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自宅にWiFiを設置する方法!置く場所や初期費用も詳しく紹介

2019.09.04

「WiFiを設置したいけどやり方が分からない!」と悩んでいませんか。

WiFiの設置って専門的なことが多くて分かりづらいですよね。

難しいと感じる方も多いWiFiの設置ですが、基本をおさえておけば意外と簡単に設置できます。

ここでは、WiFiの設置方法やWiFiを設置する前に知っておきたいWiFiの基礎知識を分かりやすく解説していきます。

初心者の人でも、専門の用語も補足しながら設置方法を紹介しているので参考にしてみてください。

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1.WiFiを設置するメリットと注意点

WiFiを設置するメリットと注意点

気軽にWiFiへ接続できるモバイルWi-Fiを持ち歩く人を街中でも見かけたことはないでしょうか。

WiFiを利用することで得られるメリットは以下の3つです。

  1. 生活がより便利になる
  2. 配線がスッキリする
  3. スマホ代を節約できる

持ち運びできるモバイルWi-Fiの普及によって、WiFiによるインターネットの利用がより便利になりました。

電波を飛ばして接続するため配線も少なく、電波が届く範囲ならいつでもインターネットを楽しめます。

また通信量を減らしてスマホ代の節約になる、通信制限の心配がないなど多くのメリットが得られるのです。

ただし、WiFiを設置する上で注意してほしい点もあります。

以下の2つの注意点を知っておきましょう。

  1. 通信が安定しないときがある
  2. セキュリティレベルを強化する工夫が必要

無線で接続するWiFiは、電波を利用していることから電波環境の影響を受けやすく安定しない可能性があります

壁や遮蔽物などの障害物や、WiFiへの接続台数が多いときには特に顕著に現れるでしょう。

また、パスワードの管理をしなければ、不正アクセスによって勝手に情報を盗み取られたりしてしまいます。

場合によっては端末を悪用されてしまう可能性も。

定期的なソフトウェアの更新やWiFiの名前やパスワードの変更でセキュリティレベルを強化する工夫も考えてみてください。

WiFiについて詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してください。

【初心者向け】WiFi(ワイファイ)とは?わかりやすく徹底解説

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2.設置前に知っておきたいWiFi用語

WiFi用語

WiFiの設置方法をチェックする前に知っておきたい用語が2つあります。

  1. WiFiルーター
  2. インターネットの回線

説明でも上記2つの用語はよく出てくるので、それぞれの意味について理解しておきましょう。

2-1.WiFiルーターとは

WiFiルーターとは、スマホやPCなどの機器とWiFiを接続してくれる通信端末のことです。

インターネット接続に必要な電波をWiFiルーターで飛ばし、スマホやPCで受信することで簡単に接続できます。

またWiFiルーターは、通販サイトや家電量販店で購入でき、小さな部屋で使うコンパクトなものから、一軒家でも使える高性能のルーターまで様々な種類があります。

目的に合わせたWiFi環境を整えるためにも詳しく見ていきましょう。

2-2.インターネット回線の種類

インターネット回線とは、インターネットを繋げるために必要な通信網のことです。

インターネット回線が自宅に通っていないと、スマホやPCをネットに繋げることはできません。

ここでは、インターネット回線に使われる代表的な4つの種類は以下の通りです。

回線の種類 概要 最高通信速度
光回線 光ファイバーを利用した回線 2Gbps
ADSL 電話線を利用した回線 基地局との距離によって通信速度が変わる
CATV ケーブルテレビを利用した回線 300Mbps
モバイルルーター 携帯キャリアなどの回線 1Gbps

