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Category: モバイルWi-Fi

モバイルWi-Fiの「LTE」とは?「WiMAX」との違いを徹底比較!

2019.09.27

モバイルWi-Fiには「LTE」と「WiMAX」の2つの形式があるのはご存知ですか?

これはどちらも通信スタイルの名称で、両者にはそれぞれ特徴があります。

この記事では、モバイルWi-Fiに用いられる「LTE」と「WiMAX」の違いを徹底比較していきます!

2つの違いについて知れば、自分に合ったモバイルWi-Fiを選べるのでより快適にインターネットを楽しめるでしょう。

auのLTE回線が使えるWiMAXの「LTEオプション」についても紹介しているので参考にしてみてください。

1.モバイルWi-Fiの「LTE」とは?

モバイルWi-Fiの「LTE」

モバイルWi-Fiには「LTE」と「WiMAX」の2つの回線があります。

まずは、モバイルWi-Fiの「LTE」について定義を知りましょう。

LTE(3.9Gとも呼ばれる)とは「Long Term Evolution」を略したもので、第三世代である「3G」の次世代の通信方式のことをいいます。

通信方式は1G→2G→3G→LTEというように世代を変えて性能が良くなってきているんですね。

現在ではLTEがスマートフォンの通信方式でも主流になっていて、「3G」よりも高速で通信できるのが特徴です。

最近ではモバイルWi-FiでもLTEが利用できるようになり、ストレスフリーで動画鑑賞やオンラインゲームを楽しめるようになりました。

1-1.「WiMAX」とは?

「LTE」と同じように通信方式の一つとして「WiMAX」という回線もあります。

WiMAXは「World Interoperability for Microwave Access」の略で、UQコミュニケーションズが提供している回線です。

「LTE」はスマートフォンでも採用されていますが、WIMAXは専用のルーターを購入することで使用できる回線となっています。

LTEと同様にこちらも高速通信が可能で、WiMAXを通して様々なコンテンツを楽しめるでしょう。

WiMAXについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

WiMAXとは?特徴や疑問点を分かりやすく解説

2.モバイルWi-Fiの「LTE」と「WiMAX」の違い

モバイルWi-Fiの「LTE」と「WiMAX」の違い

それでは実際にモバイルWi-Fiの「LTE」と「WiMAX」の両者の違いを理解していきましょう。

  • エリア
  • 通信速度
  • 電波の特性
  • 速度制限
  • プラン・料金

上記の5つの特徴をそれぞれ詳しく比較・解説します。

両方の特徴を理解しておくことで、より自分に合った通信方式を選べますよ。

2-1.エリア

まずは両者の通信方式の対応エリアの違いを知りましょう。

LTE WiMAXより広い
WiMAX LTEより狭い

LTEとWiMAXのどちらも対応エリアは広く、日本全国ほとんどの場所で接続できます。

しかし、WiMAXよりはLTEの方がさらに広いエリアをカバーしている点に注目です。

WiMAXが繋がらない場所でも、スマートフォンに採用されているLTEなら繋がることが多く、圏外になることがほとんどありません。

実際に山の中でもLTEのモバイルWi-Fiならつながった、なんて調査をしている方もいましたよ!

