「今まで普通に使えていたのに、急にWiFiが繋がらなくなった」とお悩みではないですか?
WiFiが繋がらなくなる原因はスマホ、パソコンでも共通する点が多く、基本的なことを押さえておけば解決することが多いです。
そこで今回はWiFiが思うように繋がらない時に、知っておくべき7つの原因と対処法を紹介していきます。
落ち着いてひとつひとつ試していただければ、基本的にはWiFiが繋がらないという問題は解決できますよ。
目次
1.WiFiが上手く繋がらない7つの原因と対処法
WiFiが思うように繋がらない時は、ルーターもしくは端末に原因があることがほとんど。
まずはルーターに原因がある場合をお伝えしていきます。
それでは見ていきましょう。
1-1.ルーターが原因の場合
WiFiが繋がらない時の多くは、ルーターに原因があります。
機器が故障している場合を除けば、初心者の方でも簡単な方法で対処することが可能です。
以下の4つの原因のどれかがルーターに起こっているとWiFiは上手く繋がりません。
- ルーターに一時的な不具合が生じている。
- ルーターの設定がうまくいっていない。
- ルーターの電波が届いていない。
- ルーターのアップデートがされていない。
それぞれ原因とその対処法について詳しくお伝えしていきます。
原因1.ルーターに一時的な不具合が生じている
ルーターを長時間起動していると、WiFiが繋がらなくなる可能性が考えられます。
これはルーターを長く起動した状態が続くと、サーバーへのアクセスログが溜まってしまうためです。
アクセスログが溜まったままだと処理速度が遅くなったりして、一時的な不具合を起こすことがあるんです。
対処法1.一度電源を切って再起動してみる
アクセスログを消すために、ルーターを再起動してみましょう。
またモデム (ONU)側でも同様の原因が考えられるので、周辺機器も併せて定期的に再起動を行うようにしてください。
原因2.ルーターの設定がうまくいっていない
ルーターの設定がうまくいっていないことが原因で、端末上にルーターのネットワーク名(SSID)が表示されないことがあります。
多機能なルーターには様々な設定や機能がありますが、もし接続ができないときには一度設定や機能を見直してみましょう。
対処法2.ステルス機能やANY接続の設定をチェック
以下2つの機能の設定を見直してみましょう。
機能名 | どんな機能か? |
ステルス機能 | SSIDを隠す |
ANY接続機能 | SSIDを空欄にする |
これらの機能が備わっているルーターを使うときは、機能をオンにした状態とオフにした状態とで、接続状況をチェックしてみましょう。
オフにすることで接続が安定するようなら、オフにしておくようにしてください。
原因3.ルーターの電波が届いていない
ルーターから端末への電波が上手く届いていないことが原因で、WiFiが繋がらないことがあります。
これは物体や壁の障害物に電波が遮られていたり、他の電子機器の電波の干渉を受けている可能性があるためです。
この場合はルーターの場所を変える必要があります。
対処法3.ルーターの置く場所を変えてみる
ルーターの種類によっては電波を送受信するときに、得意な方向や位置があり、場所によっては壁などの影響を受けやすいものがあります。
置く場所をWiFiに接続したい端末の近くにしたり、他の電子機器と話したりして、置く位置を変えてみてください。
原因4.ルーターのアップデートがされていない
ルーターにはファームウェアというものがあります。
簡単に言うと、ルーターを動かすためのプログラムがファームウェアというものです。
これが最新版にアップデートされていないとWiFiに繋がらない場合があります。
メーカーは不具合修正やセキュリティー強化のためファームウェアを適宜更新しているので確認してみましょう。
対処法4.ルーターのアップデートを行う
ルーターのファームウェアが原因の場合は、ルーターのアップデートを行うことで対処できます。
機器を提供しているホームページなどにアップデート方法が掲載されていることが多いので、こちらを参照に定期的なアップデートを行いましょう。
1-2.端末が原因の場合
ルーター側の設定を見直してもWiFiが繋がらない場合、スマホやパソコンなどのWiFiに繋ぎたい端末側に原因があることが考えられます。
他の端末では繋がるけど一部の端末では繋がらない、という時はその端末に原因があることが疑われるでしょう。
一時的な不具合、設定、SSIDやパスワードなどが原因の場合が多いという点では、ルーターの場合の改善策と共通していることが多いです。
また、使用端末によって詳細な対処方法は変わるので、基本的な対処方法について解説していきます。