それぞれ上から順番に詳しく見ていきましょう。

種類1.光回線

光回線は通信速度の速いインターネット回線の1つで、光ファイバーと呼ばれる「離れた場所まで光を届ける情報伝達法」を利用してデータを送信している回線です。

回線によっては、最高通信速度は2Gbpsまで出るものも。

bpsとは「bit per second(ビット・パー・セカンド)」の略名で、1秒あたりのビット数を表しています。

ビット数が多ければ多いほど大容量のデータ通信ができるため、通信速度が気になる人はbpsに注目してみるのがおすすめです。

bpsの前の単位はK・M・Gが使われ以下のように使われます。

  • 1Kbps=1,000bps
  • 1Mbps=1,000Kbps
  • 1Gbps=1,000Mbps

上記の表示ではK→M→Gの順で大容量のデータ通信が可能です。

例えば、高画質の動画鑑賞や、オンラインゲームのプレイで必要なビット数は100Mbpsです。

100Mbpsよりも20倍の速度の2Gbpsが確保されている光回線は相当速いことがわかるでしょう。

光回線については以下の記事もご覧ください。

光回線でWiFiを使おう!基礎知識と料金が安くなる契約方法まとめ

種類2.ADSL

現在は光回線が主流ですが、一昔前は「ADSL」の利用者が多くいました。

ADSLは固定電話などに使う電話線を使ってインターネットに接続する回線形式です。

ちなみに、回線のスタート地点である基地局から家までの距離でも通信速度が変わり、距離が遠いと速度が遅くなることもあります。

速度は平均すると10Mbps程度が目安のため、大容量で通信をする今の時代にADSLの利用は向いていません

種類3.CATV

CATVはケーブルテレビの回線を利用したインターネット回線です。

最高通信速度は300Mbpsまで出ますが、光回線と比べると遅く、速度の安定性も良くありません

インターネットサイトを見るくらいであれば問題ありませんが、動画の鑑賞やオンラインゲームのプレイでは、不安がありこちらもおすすめしません。

種類4.モバイルルーター

光回線などの固定回線と違って、持ち運びが可能で開通工事も不要のインターネット回線が「モバイルルーター」です。

契約さえすれば、ルーター1つで無線インターネットに接続できます。

ルーターによっては、1Gbpsを超える通信速度も実現できるので安心です。

光回線に比べると通信速度は遅くなりますが、モバイルルーターは家の外でも中でも気軽に使えるので、人気が高い選択肢の1つです。

モバイルルーターについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

モバイルWi-Fiとは?仕組み・メリット・契約手順もチェック!