モバイルWi-Fiのエリアについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみると良いでしょう。

モバイルWi-Fiのエリアは必ず確認して!回線ごとの確認方法も紹介

2-2.通信速度

次に通信速度の違いについて解説していきます。

LTE 150Mb㎰
WiMAX 1.2Gbps

LTEの受信速度は150Mbps程度ですが、WiMAXだと1.2Gbpsも出るので、WiMAXの方が通信が速いといえます。

ただし、受信している場所や時間帯、端末の性能によっても速度は大きく変わるので一概には言えません。

またWiMAXの方が速い通信が可能ですが、LTEがダメということはなく、どちらも高速通信が可能です。

インターネットの通信速度の面では、両者に不満を感じることはほとんどないでしょう。

WiFiの速度を計測する方法については、下記の記事をチェックしてみてください。

WiFi通信の速度計測方法とは?3つのサイトを紹介

2-3.電波の特性

電波の特性の違いですが、そもそも「LTE」と「WiMAX」は利用している電波の周波数帯が違います。

LTEが700MHzから2.1GHzを利用しているのに対して、WiMAXの周波数帯は2.5GHzのみです。

数字だけの違いにも見えますが、周波数帯が違うと以下のように電波の特性が変わります。

  障害物 通信速度
LTE 強い 遅い
WiMAX 弱い 速い

上記のように周波数の値が高ければ高いほど高速通信が可能になる特徴がありますが、同時に障害物に弱くなってしまうのです。

一方、低い周波数は障害物の干渉は受けにくくなりますが、通信速度も低下してしまいますね。

そのため、LTEより周波数の高いWiMAXは高速通信が可能ですが、障害物に弱く、場所によってはインターネットに繋がらないこともあるでしょう。

LTEはWiMAXより通信速度は低下しますが、障害物の影響が少なく通信が安定していることが特徴です。

どちらが良いとは一概に言えませんが、WiMAXで繋がらないときにLTEを試すと安定するなど通信環境に合わせて選ぶ必要があるでしょう。

また、必ずしも周波数によって繋がらない状態になるのではなく、その他の要因にも注目することが大切です。

WiFiが繋がらない時には、下記の記事を参考にすると解決できるようになるでしょう。

WiFiが繋がらない!?そんなときに知っておくべき対処法7選

2-4.速度制限

速度制限は、一定の通信容量を超えると速度が低速になったり通信できなくなったりするものです。

速度制限の有無は、周波数帯で変わるわけではなく加入するプランによって変わります

月内7GBまでのプランもあれば、一ヵ月使い放題のプランもあるので、自分の利用環境に合わせて適切なプランを選ぶといいでしょう。

ただし、通信容量が多いプランは料金も高くなる傾向があるので、自分の予算とも相談してえらんでみてください。

例えを1つだすと、FujiWiFiでは豊富なレンタルルーターのプランを提供しており、金額も明記されているので選びやすさがあります

中には、速度制限が気になる人向けのプランもあるのでチェックしてみてください。

単月で違約金もかからないほか、7日間で500円のレンタルキャンペーンもあるのでお試しに最適です。

2-5.プラン・料金

最後に、気になる人の多いのがプランと料金の違いです。

LTEもWiMAXもプランによって料金は変動します。

通信制限があるプランは安く、大容量使えるプランは料金が高くなる傾向があるのでチェックしてみてください。

大量のデータ通信をしない人であれば、安いプランだと2,000円代から契約できるものもあるので料金を節約したいときに便利でしょう。

毎月の支払いになるので、プランと料金は慎重に決めることが大切です。

WiFiを導入するために必要な料金については、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

料金が安いWiFiの3つ選び方。比較ポイントを覚えて賢く導入

3.「LTE」のメリット・デメリット

「LTE」のメリット・デメリット

次に「LTE」のメリットとデメリットを解説していきます。

スマートフォンの通信方式でも採用されているLTEですが、メリットとデメリットを知っておくとモバイルWi-Fi選びがより楽になるはずです。

3-1.「LTE」のメリット

LTEには主に2つのメリットがあるので見ていきましょう。

  1. 通信速度の速さ
  2. 通信の安定度

メリットの1つが通信速度の速さです。

LTEは受信速度で150Mbps程度の速度を実現します。

