- 他社への乗り換えを検討している
- あまり使用しなかったり環境に合わなかった
などの理由で契約中のモバイルWi-Fiの解約をお調べではないでしょうか。
解約を考えているものの、どういった流れでどのようなものが必要となるのか分からない場合には不安になるものです。
今回はそんな方に向けて、モバイルWi-Fiの解約を行うための方法についてのガイドラインを紹介していきます。
違約金はどれくらいかかるのか、また解約を行う際に注意すべき点は何かについても紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
目次
1.キャリア別!モバイルWi-Fiの解約方法ガイド
ご契約されているモバイルWi-Fiのキャリアによって解約をする手順や方法は変わってきます。
そこで主要な上記5社について、それぞれ解約を行う手順について説明してきますので、もし迷われている方は参考にしてみてください。
1-1.Softbankの場合
SoftbankのモバイルWi-Fiを使用されている方に向けて、その解約方法を説明していきます。
- 近くのSoftbankストアでの解約手続きを行う
- 本人確認書類、印鑑、モバイルWi-Fiやレンタル機器があれば持参する
- 契約から2年以内か更新月以外で解約を行う場合は、9,500円が必要となる
概ね上記のような流れで解約の手続きを行います。
更新月以外での解約では違約金が発生することがあるため、契約を行ってどれくらいの期間使用を続けているかを把握しておく必要性がある点に注意しておきましょう。
また分割払いで残りがある場合には、残り代金を一括で支払わなくてはいけない点にも気をつけておきましょう。
1-2.Y!mobileの場合
Y!mobileでは、
- 店頭で解約を行う方法
- サポートセンターへ解約の旨を通知した上でモバイルWi-Fiを返送する方法
の2種類の解約法が存在しています。
それぞれについて流れを紹介します。
『店頭での解約方法』
- Y!mobileショップで解約手続きを行う
- 本人確認書類、印鑑、モバイルWi-Fiやレンタル機器があれば持参する
- プランと契約期間によって違約金が発生することがあるため確認して用意する
『サポートセンターでの解約方法』
- カスタマーセンターへ電話連絡を行い、解約の旨を伝える
- オペレーターの指示に従って手続きを進める
- モバイルWi-Fiを準備して返送を行う
利用状況に合わせた方法で解約しましょう。
Y!mobileを解約するときには9,500円の違約金がかかります。
ただし、2年以上利用している場合でベーシックプランへ変更申し込みをすることで、違約金が免除されます。
また、機種変更と同時にベーシックプランへ変更しても免除となるように変わりました。
詳しくは、Y!mobile公式サイトの「契約解除料一覧」をご覧ください。
1-3.docomoの場合
docomoのモバイルWi-Fiを利用している際には、ドコモショップのみでの解約が可能となっています。
まず近くにあるショップを検索するところから始めましょう。
続いて、解約の手順について流れを説明していきます。
- 「docomo UIMカード」を持参してお近くのドコモショップへ向かう
- 「docomo UIMカード」がない場合は、本人確認書類とネットワーク暗証番号を準備しておく
- 事前に来店予約をしておくとスムーズに解約手続きが行える
- ショップ店員の指示に従い、手続きを進めることで解約可能
- 更新月以外で解約を行う際には違約金9,500円が必要となる
以上の手続きで解約できるはずです。
1-4.auの場合
auのモバイルWi-Fiを利用している際は、auショップのみでの解約が可能となっています。
お近くのauショップを事前に調べておくことでスムーズに解約手続きを進めて行くことが可能なため、マップなどで調べておくようにしましょう。
続いて解約の手順について説明して行きます。
- 本人確認書類と印鑑を持参した上で、auショップで手続きを行う
- 旧料金プランで更新月以外での解約には9,500円の違約金が必要となる
- 新料金プランで更新月以外での解約には1,000円の違約金が必要となる
- 本人以外でも委任状などを用意すれば代理人による解約が可能
auのモバイルWi-Fiに関しては、レンタルではなく買い取りとなるため返却する必要がありません。
1-5.WiMAXの場合
WiMAXを解約する方法は、
- 電話で解約の連絡を方法
- 書面を郵送することによる解約を行う方法
の2つの方法が存在しています。
他のモバイルWi-Fiでは店鋪で行う方法がありますが、WiMAXでは不可となっている点に注意しておきましょう。
それぞれの解約手順について説明していきます。
『電話での解約方法』
- 契約者自身でカスタマーサポートへ電話解約の連絡を行う
- オペレーターから本人確認があるため、生年月日や住所、電話番号を控えておく
- 手順に沿って解約手続きを進めることで、即日解約が可能
『書面での解約方法』
- 必要書類をホームページからコピー、または資料請求し、記入を行う
- 郵便ラベルを貼付けて郵送することで無料で解約を行える
- 記入漏れや記入ミスがあると返送されるため注意が必要
WiMAXの解約金は提供しているプロバイダ毎によって違いがあります。
高いものですと30,000円程度かかるなどの可能性もあることから、プロバイダ毎の解約金については必ず確認しておきましょう。
WiMAXの解約金について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ここまで、モバイルWi-Fiの解約方法について解説してきました。
次は、解約するときの注意点も確認しておきましょう。
2.モバイルWi-Fiを解約するときの注意点
お使いのモバイルWi-Fiの解約を考えている場合には、注意しておくべき点が5つ存在していますのでそれぞれ説明していきます。
- 更新月以外の解約は違約金が発生する
- 解約月は日割り料金にならない