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3.WiFiを設置する方法

WiFiを設置する方法

それでは、自宅にWiFiを設置する方法を説明していきます。

WiFiを設置するには

  1. インターネット回線
  2. WiFIルーター

上記の2つを準備しなければいけません。

インターネット回線がすでに自宅にある方は、WiFiルーターを準備するだけで、WiFiの設置は完了できるので簡単です。

WiFiルーターは通販サイトや家電量販店で購入でき、ルーターを専用のケーブルで契約したインターネット回線に繋げればWiFiを利用できます。

まだ自宅にインターネット回線が準備できていなければ、インターネット回線を設置することから始めましょう。

光回線などの固定回線であれば、自宅に業者を呼んで工事をする可能性もあります。

モバイルルーターであれば、契約すれば通信端末1つでインターネットに繋げられるため、固定回線より楽に設置できるでしょう。

WiFiの工事について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

自宅でWiFiを利用するための工事の内容は?工事不要の方法も紹介

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4.WiFiを設置する費用の目安

WiFiを設置する費用

WiFiの設置費用は、月額2,000〜5,000円程度が目安です。

費用を抑えたい人は、キャンペーンや割引などを含むプランを見つけるとよいでしょう。

プロバイダごとそれぞれ比較してできるだけ自分好みのプランを見つけてみてください。

WiFiの料金について詳しく知りたい人は、以下の記事を確認してみましょう。

料金が安いWiFiの3つ選び方。比較ポイントを覚えて賢く導入

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5.WiFiを設置する場所

WiFiを設置する場所

WiFiルーターは設置場所によって、通信が安定したり不安定になったりします。

  • WiFiを設置するのに適している場所
  • WiFiを設置するのがNGの場所

正しい設置場所を見つけるためにも上記の2点について知っておきましょう。

5-1.WiFiを設置するのに適している場所

WiFiを設置するのに適しているのは「周りに物がなく部屋全体に電波を飛ばせる場所」です。

WiFiが発している電波は、家電製品の電波との相性が悪いものがあります。

また布やカバー、棚や水槽など電波を遮るものがあると回線が安定しないことも。

よくWiFiを使う場所に電波が届くよう置き場所を工夫していく必要があるでしょう。

WiFiの通信速度が安定するルーターの設置場所選びには2つのポイントがあります。

  1. できるだけ自宅の中心に置く
  2. できるだけ高い場所に置く

最適な場所を見つけるためにもそれぞれ見ていきましょう。

ポイント1.できるだけ自宅の中心に置く

まず1つ目のポイントが、できるだけ自宅の中心に置くことです。

WiFiの電波は円形状に広がります。

WiFiルーターの電波は円形状に広がる

そのため自宅の中心にルーターを置けば、家の隅々まで電波が広がりやすくなるのです。

自宅の角や端っこにルーターを設置してしまうと、反対側の角や端の方でインターネットに繋がりにくくなるので注意しましょう。

どの部屋でもインターネットに繋がりやすくなるので自宅の中心に置くことを意識してみてください。

一か所でしかインターネットを使わないという人は、できる限りインターネットを使う機器がある近くに置くのもよいですね。

ポイント2.できるだけ高い場所に置く

2つ目のポイントは、できるだけ高い場所に置くことです。

電波は障害物があると届きにくい

WiFiは障害物があると、電波が届きにくくなります。

そのため、障害物に邪魔されにくい高い場所に置く必要があるのです。

大体1~2m辺りの場所を選んで置くだけでも電波の強さが変わることが多いので、ぜひ試してみてください。

部屋の中心への設置や、設置場所の高さを求めると選択肢が狭まります。

困ったときには、実際に設置しながら一番良さような場所を見極めるといいでしょう。

このように、部屋の中心に置く、高さを考えるという2点を意識すれば快適にWiFiを利用できるのです。

5-2.WiFiを設置するのがNGの場所

反対に、WiFiを設置してはいけない場所を知っておきましょう。

先ほど述べた「WiFiを設置するのに適している場所」から考えると、WiFiを設置するのがNGな場所は「家の隅で低い場所」ということになります。

同じルーターを使っても、家の隅で低い場所に設置すると、インターネットの安定性や速度が変わるので注意してくださいね。

また、水槽の近くであったり、他の家電製品のすぐ近くなども電波が上手く届かない要因になります。

WiFiの電波は水中を通り抜けずらいですし、他の家電製品と電波干渉を起こす恐れもあるからです。

できるだけ周りに何もないところを選ぶほうがいいでしょう。

どうしてもWiFiの電波が届かないときには、中継機を利用して接続範囲を広げる方法が効果的です。

次の項目から詳しく見ていきましょう。

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6.WiFiの中継器を設置する場所

WiFiの中継器を設置する場所

家が広い場合や、部屋が多い場合などは中継器を使って、WiFiの接続範囲を広げられます。

中継機とは、WiFiの電波が弱いときに電波の範囲を拡大するために使われる機器のことです。

中継器の最適な設置場所はWiFiルーターと同じく、部屋の中心で高い場所であれば問題ありません。

ただし、WiFiルーターと近い場所に置いても意味がないので、ルーターとWiFiに接続したい機器の中間地点辺りに置くと良いでしょう。

また、ルーターによってはアンテナがついていることもあるので、中継機を使わなくてもアンテナの向きを変えるだけで通信速度が安定する可能性があります。

中継機を用意する前に試してみてください。

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7.WiFiを設置した後の設定方法は?

WiFiを設置した後の設定方法

WiFiを設置した後に必要になる設定は、SSIDとパスワードの入力などです。

WiFiのルーターに書かれているSSIDとパスワードをWiFiに繋ぎたい機器に設定すれば、WiFiに接続できます。

そこまで難しい操作ではないので、契約した会社から送られてくる設定手順が書かれているものを良く読んで設定するようにしましょう。

WiFiの接続方法がわからなくて困った時には、以下の記事を確認してみてください。

誰でも簡単にできる!WiFiへの接続方法を1から解説

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まとめ

WiFiを設置することに関するまとめ

WiFiルーターの設置方法や、インターネット回線の種類などについて説明してきました。

説明だけ読むとWiFIの設置は難しく感じますが、実際にやってみるとすぐに設置できます。

自分のインターネットを使う目的や予算に合わせてWiFiの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

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