WiMAXのアクセスポイントモードについてお調べですね。
WiMAXには「アクセスポイントモード」という便利な機能があります。
「名前は知ってる!」という人は多くても、以下のような疑問は持ってしまいますよね。
- アクセスポイントモードを使うメリットはあるのか
- アクセスポイントモードの設定方法がわからない
そこで今回の記事では、WiMAXのアクセスポイントモードの設定方法やメリットをご紹介します。
このページを読めば、スムーズなアクセスポイントモードの設定が可能です。
ぜひ、参考にしてください。
目次
1.WiMAXのアクセスポイントモードとは?
アクセスポイントモードは、光回線やADSLといった固定回線とクレードルを接続させてWiFiアクセスポイントとして使う方法のことです。
アクセスポイントとは、有線LANと無線LANを相互に切り替えるポイントを指します。
WiMAXには、主に2つのモードを選ぶことが可能です。
- ルータモード
- アクセスポイントモード
ルータモードは、通常時のモバイルWiFiとしてWiMAXに接続されている状態のことです。
つまり、アクセスポイントモードは「固定回線を無線化するための方法」といえます。
1-1.クレードルとは?
クレードルは、スタンド型の拡張機器のことです。
主に、3つの機能をもっています。
- WiMAXルーターの充電
- WiMAXと通信機器の有線接続
- 無線LANスポット化
外観はフィーチャーフォンで使用していた卓上充電スタンドのような形をしていて、デザインはシンプルである場合がほとんどです。
WiMAXルーターの機種によって専用のものを採用していて、手に入れるには契約時に同時購入するかUQアクセサリーショップなどで購入する必要があります。
クレードルを使うことで、アクセスポイントモードへの切り替えが可能です。
もっと詳しく知りたいという人は、「WiMAXにクレードルは必要なし!特徴や必要性を徹底解説!」をご確認ください。
2.WiMAXのアクセスポイントモードを使うメリット
WiMAXのアクセスポイントモードを使うメリットは、大きく2つあります。
- WiMAXの通信料が節約できる
- ルーター代わりに使える
アクセスポイントモードはクレードルを購入する必要があるのでデメリットのように捉えられることもありますが、上手く活用すると節約につながったり便利にネットを使えたりするのです。
では、アクセスポイントモードを使うメリットを下記から詳しくみていきましょう。
2-1.WiMAXの通信料が節約できる
WiMAXの通信料を節約できることが、アクセスポイントモードのメリットです。
自宅でアクセスポイントモードで固定回線を使うと、外出先でしかWiMAXを使いません。
普段忙しくて外出先でインターネットを使う機会が少ない人なら、WiMAXのプランを「ギガ放題」ではなく「7GBプラン」へ変更することもできます。
すでに有線LANの固定回線があるなら、アクセスポイントモードの活用がおすすめです。
2-2.ルーター代わりに使える
ルーター代わりに使えることも、アクセスポイントモードのメリットです。
アクセスポイントモードを活用すれば、インターネット環境さえあれば簡単に無線通信を利用することができます。
たとえば外出先のビジネスホテルに有線LANしかなくても、WiMAXルーターとクレードルがあればスマホやパソコンを無線で接続できるのです。
ほかにも、LANポートがないノートパソコンやタブレットでも、インターネットに接続させることができます。
古い通信機器を使っている人や宿泊が多い人は、アクセスポイントモードが使えると便利です。
3.WiMAXのアクセスポイントモードの設定方法
WiMAXのアクセスポイントモードの設定方法を、以下の状況別にご紹介します。
- 自宅のネット回線を使う場合の設定方法
- ビジネスホテルで使う場合の設定方法
- ルーターモードとアクセスポイントモードとの切換方法
基本的にはどの場所で使うときでも、方法はほとんど同じです。
ただし、利用するWiMAXルーターやクレードルによって設定方法が少し異なる場合もあるので、詳しくは説明書を参考にしてください。
それでは、下記から順に詳しく解説していきます。
3-1.自宅のネット回線を使う場合の設定方法
自宅のネット回線を使う場合の設定方法です。
- クレードルの電源用USB端子にACアダプタを接続する
- 電源プラグを100Vコンセントに差し込む
- LANケーブルで自宅のルーターとクレードルを接続する
- WiMAXルーターの電源ボタンを約3秒以上押して電源を入れる
- WiMAXルーターを「APモード」にする
- クレードルの充電用USBコネクタにWiMAXルーターを挿す
WiMAXルーターをAPモードにするには、ホーム画面から「設定>システム設定>クレードル設定>モード設定」とタップしてください。
3-2.ビジネスホテルで使う場合の設定方法
ビジネスホテルでアクセスポイントモードに設定する方法です。
- クレードルの電源用USB端子にACアダプタを接続する
- 電源プラグを100Vコンセントに差し込む
- LANケーブルでビジネスホテルのルーターとクレードルを接続する
- WiMAXルーターの電源ボタンを約3秒以上押して電源を入れる
- WiMAXルーターを「APモード」にする
- クレードルの充電用USBコネクタにWiMAXルーターを挿す
ビジネスホテルによってはすでにWiFiを整備している場合もありますが、セキュリティを重視するのであればアクセスポイントモードを活用したほうが良いでしょう。
3-3.ルータモードとアクセスポイントモードとの切替方法
固定回線との接続とWiMAXとの接続は、クレードルの装着や取り外しによって切り替わります。
ただし、WiMAXルーターの設定も必要です。
機種によって設定方法は少し異なりますが、クレードル装着時は「APモード」、クレードル取り外し時は「ルータモード」を選択します。
なお、機種によっては「アクセスポイントモード」ではなく「ブリッジモード」と呼んでいることもあるので設定時に混乱しないように注意してください。
まとめ
今回の記事では、WiMAXのアクセスポイントモードの設定方法やメリットをご紹介しました。
これまでお伝えした内容です。
- アクセスポイントモードはWiFiアクセスポイントとして使う方法
- WiMAXには「ルータモード」と「アクセスポイントモード」の2つのモードがある
- クレードルは契約時やUQアクセサリーショップなどで購入できる
WiMAXのアクセスポイントモードを使えば、通信費を節約できます。
自宅やビジネスホテルなどで使えるので、クレードルを購入するか迷っている人は是非検討してみると良いでしょう。