これまで使えていたのに、急にモバイルWi-Fiが繋がらなくなってお困りではないでしょうか。
急に繋がらなくなると故障を疑うなど不安になりますよね。
そこで、今回はモバイルWi-Fiが突然繋がらなくなった時に考えられる主な原因とそれぞれの対処法について以下4つに分けて詳しく解説していきます。
- 速度制限
- 接続台数が多い
- 契約料金の未払い
- 故障している
原因に合わせた対処をすれば、繋がるようになるはずです。
さっそくそれぞれ確認していきたいところですが、簡単に改善できる状態かもしれませんのでまずは以下の方法を一度試してみてください。
目次
1.モバイルWi-Fiが繋がらない時はまずこれを試す!
簡易的な確認や対処で繋がらない状態から復旧できる可能性があります。
- モバイルWi-Fiを再起動する
- スマホやパソコンを再起動する
- 利用場所を変える
- 機内モードを確認する
まずは上記4つを試してみてください。
すぐ試すこと1.モバイルWi-Fiを再起動する
まずはモバイルWi-Fiを再起動してみましょう。
モバイルWi-Fiの内部で、メモリの不具合やログの蓄積によって一時的なエラーが発生している可能性があるからです。
特に長時間起動させて放置している場合に起こりやすいので注意してみてください。
再起動の方法は、電源を一度落として、しばらく待った後再度電源を入れるだけです。
簡単な方法ですが、再起動するだけで繋がらない状態から復旧できる可能性が高いので、まずは再起動を試してみると良いでしょう。
すぐ試すこと2.スマホやパソコンを再起動する
次に、モバイルWi-Fiに接続しているスマホやパソコンを再起動してみましょう。
スマホやパソコンなどのモバイルWi-Fiに接続している端末の方でも、モバイルWi-Fiと同様の原因でエラーが発生している可能性があるからです。
再起動をすることによって一度リフレッシュし、再度接続を試してみてください。
メモリ等の一時的な不具合が原因であった場合は、この方法によって接続状況が改善する可能性があります。
すぐ試すこと3.利用場所を変える
モバイルWi-Fiや接続端末の再起動でも改善しないときは、利用場所を変えてみましょう。
電波の状況が悪い場所にいることが原因で、モバイルWi-Fiが正常に電波を受信できず繋がらなくなっている可能性があるからです。
集合住宅などの場合は、他の電波との干渉や、障害物が多く電波が届きにくい環境なので、様々な場所で接続テストをしてみると良いでしょう。
部屋にいる場合は窓際などの外に近い方が、基地局の電波を受信しやすくなります。
すぐ試すこと4.機内モードを確認する
最後に、モバイルWi-Fiと接続端末のどちらも機内モードになっていないかを確認してみましょう。
モバイルWi-Fi、もしくは接続端末などで機内モードに設定されていることが原因で、アンテナが電波を受信できない状態になっている可能性があるからです。
機内モードはすべての電波の受信をシャットアウトする設定のため、繋がらない状態を意図的に引き起こしてしまいます。
設定から簡単な操作で機内モードになっていないか確認できるため一度確認してみましょう。
ここまで紹介した上記の方法を試してみて、それでも繋がらない場合は以下の原因と対処法をチェックしてみてください。
2.モバイルWi-Fiが繋がらない4つのその他原因と対処法
WiFiがネット接続できない時に考えられるその他の原因と対処法を4つに分けてご紹介します。
- 速度制限
- 接続台数が多い
- 契約料金の未払い
- 故障している
原因1.速度制限
速度制限にかかっていることが原因でモバイルWi-Fiに繋がらなくなっている可能性があります。
速度制限中でも利用すること自体はできますが、メールの送受信やウェブサイトを閲覧する程度でも通信が遅くなるでしょう。
受信環境によっては全く繋がらないこともあるため、速度制限にかかっていないか確認が必要です。
対処法1.契約している容量を確認する
もし契約しているプランが容量の少ないプランの場合、頻繁に速度制限が起こるようであれば他の大容量プランへの切り替えなども検討する必要があります。
モバイルWi-Fiの端末などから今月の使用状況を確認して、契約しているプラン容量と照合してみましょう。
契約中のサービスに大容量プランが無い場合は、他のサービスへ乗り換えるのも一つの方法です。
WiFiレンタルサービスの「FUJI WiFi」であれば、格安料金で大容量の通信にも対応しているプランが豊富に用意されています。
