
- HUAWEIの「W」「HWD」シリーズ
設定の項目から情報を選択し、端末情報を開くと確認できる - NECプラットフォームズの「WX」シリーズ、「NAD11」
端末トップ画面の情報を選択し、端末情報を開くと確認できる - NECプラットフォームズの「HOME 01」
ルーターを接続したパソコンから「クイック設定Web」を開き、情報→現在の情報→SIMカード情報の順番に選択していくことで確認できる - HUAWEIの「L」シリーズ
ルーターを接続したパソコンから「Speed WiFi Home設定ツール」を開いて、接続→情報を選択することで確認できる - シンセイコーポレーションの「URoad」シリーズ、「NovasHome+CA」
ルーターを接続したパソコンで「WEB設定画面」を開いて、機器情報か端末情報を選択することで確認できる
3.WiMAX契約時についてくる電話番号の使い道
基本的にはWiMAXの電話番号の使い道はありませんが、唯一必要になる場面があります。
それは、auスマートバリューmineで申し込みの時です。
auスマートバリューmineとは、WiMAXルーターとauの携帯電話を併用することによって割引を受けられるキャンペーンのことです。
毎月の利用料金から最大で1,000円の割引が行われるといったキャンペーンとなっており、対象となる人であれば毎月の支払いがお得になるものとなっています。
スマホのプランによって割引額が増減する点、対象となるルーターの機種が決まっている点については注意が必要です。
またこちらに加入することによって、ハイスピードプラスエリアモードのオプション利用料金が無料となります。
こちらは申し込みの翌月から適用となっているため、もしキャンペーンを使ってみたいという際にはなるべく早めに申し込みを行うことがおすすめです。
基本的にはWiMAXの電話番号は上記のような使い方をしたいという方のみに使い道があるもので、それ以外の方には必要とならないことがほとんどです。
4.WiMAXで通話するにはどうすればよいか
もしWiMAXのルーターを使って通話を行うためにはどうすればよいか、その方法についてそれぞれ紹介していきます。
またどういったアプリが使えるかについても解説していきますので、こちらも参考にしてみてください。
4−1.WiMAXの電話番号に通話機能はない
通話を行う場合には、基本的に回線自体が電話に対応している必要があります。
ルーターの電話番号自体には通話機能がついておらず、回線も通常のインターネットでの使用に限られているため電話をすることは不可能です。
携帯電話端末など、電話に対応している機種を用意して、WiMAXでWiFiに繋げば通話をすることはできるでしょう。
SMS認証にも使えない
SMSとはショートメッセージのことで、端末の電話番号によってやりとりすることができるいわば簡易的なメールのような機能のことを指しています。
アプリやインターネット通販を行う際には、本人確認のためにこちらのSMSを使って認証メッセージをやり取りすることがあります。
こちらのSMS認証に関しても、WiMAXルーターの電話番号ではできなくなっている点に気をつけておきましょう。
SMS認証に関しては、携帯電話会社の電話番号であれば基本的に可能です。
もしルーターしかないといった場合には、別途認証が可能な電話番号を用意しておく必要があるという点に気をつけておきましょう。
4−2.別途通話機能のある回線を契約する
ルーターのみでは通話を行うことができないことについて解説していきましたが、こういった際には別途通話機能がある回線を契約することで使うことができるようになります。
一般的には携帯電話会社でスマホを買った際にそのまま契約しておけば、そちらで発行された電話番号を使うことで通話することが可能です。
現在は格安SIMといった安価で通話機能のあるSIMカードも発行されており、こちらと併用することで月々の料金も安く抑えて電話を使うこともできます。
こちらはインターネットを使う時にはルーターを使って、通話を行う際には格安SIMスマホで使うといった使い分け方ができる点が特徴的です。
もしあまり電話を使わない場合や、アプリで事足りているといった時にはこちらの方法で契約した方が月々の支払いを抑えることができることもあるため参考にしてみてください。
ただしこちらは通常の場合よりも通話の際の品質が落ちるといったことがあるため、不安な場合は通常契約しておく方が無難です。
4−3.SkypeやLINEなど通話アプリを利用する
現在は多くの通話アプリが提供されており、こちらではIP電話を使うことによって通話ができるようになります。
またビデオ通話等も可能なことが多く、ルーターを使った通話としては主流となってきているものです。
特に「LINE」や「Skype」といったアプリが有名で、基本的に同じアプリ同士であれば無料で通話することができるといった点も魅力となっています。
またiP電話には「050」というIP電話番号で通話するものと、アプリ間のみでの通話を行うものがある点も確認しておきましょう。
それぞれ代表的となるアプリを紹介していきます。
050番号以外のアプリ
- LINE
- Skype
- Viber
050番号でのアプリ
- 050 Plus
- LaLa Call
- SMART Talk
こちらは各アプリによって通話の品質が異なってくることがあり、それぞれ使い方も違っています。
通話したい相手が同じアプリを使っていることを条件としているもののあるため、自身が使いやすいアプリをダウンロードして通話することが重要です。
通話アプリについてより詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
まとめ
今回は、WiMAXの電話番号にはどういった使い道があるか、その意味合いや理由を中心に解説していきました。
基本的にはauスマートバリューmineを申し込む際に、ルーター契約の証明として使うことができるだけで、実際に電話としては使うことができないものとなっています。
もし電話やSMSを使いたいといった場合には、通話をすることができる回線を使うかIP電話可能なアプリをインストールしておく必要がある点に注意しておきましょう。