- 端末代の支払いが残っている場合は一括支払い
- 解約するとキャッシュバックは受け取れない
- 解約できる日にちにも注意しておく
計画的に解約を行わないと損をすることがあるため、一度こちらについても確認してみてください。
注意点1.更新月以外の解約は違約金が発生する
多くのモバイルWi-Fiのプロバイダでは、2年契約、3年契約などの期間契約を結び、更新を行う月以外での日に解約を行うと違約金が発生することがあります。
それぞれの目安をわかりやすいように表にまとめてみました。
プロバイダ名 | 契約年数目安 | 違約金目安 |
Softbank | 2年契約 | 9,500円 |
Y!mobile | 2年契約 | 9,500円 |
docomo | 2年契約 | 9,500円 |
au | 2年契約 | 9,500円(旧プラン) 1,000円(新プラン) |
WiMAX | 3年契約 | 約1〜3万円 |
FUJI Wifi | 契約期間の縛りなし | 解約金なし |
違約金はプランによってその額が大きくなることがあるため、事前に更新日を確認しておくことが重要となります。
弊社が運営しているレンタルWiFiサービスのFUJI Wifiでは、契約期間や違約金などが発生することはありません。
もし短期でモバイルWi-Fiを試してみたい、長い契約だと不安があるなどの場合にはぜひチェックしてみてください。
注意点2.解約月は日割り料金にならない
モバイルWi-Fiを解約する場合には、月の半ばであっても日割り料金が計算されることなく請求される点に気をつけておきましょう。
なるべく解約月の限界まで使用してから解約を行う方がお得となりますが、スムーズに解約を終えられるか不安がある場合には早めに手続きを行っておきましょう。
特に解約月の初日に手続きを行っておけば安心です。
注意点3.端末代の支払いが残っている場合は一括支払い
分割などでモバイルWi-Fiを導入している場合は、支払いが残っていないかについても注意が必要です。
もし支払い途中の場合は、残りの代金を一括で支払う必要性があるため、違約金とは別途に用意しておかなければいけません。
もし端末の代金で未払いなどがある場合は、一括で支払わなくてはいけないことに気をつけておきましょう。
注意点4.解約するとキャッシュバックは受け取れない
解約を行うと、期間満了時に申請をすることで受けることの出来るキャッシュバックのキャンペーンが無効となり受け取れなくなります。
もしもうすぐキャッシュバックを受け取れる期間がある場合には、解約を急がずに期間が訪れるまで契約を継続しておいた方が結果的に料金が安く済む場合があります。
料金などの計算を行ってお得な方を選択するようにしましょう。
注意点5.解約できる日にちにも注意しておく
更新月において解約可能な日が、必ずしも月末だけではない点に注意が必要です。
こちらは各プロバイダによって20日まで、15日までなど解約日が指定されていることがあり、その日を過ぎてしまうと違約金が発生することがあります。
事前に解約可能な日について調べておくことで対処できるため、ご自身で契約を行ったプロバイダとの内容について調べておきましょう。
3.違約金をかけずにモバイルWi-Fiを解約する方法
モバイルWi-Fiの解約を行う際に、違約金をかけない方法があります。
- 更新月に解約をする
- 初期契約解除制度を使う
- 乗り換えキャンペーンを使う
上記3つに分けて解説していきますね。
方法1.更新月に解約をする
主に2年、3年と言った契約を行うプランでは、更新を行う月に解約を行うことで違約金が発生しなくなります。
期間満了で更新の可否を選ぶというタイミングなため、こちらでは続けて使用を行わない場合には無料での解約が可能です。
方法2.初期契約解除制度を使う
契約から8日以内であれば、初期契約解除制度によって違約金を発生させることなく解約することが可能です。
こちらは事務手数料のみ必要となりますが、他にかかる料金はすべて返還されるためもし8日以内で解約したい場合には利用してみましょう。
方法3.乗り換えキャンペーンを使う
乗り換えの際に、新たに契約する会社で違約金の支払いを代わりに行ってくれるキャンペーンもあります。
こちらはキャッシュバックという形となりますが、実質解約時に必要となる違約金を無料として活用することが可能です。
モバイルWi-Fiの乗り換えについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
4.手元に残ったモバイルWi-Fiの使い道
購入して返却の必要がなくなったモバイルWi-Fiも、新たな使い道で活かすことが可能です。
もし手元にモバイルWi-Fiが残っている場合は、以下の方法を試すことによって有益なものとなるためすぐに捨てずに一度検討してみてください。
4−1.格安SIMを使って活用
新たに格安でのSIMを利用することで再び使用することが可能です。
SIMロックがかかっている一部キャリア専用のモバイルWi-Fiの場合は、対応するSIMを差し込むことで利用することが出来るため可能であれば試してみてください。
格安SIMを使ってモバイルWi-Fiを利用する方法については以下の記事も参考にしてください。
4−2.買い取りなどを活用して処分する
買い取り業者やリサイクルショップ等で、店頭へモバイルWi-Fiを持ち込むことで現金に変えることができます。
またフリマアプリやオークションなどで販売することができれば、店頭よりも高い値段で売れることもあるため都合の良い方を試してみてください。
まとめ
今回はモバイルWi-Fiを解約する際に、必要となる事項や注意すべきポイントについて説明していきましたがいかがだったでしょうか。
更新をする月以外では違約金が発生することがポイントとなっており、計画的に解約の手続きを進めることで損をすることなく解約することが可能です。
また各キャンペーンやレンタルを活用していくことで、さらにお得に新しいモバイルWi-Fiのプロバイダへの乗り換えや移行などが行える点も念頭に入れておきましょう。