自分に合ったプランを選べて1ヶ月単位でレンタルできるので、お試しで利用してみても良いでしょう。
原因2.接続台数が多い
モバイルWi-Fiに接続している台数が多いことで、インターネットに繋がらなくなっている可能性があります。
接続台数が増えることによって使用できる電波が分散されるため、結果として一台当たりに対する速度が遅延する傾向にあるからです。
遅延がひどくなれば、インターネットへの接続が難しくなるので繋がらない状態に陥ってしまうでしょう。
モバイルWi-Fiの接続可能台数の上限に近い数を接続している場合は、特に注意が必要です。
対処法2.利用していない機器のWi-Fiをオフにする
なるべく利用していない機器のWiFi接続をオフにすることで、一台当たりに対する通信状況や速度が改善することがあります。
接続したまま待機させているだけでも混線の原因となりやすいため、モバイルWi-Fiで接続されている台数を確認してみましょう。
また、2〜3台程度であれば通信速度が落ちることはほとんどありませんが、環境によっては影響することもあるためオフにしてみてください。
原因3.契約料金の未払い
契約料金が未払いになっていることが原因で、WiFiの接続をストップされている可能性があります。
支払方法を口座引き落としなどにしている場合は、残高が不足していないかについても注意が必要です。
未払いが続いた場合などは強制的に解約されるなど、一層不利益な事態を招くことがあります。
そのため、自分に合った料金プランを選択しておくと良いでしょう。
対処法3.契約料金を支払う
未払の場合は、契約料金を支払うことで改善できます。
支払方法を口座引き落としにしている人は、指定している口座に十分な額が入金されているか確認をしましょう。
また振り込み用紙がポストなどに届いてる場合もあるため、郵便物のチェックもしてみてください。
もし毎月の支払いが大きくお困りの際は「FUJI WiFi」で提供されている格安のルーターレンタルサービスをおすすめします。
ご利用のデータ通信量に合わせて豊富なプランが低価格で用意されていることから試しやすいのが特徴です。
初めて契約するときは不安もありますが、1ヶ月単位でレンタルできるので活用してみてください。
原因4.故障している
モバイルWi-Fi自体が故障していることが原因で繋がらなくなっている可能性があります。
モバイルWi-Fiの端末は精密機械のため、落下などの物理的な破損や、基盤の損傷、断線などによって故障してしまいやすいからです。
画面の表示が異常な時なども故障を疑ってみましょう。
また水没や高熱などにも注意が必要となるため、原因に心当たりがあれば修理に出すことを検討しましょう。
対処法4.修理に出す
モバイルWi-Fiのカスタマーセンターに問い合わせるか、お近くの取り扱い店で修理を依頼してみましょう。
この時、自身でモバイルWi-Fiを分解してしまうとサポートを受けられない可能性があるため、そのままの状態で修理に持ち込むようにしてください。
購入時のレシートや保証書なども準備しておくと保証が受けられたりと、修理代金を抑えられる可能性があるでしょう。
ここまで、モバイルWi-Fiが繋がらない時の対処法をお伝えしました。
しかし、モバイルWi-Fiを室内で使っている時は別の原因で繋がらなくなってしまっている可能性あります。
次は、室内でモバイルWi-Fiが繋がらない時の原因と対処法についてもチェックしていきましょう。
3.室内でモバイルWi-Fiが繋がらない2つの原因と対処法
室内でモバイルWi-Fiを利用している時にネットに繋がらなくなる原因は以下2つが考えられます。
- 受信しにくい場所にいる
- 接続先が違う
原因と一緒にその対処法について解説するので参考にしてみてください。
住居は壁に囲まれているため、特に外部からの電波を受信しにくいということをまず覚えておきましょう。
原因1.受信しにくい場所にいる
モバイルWi-Fiの電波は室内でも電波を受信しやすい場所、電波を受信しにくい場所があります。
窓際や外に近いほど基地局からの電波を受信しやすく、壁や障害物などの多い部屋、住居の中心部では外部からの電波を受信しにくいのが特徴だからです。
この場合は接続環境を良好に保つための対策が必要となるため、その対処法について解説していきます。
対処法1.利用場所を変える
室内で、最も電波を受信しやすい位置を探る必要があります。
