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Category: フリーランス

フリーランスの名刺の作り方とは?例を基本にデザインなども紹介

2019.07.24

フリーランスというのは、営業に関しても自分で行い、仕事を回していかないといけません。

その際に必要になってくるのが名刺。おしゃれな名刺に憧れる人が多いですが、その前に作り方の基本を覚えておきましょう。

  • 名刺に記入するべき内容と書き方
  • フリーランスの名刺に関しての注意点
  • 人によってデザインを変えるべき理由とその例

先に結論を言っておきますが、ひとりで活動するフリーランスだからこそ、名刺は必ず準備しておいてください。

そこでよく疑問に思われる上記の内容について、それぞれ具体的に紹介します。

フリーランスになっての名刺は人脈作りの大事なツール

まずフリーランスになったら、なぜ名刺を作っておくべきか、把握しておく必要があります。

名刺とは名前や住所など、個人情報を記したツールです。

そのため今の時代だと避ける人も少なくありません。

ところが何度も言っているように、フリーランスだと営業もひとつの仕事。

顔を覚えてもらわないと、仕事が増えていかないので、名刺を使う必要があるわけです。

名刺交換した人と久しぶりに連絡するだけでも効果大

また名刺を渡した相手に、こちらから連絡をして営業をしても問題ありません。むしろ気になる人がいるのなら積極的に連絡をとったほうが、人脈になる確率を上げてくれるのでおすすめです。

  • 名刺を見て思い出す可能性がある
  • 思い出さなくてもスキルなどを確認してもらえる

名刺交換した人はそのまま残している場合もあるので、久しぶりに連絡をしたとしても、その名刺を見て思い出してくれる可能性が十分にあります。

フリーランスの名刺に必要な記入すべき内容

フリーランスに名刺が必要なのは確かですが、中身が正しく整理できていないと効果はありません。

名刺を見てどんな人だったかイメージしてもらうためにも、以下の内容を最低限記入しておきましょう。

  • 名前と屋号
  • 顔写真やロゴ
  • 肩書き
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • SNSやWebサイトのURL

名前はもちろんですが、肩書きや屋号を書き入れていると、どのような人かすぐに把握できます。

またわかりにくい名前だと、フリガナも一緒に付け加えておいてください。名前以外の部分も重要になるので、以下で詳しく紹介します。

住所は郵送などで使う大事な項目

フリーランスであっても、そうでない人でも住所はしっかり書き入れておきましょう。それは以下のような理由があるからです。

  • 郵便物を送ってもらうのに使うから
  • 世間的に信用が下がってしまう場合があるから

仕事をしていると住所を利用する場面が多くなるので、必ず記載しておいてください。

ところが在宅ワークなどのフリーランスだと、むやみに住所を知られたくない人も、少なからずいます。

そのような人は、以下のような対処法を利用してみましょう。

  • 住所の書いていない名刺も用意して2種類を使い分ける
  • 住所貸しサービスを使って架空の住所を記載

名刺に住所を書くのに抵抗を感じる人は、ストーカーのようにプライベートで、誰かが会いに来てしまうという不安を感じていますよね。

それを防ぐために架空の住所を書いた名刺を用意し、相手によって渡す名刺を使いわけてしまえば、不安も少なくなります。

その架空の住所を作れてしまえるのが、バーチャルオフィスといわれる住所貸しサービスです。

フリーランスでも使えるので、不安なら作っておいて損はありませんよ。

電話番号は携帯と事務所など複数書いてもOK

人脈を作るために必要なものが電話番号です。これもしっかり明記しておかないと、連絡手段がなくなってしまうので忘れないようにしましょう。

書いておくべき電話番号は以下の2種類です。

  • 固定電話番号
  • 携帯電話番号

ちなみにこの電話番号に関しても、大切な個人情報というのもあり、記載するのに抵抗を感じてしまう人もいます。

あまり電話番号を載せたくないのなら、携帯電話番号だけでも問題ありません。

ちなみに固定電話番号だけ記載するのもいいですが、住所を特定されてもいい番号にしておきましょう。

メールアドレスはフリーメール以外のものを記入

フリーランスになると電話以外の連絡手段を使う場合、メールを頻繁に使うようになります。そのため名刺にはメールアドレスも、しっかり記入しておきましょう。

とはいっても無料で気軽に作れるフリーメールだと、あまりいい印象を与えないどころか、企業によってはお付き合いができない場合もあります。その理由は以下のようにかなりシンプルです。