以下の3つの原因のどれかが端末に起こっているとWiFiは上手く繋がりません。
- 端末に一時的な不具合が生じている
- 端末のWiFi設定がOFFになっている
- SSIDかパスワードが間違っている
それぞれ原因を詳しくお伝えし、対処法もお伝えしていきます。
原因1.端末に一時的な不具合が生じている
端末側でもアクセスログが溜まって、一時的な不具合が生じていることが原因で、WiFiが繋がらないことがあります。
長時間起動している時や、様々なアプリを立ち上げて多くの操作を行った時、特に起こりやすいトラブルです。
対処法1.一度電源を切って再起動してみる
一度電源を切って再起動することで、WiFiが繋がることがあります。
これは再起動時に内部のメモリーがリフレッシュされるので、一時的な接続不具合などの場合は解決できることが多いです。
原因2.端末のWiFi設定がOFFもしくは機内モードになっている
端末のWiFi設定がOFFになっていたり、機内モードの設定になっていると、WiFiが繋がらないことがあります。
スマホなどを再起動した際に、自動的にWiFi設定がOFFになっていることもあるのでこの点についても注意が必要です。
対処法2.端末のWiFi設定をONにする
端末のWiFi設定がOFFになっていたら、ONにすることで対処することができます。
ONに切り替えたときは、他のWiFiに繋がっていないか、自身が使用しているルーターが正しく認識されているかについても確認しましょう。
また機内モードになっている場合は、機内モードをOFFにすることで、WiFiに接続できるようになります。
原因3.SSIDかパスワードが間違っている
SSIDかパスワードが間違っていると、WiFiが繋がらない可能性があります。
大文字や小文字の入力ミス、間違った項目を打ち込んでいる、管理者がSSIDやパスワードを変更したなどが考えられるのでチェックしてみましょう。
対処法3.正しく入力されているか確認する
本体、説明書などに記載されているSSID、パスワードが正しく入力されているかを確認することで対処します。
英数字、大文字小文字などについては、判別が難しいことがあるので考えられるパターンを試してみましょう。
スマホをお使いでWiFiに繋がらない時の原因や対処法について詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してください。
スマホではなく、パソコンをお使いでWiFiに繋がらない時の原因や対処法について詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみましょう。
【番外編】それでもつながらない時は?
WiFiが繋がらない場合の多くは、上記の対処方法によってほぼ解決することができます。
それでも繋がらない時や頻繁に繋がらなくなる時など、接続状況が悪い場合はどうすればいいのでしょうか?
その他の原因、対処法について解説していきます。
ルーターか端末が故障している可能性も
WiFiルーターや端末は精密機器であるため、強い衝撃を加えたり、水没させた場合は故障が考えられます。
また他の電子機器の影響で基盤が破損したり、ケーブルやコネクタが断線している可能性も疑われるでしょう。
ルーターか端末のサポートセンターへ問い合わせよう
故障だと思われる場合は、ルーターか端末のサポートセンターへの問い合わせしましょう。
保証期間内であれば修理費なども安くなる可能性があるため、購入時のレシート、保証書などを準備してから連絡するようにしてください。
故障かどうか聞いてみて、故障であれば修理、もしくは新しいものを購入することも検討しても良いでしょう。
2.そもそもWiFiの初期設定で繋がらない場合
インターネット回線を開通させてもWiFiルーターの初期設定が行われていない場合は、WiFiに繋ぐことができません。
据え置き型のルーターかモバイル型のルーターかによって設定方法がことなりますので、注意してください。
そこまで難しいものではないので、説明書やメーカーのホームページなどで設定方法を確認して設定するようにしましょう。
それでも分からなければ、メーカーのサポートセンターに電話して聞いてみてください。
まとめ
WiFiに繋がらない場合の原因と対処法をたくさんお伝えしました。
せっかくWiFiを利用しようと思っていたのに、繋がらないとイライラしますよね。
当記事に書かれた原因と対処法を把握しておけば、繋がらなくなった時にすぐに対応できますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。