WiMAXよりは遅くなりますが、それでも動画鑑賞やオンラインゲームをするには十分な速さといえるでしょう。

2つ目のメリットが通信の安定度です。

WiMAXは周波数帯が高いため、障害物の影響を受けやすく通信が不安定になることがあります。

しかし、LTEはWiMAXよりも周波数帯が低いため障害物の影響を受けにくいのが特徴です。

通信が安定しやすく、様々な場所でインターネットをストレスなく楽しめます。

3-2.「LTE」のデメリット

魅力が多いLTEですが、良い点ばかりではありません。

ここでは2つのデメリットを説明します。

  1. 最速回線が利用できるエリアが限られる
  2. LTEの利用容量無制限のプランがない

1つ目のデメリットは、最速回線が利用できるエリアが限られることです。

基本的に安定した通信が可能なLTEですが、エリアによって回線速度が変わり、最速で利用できるエリアは限られています。

「最速でLTEを利用したい」と考えていても、利用している地域では、最速の通信速度がでないこともあるので注意が必要です。

2目のデメリットは、現時点でLTEの利用容量無制限のプランがないことでしょう。

WiMAXではどれだけ使っても通信制限がこない無制限プランがありますが、LTEでは基本的に容量制限のプランしか提供されていません。

もし、LTEで多くの通信をしたいのであれば、最大容量のプランを選ぶようにしてみてください。

このようにLTEにはメリット、デメリットがあることがわかりましたね。

WiMAXとの違いと一緒に考えると、どちらの通信方式も使えるものがあれば便利だと思いませんか?

実は、LTEとWiMAXのどちらの通信方式が使えるプランがWiMAXから提供されているんです。

さっそく詳しく見ていきましょう。

4.auのLTE回線が使える!WiMAXの「LTEオプション」

WiMAXの「LTEオプション」

「WiMAXとLTEのどちらも使いたい」と考える方は、WiMAXでauのLTE回線が使える「LTEオプション」というプランを利用しましょう。

両者の通信方式が利用できるお得なプランです。

具体的なメリットと注意点をそれぞれ詳しく説明していきますね。

4-1.「LTEオプション」のメリット

LTEオプションのメリットは、なんといってもLTEの良さとWiMAXの良さを同時に体感できる点です。

例えば、LTE回線の方がWiMAXよりエリアが広いので、より広い範囲でインターネットに接続できます。

また、WiMAXの速度が遅いときは、LTEに切り替えて安定した通信速度を実現することも可能です。

両方の電波を使えるので、通信の不安定に困ることが少なくなるでしょう。

このように、LTEオプションを追加していれば、より快適にインターネットを楽しめることがわかっていただけたかと思います。

便利なプランなのでとてもお得ですが、注意点も忘れずにチェックしてみてください。

4-2.「LTEオプション」の注意点

LTEのメリットが感じられる「LTEオプション」ですが、注意点もあります。

  1. 料金が追加でかかる
  2. 通信制限がある

ここでは上記2つの注意点を解説するので参考にしてみてください。

料金が追加でかかる

1つ目の注意点は、月額1,000円程度の料金が追加でかかることです。

LTEを利用することで、月額の料金が増えてしまうので、その点は考慮してオプションを利用しなければなりません。

予算に余裕がない場合は、WiMAXのみのプランを選びましょう。

通信制限がある

2つ目の注意点は、LTEの通信制限がきてしまうと同時にWiMAXも制限がかかる点です。

例えばLTEオプションで月内7GBのプランを利用していたときに、7GB以上の容量を使うとLTEだけではなくWiMAXでも通信制限がかかってしまいます。

そのため、月内にたくさんの容量を使う予定の人にはおすすめできません。

このような点から、LTEオプションは7GB以内で利用することが多い人で、オプション料金を支払っても良い人におすすめと言えるでしょう。

まとめ

LTEとWiMAXの通信方式の違いについて理解できたでしょうか。

それぞれにメリットとデメリットがあり、状況によって最適な通信方式は変わります。

両方の通信方式を採用できるLTEオプションは、注意点も踏まえて利用を検討してみてください。

自分の通信スタイルや予算に合わせて適切な通信方式を選ぶことが快適なインターネット環境を整えるコツです。

ご紹介した違いや特徴を良く考えた上で、通信方式を選んでみてはいかがでしょうか。

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