  • 企業からのメールが迷惑メールとして認識されやすい
  • 気軽に作れるからこそ、すぐに変更する恐れがある

よくフリーメールでは迷惑メール対策がしっかり施されており、企業からのメールを間違えてスパムと判定してしまい、スムーズに連絡がとれなくなってしまいます。

またすぐに作り変えられるフリーメールは、容易に変更できてしまうので、世間一般では信用度が低いとされているのも理由のひとつです。

だからこそ独自ドメインでメールアドレスを作って、それを名刺に明記しましょう。

ウェブサイトがあるなら積極的に載せよう

フリーランスなら名刺だけでなく、ウェブサイトを使って集客している人も少なくありません。

とくにIT系のフリーランスなら、ウェブサイトを作っておくと、自分のスキルを一発で把握してもらえるメリットがあります。

もちろんIT系のフリーランス以外でも、自分のポートフォリオを掲載しておきましょう。

名刺を見た人がそれを見て、スキルを評価してもらえるチャンスができます。

顔写真やロゴなどがあればインパクト大

名刺はスキルだけでなく、どのような人だったか雰囲気を覚えてもらうツールでもあります。

そのために顔写真を名刺に貼り付けておくのが理想です。

顔写真に抵抗を感じるなら、ロゴやイラストでも問題ありません。

とにかく顔を思い出してもらうのが趣旨のため、インパクトを残すロゴやイラストを描いてもらいましょう。

SNSアカウントは本格的に使っているものを記入

SNSを使って情報発信をしているのなら、そのアカウント名やURLを名刺に記載しておくのもおすすめです。

それはWebサイトと同様で、スキルなどを把握しやすいツールのひとつだから!本格的に運用をしているのなら、積極的にアピールもしてみましょう。

ところがプライベートの内容ばかりのSNSアカウントは、逆効果になる場合もあります。

あくまで記載するのは、仕事用に使っているアカウントだけにしておいてくださいね。

フリーランスが作る名刺の忘れてはいけない3つの注意点

上記では記入するべき内容を紹介しましたが、その中でもフリーランスなら特に注意しておいたほうがいいものもあります。

  • 名前欄に書く肩書きや屋号は忘れずに明記
  • 名刺の裏面の使い方
  • 仕事の種類によって名刺を使い分ける

フリーランスは個人で活動しているからこそ、自分の事をわかりやすく表現できた名刺を作っておくべきです。

そのために上記のような注意点を、把握しておきましょう。

職種やスキルを把握できる肩書きや屋号は書き入れる

サラリーマンだとその会社のイメージによって特色が出ているので、営業がしやすいというメリットがあります。

ところがフリーランスは会社と違って、個人についてすぐにイメージできないと、顔すら思い出してくれません。

そこで名刺を見てすぐにどんな人かわかるように、肩書きを書いておきましょう。

肩書きって何?と思った人は、以下のような例を参考にしてください。

  • SEOに強いwebライター
  • デザインもできるプログラマー
  • 戦場カメラマン

サラリーマンが使う肩書きだと部長や課長といった役職が中心ですが、フリーランスだと自分がどのようなスキルがあるか、パッと見てわかる内容に変えておけばOKです。

屋号に関しても横文字を使ったかっこいい屋号ではなく、以下のような例を参考に作っておくと、イメージがつきやすくなります。

職種 屋号の例
法律系 フリーランス法律事務所
デザイン系 フリーランスデザイン会社
IT系 フリーランスエンジニア

これもどのような仕事をしているのか、すぐに把握できる内容にしておきましょう。

裏面があるなら仕事の概要も書き入れる