なるべく外に近く、壁などの薄い位置、また高い位置の方が基地局の電波を受信しやすくなる傾向があるため、室内の環境を考えながら様々な位置で接続テストをしてみましょう。
またモバイルWi-Fiから接続している端末までの距離が離れすぎないように注意して行うことが重要です。
モバイルWi-Fiの設置場所について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
対処法2.リフレクター(パラボラリフレクター)を使う
環境的に場所の移動が難しい場合には、リフレクター(パラボラリフレクター)の導入を検討してみましょう。
リフレクターは基地局からの電波が逃げていかないように集めて電波の感度を高められるものです。
アルミホイルなどを使って自作することもできますが、アンテナの通信品質を最大限に高めるためにはリフレクターを購入する方が良いでしょう。
モバイルWi-Fiのアンテナを立てるための方法を詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
対処法3.クレードルを使う
クレードルを導入することで電波環境を改善できる場合があります。
クレードルとはスタンドタイプの拡張装置のことで、スタンドに端末を置く事で充電できる他、LANケーブルでクレードルと接続したい機器を繋げることで、無線の回線を有線で使用することができます。
これによって安定した通信速度を確保することができる、といったメリットがあります。
モバイルWi-Fiのクレードルについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしましょう。
対処法4.ホームルーターを使う
ホームルーターを利用すれば、家庭内でも安定した通信品質を保てる可能性があります。
ホームルーターとは、固定回線から無線の電波を飛ばすもので、モバイルルーターよりも広い範囲に電波が飛ばせる他、高速通信を実現してくれるものです。
室内ではホームルーター、出先ではモバイルルーターなどの使い分けをすることでより快適な通信環境を保てるようになるでしょう。
原因2.接続先が違う
誤った接続先を指定していることによって、WiFiが繋がっていない可能性があります。
自身で他のWiFiに接続したことがあると、WiFiが電波の良いものに自動的に切り替えられることで、自身が意図しないWiFiが指定されてしまっていることがあるからです。
したがって、接続先が違うときは設定をやり直す必要がでてきます。
対処法1.設定をやりなおす
接続先が違っていた場合は改めて設定をやり直しましょう。
ルーターの背面や取扱説明書に書かれているSSID、パスワードを改めて認識させて、正しく入力することで接続します。
また他のWiFiを認識している場合は自動接続されないように設定しておくことも重要となるため、一度そちらについても確認してみましょう。
ここまで、室内でモバイルWi-Fiが繋がらないケースについて解説してきました。
対処法を試して、それでも繋がらないときは根本的な原因が隠れている可能性があります。
次の項目でチェックしてみましょう。
4.根本的な原因でWi-Fiが繋がらなくなっている可能性も
モバイルWi-Fiに限定せず、以下4つの原因によって繋がらなくなっている可能性が考えられます。
- Wi-Fiの接続が切れている
- OS側の設定が変更されている
- 接続端末にWi-Fi機能がない
- 回線が混線している
WiFiが繋がらなくなる原因には、スマホ、パソコン、モバイルWi-Fiで共通する点が多くあります。
基本的な原因を取り除くことで解決する可能性があるので、心当たりが無いか確認してみましょう。
WiFiが繋がらなくてお困りの方は、下記の記事もチェックしてみてください。
まとめ
今回はモバイルWi-Fiが繋がらない時の原因と対処法について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
様々な原因が考えられるため、それぞれ確認していき、どうしても繋がらない場合はメーカーサポートに問い合わせてみると良いでしょう。る
また、「FUJI WiFi」ではレンタルによって安定したWiFiを格安で利用することができるため、ご自身の環境に合ったルーターやプランを探してみるのもおすすめです。
繋がらない時は、原因を見つけてそれぞれの原因に合った対処法を試すことで繋がるようになるはずですので、ご紹介した原因と対処法を参考にしてみてください。