名刺の表側には上記で紹介した内容を書けば、すぐにイメージが付けられますが、裏面が空いているのならそれも利用しましょう。

  • 仕事の内容を詳細に書く
  • スキルをアピールするスペースにする
  • インパクトを与える内容にする

どのような内容でも問題ありませんが、最低でも仕事に関することを書き入れておくと、相手に伝わりやすくなります。

用途によって名刺を変えたほうがいい

フリーランスはひとつだけなく、複数のジャンルを掛け持ちしている人も多くいるはずです。

その場合は複数名刺を作っておき、相手に合わせて使い分けましょう。

名刺は書く範囲が狭いだけでなく、たくさん内容が書かれていると、ゴチャゴチャしてわかりにくくなってしまいます。

複数名刺を持ったほうがいいのはそのためです。

フリーランスが名刺作りに迷ったら参考にするべきデザイン例

名刺はデザインが凝っていると、誰からもらったのかイメージが付きやすく、顔も覚えてもらいやすくなります。

とはいってもどのようなデザインがいいのか、ひとりで考えるのも大変です。

そこでデザインの特徴についての例を紹介するので、参考にしてみてくださいね。

ユニークなデザインの名刺は覚えてもらいやすい

まず名刺だけでインパクトを出したいのなら、ユニークなデザインにしてもらいましょう。

とくに今まで見たことがないデザインにしていると、それだけで顔を覚えてもらえます。

  • B5サイズの名刺
  • カードゲームのような名刺
  • 思い切って形を変える

インパクトを与える方法はたくさんありますが、原則として保存しやすい形にしてください。

そうでないと保管するのが面倒になってしまうからです。

もちろんそれをわかった上で、変形させた名刺を作るとインパクトが残ります。

人によって嫌がられる可能性もあるので、そのあたりは注意しておきましょう。

内容をわかりやすくするならシンプルにしよう

逆にシンプルにしたほうがいい時もあります。

それは名刺の内容を、しっかり読んでもらいたい人の場合です。

デザインに凝りすぎると文字が読みにくくて、折角の内容が全然読まれなくなってしまいます。

例えば読んでもらいたい項目だけ大きく記載していると、つい目が行ってしまいますよね?

つまり使い分けが大切です。

デザイン関係の仕事以外ならおしゃれにする必要なし

名刺はビジネスマンにとって大事なものというのもあり、おしゃれに作りたがる人がいます。

もちろんダサい名刺より、おしゃれな名刺をもらったほうがインパクトも残りますが、無理におしゃれな名刺を作る必要はありません。

おしゃれな名刺を作るには、予算と手間がかかるからです。

大事なのは名刺を見て顔を覚えてもらう点。

これさえ守っていれば、シンプルなデザインで、わかりやすい名刺を作るのがおすすめです。

逆にデザイン系のお仕事をしているフリーランスだと、スキルを伝えるのに役立つので、おしゃれに作ったほうがいい場合もあります。

伝えたい内容によって、おしゃれにするかどうか決めてくださいね。

フリーランスは名刺をうまく活用して顔を覚えてもらおう

名刺はフリーランスにとって、顔を覚えてもらうツールです。そのため記入するべき内容を守って、伝わりやすく名刺をデザインしましょう。

そのためには肩書きや屋号など、フリーランスだとあまり使われない項目にも注目し、明記しておくとインパクトが残ります。

これもわかりやすく書くように意識しておくだけでも、名刺の質が上がっておすすめです。

複数のジャンルの仕事をしているフリーランスは、それに合わせて複数名刺を持ち歩きましょう。

名刺をひとつにまとめず、ジャンルごとにひとつずつ作るのがポイントですよ。

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